表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/103

幕間?《座談会をしよう(6)》

これから話は急展開。

と言うことで、毎度お馴染み座談会です。


最終局面直前、どんな話が繰り広げられるのでしょうか。


紫音「と言うわけで、いよいよクライマックス突入おめでとう座談会を始めるぞ~♪」


一同「「おぉ~!」」


ハル「……あれ?」


奈美「どうしたのよ、ハル?」


ハル「いや……蒼井が居ないなって思って?」


剛彦「そう言えばそうねぇ。誰か知らない?」


柚子「…………今日は粗大ゴミの日ですね」


一同「「出したのっ!?」


柚子「嫌ですよ皆さん。冗談です、冗談…………くすくす」


一同「「……冗談……かな?」」


柚子「蒼井さんなら、今ジャスティスの皆さんを出迎えてます」


奈美「へ~、葵達も参加するんだ」


紫音「何せよクライマックスだ。奴らにも最大の見せ場だからな」



 しばらくし、蒼井と共にジャスティスの面々が入室する。


美園「本日は、お招き頂きありがとうございます」


千景「別に招いてません」


美園「ぐっ……」


剛彦「まあまあ千景ちゃん、その辺でぇ」


千景「……仕方ないですね。人物紹介をカットしたお詫びに、参加を許可しますよ」


ジャスティス一同「「何だってっ!?」」


千景「今更紹介するタイミングもありませんし、設定はお蔵入りですね」


葵 「そ、そんな…………私の過去とか本家と姉さんの因縁とか……全部カットだなんて」


爺様「ほっほっほ、これも世の流れじゃ。諦めるんじゃな、お嬢」


一同「「誰?」」


爺様「………………実はかなり前から登場していたんじゃがのう」


美園「変態エロ爺です。一応ジャスティスの職員ですので、連れてきました」


奈美「ああ、美園さんが最初の頃電話してた相手ですね」


美園「ええ。一度で良いから座談会に出たいと、泣きつかれたので」


蒼井「苦労しているようだな、ご老体」


爺様「お主も……若いのに大変じゃのう」


コレ「とにかくだ、これで参加者は全員揃ったかな」


千景「そうですね。では、早速始めるとしましょうか」




 ~クライマックス?~


ハル「でもどうして急に話が展開するんですか?」


奈美「そうよね。私達最近何もやってないし」


剛彦「違うわよぉ。何もやってないことを、やってたのぉ」


奈美「??????」


千景「私達が活動してなかった事で、事態が大きく動いたんです」


美園「…………残念ながらその通りです」


コレ「新政府の政策の一つに、事業仕分けというモノがあるのだが……」


爺様「何と儂ら正義の味方まで、仕分けられてしまったんじゃよ。ほっほっほ」


美園「お陰で私達は大幅な戦力ダウン。……考えただけでも頭が痛いです」


ハピネス一同「「……ご愁傷様です」」


美園「何を無責任な。こうなった原因は、貴方達にもあるんですよ」


紫音「何のことだ?」


コレ「君たち悪の組織が活動をしてなかったからね。……私達も仕事が暇だったんだよ」


爺様「そこに目を付けられてしまったんじゃ」


葵 「そうよ。姉さんが馬鹿みたいに暴れてれば、こんな事には……」


奈美「八つ当たりは止めてよ。私だって暴れたかったのを、我慢したんだから」


ハル「……というか、葵の発言はどうなんだ。正義の味方として……」


剛彦「まあ、そんな事情で正義の味方は大幅戦力ダウンしたのよぉ」


柚子「でも全国の悪の組織が一斉にお休みするなんて……変ですよね」


蒼井「どうせこの女が何かやったんだろ」


一同「「まさか、いくら何でも……」」


千景「ふふ、さぁてね」


一同「「(この女、やりやがった……)」」


千景「そんな感じで、世の中は大きく動きました」




 ~これから?~


紫音「大体の状況は分かったが、これからどうなるのだ?」


奈美「正義の味方が弱った今、勝負を挑むんですよね?」


千景「そう行きたいところですが、残念ながら現実は甘くはありません」


美園「当然です。弱ったとは言え、私達はそう易々とやられはしません」


コレ「仮にも最強の正義の味方だからね」


剛彦「だからぁ、私達らしくもっと小ずるい手を使うのよぉ」


ハル「と言うと?」


千景「詳しくは本編で。まあ、大した事はしませんがね」


葵 「貴方がそう言うと……何だか安心できません」


蒼井「気を付けろよ。この女、まさかの直接対決カットとかやりかねんからな」


ジャスティス一同「「それだけは勘弁を」」


柚子「切実ですね……」


千景「まあ、流石に私もそこまではしません。……ドクターは後で校舎裏に来なさい」


一同「「……ご愁傷様」」


蒼井「貴様ら~、他人事みたいに言うな!」


一同「「いや、他人事だから」」


蒼井「ちくしょ~、ぐれてやる~」




 ~最後に~


紫音「そろそろお開きかな」


ハル「そうですね。次からはいよいよ、最終決戦って訳ですか」


奈美「えっと、今までの話からすると、次は事業仕分けですか?」


千景「いえ。次からは、正義の味方が弱体化した状態で再開します」


剛彦「事業仕分けが終わった状態って事ねぇ」


コレ「本当なら事業仕分けの話もあったのだが」


美園「正義の味方弱体というオチが出てしまいましたからね」


葵 「今回の幕間でその部分を補うと言うことで、カットになります」


蒼井「まあ堅苦しい話をしても仕方ないからな」


柚子「……………………」


ハル「ん、どうした柚子?」


柚子「……この座談会は本筋に関わってくるんですよね」


千景「そうなりますね」


奈美「何か問題あるの?」


柚子「幕間は読み飛ばしても問題ない、サイドストーリーですよね」


紫音「そうだな」


柚子「でもこの話を飛ばすと、次の話で正義の味方が弱体化した理由が分かりませんよね」


蒼井「まあ、そう言うことになる」


柚子「これ、幕間って言っても良いんでしょうか?」


一同「……………………………あっ」


 暫くお待ち下さい。



紫音「で、では、今回のタイトルに?を付けるという事で」


一同「「異議な~し」」


千景「丁度話も纏まったところですし、今回はこの辺で締めるとしましょう」


美園「いよいよ直接対決ですか……。手加減はしませんよ」


爺様「一行決着にならないことだけを、祈るとするかのぅ」


ハル「では、最後の座談会は、これにて終了となります」


一同「「お疲れ様でした~」」




と言うわけで、タイトルに?を付けました。

本来本編で書くべき話なのですが、事業仕分けがどうしてもお堅い話になってしまうので、この様な形を取らせて頂きました。

幕間を飛ばしている読者の方は、申し訳ありません。


章管理はしてませんが、次の話から最終章に突入します。

果てしてどの様な結末を迎えるのでしょうか……。


これを投稿する時点で、ラストまで書き終えております。

なので、これから投稿ペースを上げます。

予約掲載機能を使いまして、毎日同じ時刻に投稿致します。


これから全て続き物の話となります。

どうぞ最後まで、お付き合い頂ければ幸いです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ