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枕の下に 希望の上に(8)

良能レイオフ

同化する獣は

いつしか

同質性の中で踠く

自らを異質だと言い

全て違うのだと言う

普通である事を

認定する基準が狭まり

普通である事は

特殊な物となる

まるで

どっかの漫画みたいだ




幽霊過ぎ去る

誤解の雄蕊

中心止まり

風姿の雌蕊

ソルティドッグを

右手に

悪態の薄利

風呂敷広げて

物を乗せて

包む事すら出来ず

くだらない物が多いと宣ふ

くだらない命の方が

多いのかもしれない

規律と大切さは

不可侵だから




打ち出した綿毛の種は

借りて来た猫と

肩を組んで

道化師になる事を

望んでいる

数年前までは戯言で

今では

のっぴきならぬ

事実の空間

鏡の世界は実在していて

鏡を除けば

自らの後頭部が映る




心緒に別の生命体

同一個体でありながら

分身を管理する

作れなければ

使えない獣は

使えなければ

作れないと思われる

それを逆手に取って

復讐をしては

それを餌にして

社会の食物連鎖を形成する

新生面という旗の元で












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