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基地の改修いたします(3)

基地の改修とは名ばかりの、ハルと奈美の休日話です。

ロスト・ボールでの二人の奮闘ぶりをご覧下さい。


 朝の非常招集から、時計の針が丁度一回り。

 夜の闇が辺りを包み込む中、改修工事は急ピッチで進められていた。

 巨大ライトに照らされ、まるで昼間のような明るさを見せる作業現場。

 作業は順調なようだ。


「頑張るわねぇ。これって夜通し続けるんでしょぉ」

「その予定ですよ」

 工事の様子を、地下基地から見つめるローズと千景。

 司令室の巨大スクリーンには、アパート周辺に設置されている、

 防犯カメラの映像が、十数個映し出されていた。

「信用できる業者とはいえ、油断は出来ませんからね」

「分かってるわぁ。ローテーションで監視を続けてるわよぉ」

 ローズの言葉に頷く千景。

 基本的に楽天家が多いハピネスだが、この二人は違う。

 社会の裏、人の闇などを知り尽くしている。

 こんな二人がいるからこそ、ハピネスは活動出来ていると言える。


「……そろそろ戻りましょう。今後の作戦について、少し話したいです」

「いいわよぉ。それじゃあぁ、監視よろしくねぇ」

 了解です、と返事をするハピーを残して司令室を後にする。

「それにしてもぉ、ハルちゃん達はどうしてるかしらねぇ」

「ふふ、それが、なかなか面白いことになっているようですよ」

 悪戯っ子の様に千景は微笑んだ。





 夜の闇が深くなるに伴い、その街は輝きを増していく。

 ロスト・ボールもすっかり戦闘準備が整っていた。

 店内・スタッフの準備は既に終わり、後は開店を待つだけとなっている。

「さて、それじゃあ今日も始めるけど、準備は出来てるね」

「「はい」」

 ママの問いかけに、スタッフの返事が揃う。

 その返事にママは満足そうに笑みを浮かべて頷く。

 開店前のミーティング。

 スタッフが並ぶ正面に、ママとハル、奈美が立つ。

「今日は強力な助っ人がヘルプに入るよ。一応自己紹介してもらおうかね」

 ママが隣に立つハルを促す。

「え~、今日一日働かせてもらう、御堂ハルです」

「ハルちゃ~ん。久しぶり~」

「相変わらず可愛いわ~」

「抱いて……むしろ抱かせて~」

 馴染みのスタッフからラブコール。

 それらを軽くスルー。

「皆さんの邪魔をしないよう頑張るので、よろしくです」

「「よろしく~」」

 熱烈な歓迎を受け、ハルの挨拶は終わる。

「それともう一人、裏方を手伝って貰う子さね」

「は、初めまして。早瀬奈美と申します」

 緊張した様子の奈美。

 そんな彼女を凝視するスタッフ。

「ねえママ。この子、ひょっとして」

「察しの通り、正真正銘の女の子さね」

 ママの言葉にザワザワとスタッフに動揺が広がる。

 当然と言えば当然の反応。

 男だけの場所に、一人女が紛れ込んでいるのだ。

「みんなの気持ちも分かるけどね、少し落ち着きな」

 スタッフを落ち着けるようにママ。

「この子はね、ハルと友達以上恋人未満の関係なのさね」

「ちょ、ちょっとママ」

「いいから、ここはあたしに任せなさいな」

 ハルを制すると、なおもママは続ける。

「奈美ちゃんは、自分の知らないハルを知りたい一心で、ここにいる。

 女の身で、受け入れられない事も覚悟で。あんたらにそれが出来るかい?」

 静まるスタッフ達。

 開店前にテンションが下がった事に、不安を感じるハル。

 だが、

「それに、だよ。あたしらの可愛い妹分(・・)の甘酸っぱい恋愛を、

 あたしらの手で応援してあげたいじゃないかい」

 ママの言葉に再びざわつくスタッフ達。

「普通の恋愛に縁の無かったあたし達だけど、憧れはあるよね。

 どうだい、あたし達の分までこの二人が幸せになる手助けをしてやらないかい」

「「きゃぁぁぁぁぁ」」

 黄色……ではない野太い悲鳴が響いた。

 スタッフ達は顔を赤らめ、手を頬に添え乙女のように悶える。

「ママ……私、応援しちゃう」

「私もよ。ハルちゃんの恋、絶対に成就させてみせるわ」

 私も、私もと次々に賛成の声が挙がる。

「みんな……いい子達だよ。それじゃあ、今日も気合い入れて行こうかね」

「「おー!」」

 テンションは、まさに最高潮。

 ハルと奈美は完全に置き去りにし、ロスト・ボールは開店を迎えた。



 この日のロスト・ボールは凄まじかった。

 ハルの復活を何処で聞きつけたのか、お客の数は普段を遙かに超え、

 それをもてなすスタッフは、テンションMAXで、接客にも熱が入る。

 普段は短い時間しか登場しないママも、今日は開店からフル登場。

 裏方の皆様も、素晴らしい仕事ぶりでフロアを完全サポート。

 まさしく、大盛況であった。


「ふぅ~。流石に疲れたな」

 控え室に戻り、ソファーに倒れ込むハル。

 勢いで衣装の裾がまくれ上がるが、直す気力も残っていない。

 もう早朝になろうかという時間になって、ようやく一息つけた。

 後一時間ほどで閉店時間。

 開店からご指名続きで、休憩もろくに取っていない。

 このまま寝てしまいたい程の疲労感が、ハルを襲っていた。

「おやおや、だらしない格好だね」

「ママか。指名はもう無いだろ。少し休ませて……」

 もう指名は終了の時間だ。

 ハルがフロアに呼ばれることは無いはず。

「休ませてあげたいのはやまやまなんだけどね。

 悪いが、最後の一仕事を頼まれて欲しいんだよ」

 ママの言葉に、ハルは気怠そうに体を起こす。

「閉店までは、俺はママの店のスタッフって約束だろ。……やるよ」

「あんたは本当にあたしの自慢の妹分だよ」

 嬉しそうな顔をするままに、ハルは少し照れる。

「んで、接客だよね」

「五番テーブルで待ってるよ。相手は一人。接客はハル一人で頼むよ」

 正直体はきつかったが、限界ではない。

 何よりママの頼みは断りたくない。

「少し格好を整えるよ。……五分で行く」

「そうしてくれると助かる。こういう店は初めてだから、しっかり持てなしてあげな」

 控え室のドアが閉まり、後にはハルが残される。

 何にせよ仕事は仕事。

 気持ちを切り替え、全身サイズの姿見で手早く身支度を整える。


 黒髪ロングのウイッグは、ハーフアップにセット。

 青のパーティードレス風の衣装を、手で軽く整える。

 化粧は……不本意だがノーメークなので直しは不要。

 鏡で自分の姿を確認し、

「問題なし、だな。……さて、行きましょうか」

 女の子のようににこりと微笑み、客が待つフロアへと向かった。




 完璧な不意打ちだった。

 最後の最後に、予想の出来ない事態が訪れた。


 指名された席に辿り着くと、そこには、

「お待たせ致しました…………お客様(・・・)

「は、ハル……」

 真っ赤な顔で椅子に座る奈美が居た。


「それで、どうして奈美さんがここにいるのですか?」

 動揺を抑え、接客スタイルを崩さず尋ねる。

「あのね……ママと約束してたの……」



 時は少し遡り、ママと奈美の密談シーン。



「率直に言うよ。奈美ちゃん、今日ここで働いてみないかい?」

 唐突にママが切り出す。

「わ、私がですか。無理ですよ、経験もないですし」

「そこはあたしがしっかり仕込むから心配する必要はないさね」

「でも……」

 奈美は決断が出来ない。

 こういう店で働くのは抵抗があるのだろう。

「それに、ここで働けばハルの女装姿が見放題だよ」

「ハルの女装が……見放題……」

 ぐらりと心が揺れる。

 そして、それを見逃すママではない。


「もちろん報酬も払う。お金でも良いんだけど。

 そうさね……。閉店までの一時間、お客としてハルを独占するってのはどうだい」

「えっ」

「ハルは売れっ子だから、普通はなかなか指名できないよ。

 それに今はこの店から離れてる。こんなチャンス、滅多にないと思うけどね」

「それは……確かに」

 ママの提案は、奈美にとってはお金よりも価値のあることだった。

 メイド喫茶の葵と同じ立場になれるのだから。


「奈美ちゃんはハルのことが好きなんだろ」

「ど、どうしてそれを」

「気づかないと思ってるのかい。だてにママなんてやってないよ」

 奈美は黙り込んでしまう。

「その気持ちを邪魔する気はない。かといって、積極的に応援するのも違う。

 あたしは、ちょっとした切っ掛けと機会を用意するだけさね」

「??」

「ハルには奈美ちゃんが知らない事が沢山ある。この店でのこともそうさね」

 ママの言葉に奈美は頷く。

 奈美はハピネスに来てからのハルしか知らない。

 過去のことを聞く機会も今まで無かった。

「お客とスタッフが何を話すのかは自由だよ。……悪くない話だと思うけど」

「凄い嬉しい話ですが、一つ聞いてもいいですか」

「いいよ」

「どうしてママはそこまでしてくれるんですか。私とは殆ど面識が無いのに」

「あんたを気に入ったからだよ」

 ママの答えは単純明快だった。

「ハルはあたしの、いやあたし達の可愛い大切な妹分だ。

 そしてあたしはあんたが気に入った。だから少しだけ応援したい。それだけさね」

 優しく微笑むママ。

 暖かく包み込む、母親に様な包容力に、奈美は少し涙ぐむ。

「ふふ、それじゃあ今日はよろしく頼むよ」

「はい……ママ」

 二人はハルの元へと戻るのだった。



 舞台は再び現在、ハルと奈美に戻る。



「という約束があったの」

 奈美が説明を終える。

 もちろん、ハルが好きの件はぼかしてある。

「とても感動的なお話ですけど……リアクションし辛いですね」

 ハルは困った。

 奈美が葵にここまで対抗心を持っているとは、想像していなかった。

 姉妹の間に何が、と考えてしまう。

「ごめんね。勝手に盛り上がっちゃって……。迷惑だったよね」

 落ち込んだように顔を伏せる奈美。

 それがプロとしてのハルを呼び戻す。

 お客を落ち込ませるなど、この店ではあってはならない。

 洗練された動作で、素早くカクテルを作る。

「経緯はどうであれ、今の奈美さんはお客様です。精一杯お相手させて頂きますわ」

「ハル……怒ってないの?」

「ええ。それでは、乾杯をしましょう。この素晴らしい時に」

 優雅な動作でグラスを渡すと、自分のグラスと合わせる。

 キン、と澄んだ音が暗い空気を振り払う。


「色々話したいことがあるの、聞きたいことがあるの」

「私は何処にも行きません。慌てず、ゆっくりとお話ししましょう」

 ハルの言葉に、嬉しそうな笑顔を浮かべる奈美。

 口の渇きを潤すためカクテルを一口。

「これ、凄い美味しい」

「ありがとうございます。私自慢の、オリジナルカクテルなんです」

「お代わりしてもいい?」

「もちろんです。好きなだけ飲んでくださいね」

 手早く次のカクテルを用意する。

 その間に、裏方から料理とおつまみが運ばれてくる。

「ハル、これって食べても良いのかな」

「ええ。ゆっくり食べて、飲んで、話をして、楽しんでください」

「それじゃあ一緒に食べようよ。私だけじゃない。ハルも一緒に楽しもう」

 奈美の言葉に一瞬ハルは驚いた表情を見せ、

「……そうだな」

 仮面を外した本心の言葉で答えた。



 話したことは、本当に何でもない話だった。

 子供の頃のこと、学生時代のことなど過去の話。

 好きな食べ物や趣味など、身の回りの小さな話。

 そんな何でもない話でも、奈美は嬉しそうに聞いていた。

 図らずもハルは、奈美の一番の望みを叶えていたのだ。


 そんな奈美の幸せな時間も、終わりを告げる。

 ロスト・ボール閉店の時間だ。

 既に奈美以外の客は帰ったようで、入り口で盛大なお見送りが行われている。

「時間か……。奈美、時間だよ」

 隣に座る奈美に声を掛ける。

 が、返事がない。

 その代わりに、奈美が体をハルに預ける。

「奈美?どうかしたか?」

 それでも返事はない。

 不安に思ったハルは、奈美の肩に手を置き、顔を見る。

 真っ赤な顔に、焦点の合っていない目。ふらふらと揺れる頭。

「お前まさか……酔ってる?」

「ん~、なぁに言ってるのぉ。れ~んれん、酔ってらいよ~」

 完全に泥酔していた。

 ハルは自分の愚かさを呪う。

 客の酔い加減を見て、悪酔いさせないよう気分良く帰って貰う。

 プロとして初歩的なことを、完全に失敗した。

「いくら楽しかったとはいえ、これは俺のミスだな」

 内心舌打ちをする。

「は~る~。いっしょにいれよ~」

 呂律の回らない奈美が、ハルの腰に抱きつく。

 いつもの馬鹿力ではないが、無理に引き離すわけにもいかず、ハルは動けなくなった。

「お前がこんなに酒に弱いとは思わなかったぞ」

 作ったカクテルは女性用。アルコール控えめの軽い酒。

 奈美が飲んだのも、精々五、六杯。

 それでこんなに泥酔するだろうか。


「おさけ~?のんれないよ~」

「何言ってるんだ。さっきカクテル飲んだだろ」

「あれお酒らったんだ~。ジュースかろ思った~。初めれのんらよ~」

「初めて?」

「らって~、わらし未成年らよ~」

「…………あぁぁぁぁぁ、忘れてたぁぁぁぁ」

 ハルの絶叫が店内に響く。

 思い出した。

 ミスコンの時、確かに司会の親父は言っていた。

 奈美は十六才だと。


「えらいことをしてしまった……」

 知らぬ事とは言え、未成年に酒を飲ませてしまった。

 ハルも未成年だという突っ込みは、この際スルーする。

 青ざめるハルに、

「何やら大変な事になってるようだね」

 救いの女(?)神はやってきた。

「ママ、俺やっちゃった」

「済んだことは悔いても仕方ないよ。それより、責任は取るんだろうね」

「そ、そうだ。やっちゃった以上、男として責任を取って結婚を……」

 そうとうにテンパっていた。

「結婚~?ハル、わらしと結婚してくれるの~?」

 本能なのか。

 正常な思考が出来ない状態でも、奈美は嬉しそうにハルの胸に頬ずりする。

「少しは落ち着きなさいな。幸いマズイ症状は出てないようだしね」

 奈美の様子を確認し、ママが言う。

「水を飲ませて、吐き気があれば全部吐かせる。喉を詰まらせないよう注意しなよ」

「うん」

「後は寝かせてやるのが一番さね。ただ、店にはゆっくり寝れる場所がないんだよ」

「一応、俺がとってあるホテルの部屋があるよ」

「近くかい?」

「電車で十分くらい」

「直ぐに車を呼んでやるよ。……ちょいと、大至急車を用意しておくれ」

 ママは近くのスタッフに指示を出す。


「ごめんママ。手伝いに来たのに迷惑かけて」

「そんなことは気にするんじゃないよ。充分過ぎるほどあんたは働いたよ」

 優しくハルの髪を撫でる。

「今はこの子の事だけを考えてあげな」

「そうだね。……奈美もごめんな」

 謝るハルに、

「ろうして謝るの~。わらしね~今日ろっても楽しかったんらよ~」

 子供のような笑顔を見せる奈美。

「そういうことさね。あんたはこの子に一番のご褒美をあげたんだよ」

 ママの言葉に、ハルは少しだけ楽になった。

「さあ車が来る前にさっさと着替えてきな。その格好じゃアレだろ」

「そうだね。奈美、直ぐ戻ってくるから、ちょっと待ってて」

「は~い」

 奈美のハグから解放されると、控え室に直行。

 超特急で着替えをすます。

 

 二人の元に戻ると、

「いいタイミングだよ。丁度車が来たところさね」

 ママがお姫様抱っこした奈美を、ハルへと渡す。

 奈美はすっかり眠ってしまったようだ。

「おんぶは楽だが、嘔吐の危険性が増すからね。

 ちょいときついかも知れないけど、このまま運んであげな」

「分かったよ」

 ハルは奈美を抱っこしながら、出口へと向かう。

「それとハル。分かってると思うけど、寝ている間に状態が急変することは良くあるんだ」

 真剣な表情で告げるママ。

「絶対に奈美ちゃんを一人にしないで、一緒にいてあげるんだよ」

「分かってるよ。絶対に奈美を一人にしない」

 ハルの返事に、満足そうに頷くママ。


「それじゃあ今日はお別れだ。たまには顔をだしなよ」

「ハルちゃ~ん。また遊びに来てね~」

「奈美ちゃんのこと、大事にしてあげてね~」

「二人は私たちの妹よ。いつでも帰ってきてね~」

「愛してるわ~」

 スタッフ全員の見送りに、ハルは笑顔で、

「また来るよ。それじゃあ、またね。ママ、そして姉さん達」

 別れを告げて、用意して貰ったタクシーに乗り込んだ。

 行き先を告げると、間もなくタクシーは発車する。

 姿が見えなくなるまで見送ってくれる家族に、ハルは胸が暖かくなるのを感じていた。




 五分ほどで、タクシーはホテルに到着した。

 料金はママが払っていてくれたらしく、支払いは不要だった。

 ハルは奈美を抱きかかえ、ホテルへと入る。


 ロビーを抜け、エレベーターに向かうハルに、

「お客様……頑張って♪」

 グッと親指を立てウインクをするフロント係。

 突っ込む気力はもう残っていなかった。



 


そう言えば奈美って未成年だったんですよね。

更に言えばハルの未成年……。

まあ、二人は悪の組織のメンバーと言うことで、

見逃してくださると助かります。


ホテルの同室で、一夜というか一朝を過ごした二人。

どの様な結末が待っているのでしょうか。

無事に基地の改修は終わるのでしょうか。


少し長くなってしまったので切ろうかと思ったのですが、

一区切り着くところまで投稿させて頂きます。

このお話は次回で完結予定です。

よろしければ、次回もまたお付き合い下さい。

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