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200文字小説集 vol.2

いつもと違う彼女(200文字小説)

作者: 日下部良介

 いつもジーンズの彼女がスカートだった。

 特別なところへ行くわけでもない普通のデートなのに。

 彼女の気持ちが“今日は特別”だと訴えているようで期待が膨らむ。

「今日は特別にキレイだね」

「そうかしら?いつもと一緒だけど」

 あれっ?勘違いかな…。


 食事をして、カラオケに行って。

 やっぱりいつもと同じ。

 ただ、少しだけ時間が遅くなった。

「もう電車がないね」

「本当だわ」

「タクシーを拾うよ」

「もったいないわよ」

「じゃあ…」





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― 新着の感想 ―
[良い点] 徒歩で帰宅と言いたいところですが、ちょっと小粋に 人力をたのんで夜風を楽しみながら…… 日下部さん、隣にいなくて良かったですよ。 私がいたら、背中をバチンと叩かれていますよ。 十四間…
[一言] 拝読しました。 そうやって幾人もの乙女を毒牙にかけたのね、若山富三郎さん。
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