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新人ネクロマンサーの日常  作者: 骨スキー
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プロローグ

小説書くのって難しいですね!

ここはクガセ王国の辺境地マール


私の名前はマイン 農家生まれの長女です!


今日はマールに住む15歳の少年少女が職業、通称ジョブを神から与えられる日で私も楽しみにしてる。


辺境地なので今日授かる人の数は少ないけどそれでもドキドキするものだ。


なんて言っても両親と一緒に住めるかどうかが決まるからね、戦闘職と生産職では仕事内容が違うので住む場所が分けられているからね。


もちろん私の両親のジョブは農家だ。

場所は分けられていても会えないことはないのだが


毎日家族と会えないのが私にとっては辛すぎるので神様お願いします!生産職!できれば両親と同じ農業系のジョブを授けてください!


そんなわけで楽しみなような嫌なような日が来てしまった。


朝日が登り始める頃、子供達は礼拝堂の前に集められ、1人ずつ呼ばれて職業を授けられる。


私は歩くのが遅かったので一番最後だ。

みんなだいたい思い思いの職業に就けて満足そうだ。聞いた中ではあまり戦闘系はおらず生産系ばかりだったので、私も少し安心しつつ呼ばれるのを待っていた。


礼拝堂から私の前にいた子が入っていき、少し経って出てきた。

「マイン!俺農家だったぜ!お前も農家だったらいいな!」

「うん!ここ最近毎日神様にお願いしてたし大丈夫なはず!ドキドキするけど行ってくるね!」

「おう!行ってこい!」


さあ、私の番だ。名前を呼ばれたので礼拝堂に入った。優しそうな礼拝所の神父様がいて、この人が神様と私の仲介をして私に授けてくれるらしい。


「マイン、其方に職業を授ける。其方の職業は…ネクロマンサーだ。」

「え?ネクロマンサーですか?」

「うむ、其方が戸惑うのもわからなくはないが神託は絶対だ。これから其方はネクロマンサーとして生きるように、冒険者ギルドからの通達が1週間後に来る。それまでに戦闘職区へ移動できるように準備しておくように」

「わ、わかりました…」


なんでよりによって私が戦闘職なんだ…

しかもネクロマンサーなんてお母さんが聴かせてくれる怖い話でしかほとんど聞いたことないよ。


深夜に出歩くとゾンビや、スケルトンを作り出すネクロマンサーがいて、見つかったらゾンビにされるっていう定番のやつで、聞かされた日から1ヶ月くらいは怖くて深夜にトイレも行けなくなってしまったよ…

まさか怖がらせる存在になってしまうなんて、、


いや、私は誰も怖がらせないから!!

たぶん!大丈夫!できるよね…?


私1人で考えてもラチが開かないしお父さんとお母さんに相談だー!



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