貝殻で書いた love song
此処に来ると何時も君を思い出す
恋人との会話
友達同士での約束
退屈そうに眺めていた授業
僕が君と歩くことはなかったけれど
どの思い出も君についての事で
僕に向けられた笑顔は無いけれど
コロコロ変わる君の表情を見るのが好きでした
君のいなくなった教室
何だか急に色褪せて
君の出ていない授業
何も手に着かなくて
人魚になってしまった君に届いて欲しいと
砂浜に書いた二文字が波に融けて行き
大分冷たくなった風が涙を拭ってくれます
季節も変わろうとしているのに
僕の心はあの時のままです
また来年此処に来ます
そしてまた君の思い出を語ろうと思います
end