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あたしは女の子にしかモテない!  作者: 美浜忠吉
第1章 秋月二実の日常
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25/52

第23話 離別

 時刻は6時半、あたしは黒猫を膝に乗せて寝てた公園で

無二の親友――日向夏が来るのを待ってたわけ。


 しかし外は寒いし真っ暗……なんというか恐怖だぜ。


「ぶるぶる……お、噂をすればやって来たね夏さんが」


 そんであたしが寒さで震えてるの姿を遠目で確認したのか、

夏は物凄い速さでこちらに駆けてきた。


 つうかフェンスを飛び越えてくる始末である。

 別にそこまでしなくてもいいのになあ。


「待たせてごめんね二実! 体は冷えてない!?」


 そう言って夏はあたしの両手を掴んで温めてくれる。


 いやあ、とても暖かいぜ夏さんの手。

 それに心も温まるしな。


「ああうん、あたしは大丈夫だよ」


 5分しか待ってないからそこまで冷えてないしね。


「そっか……良かった」


 うん、なんかいつものあたしを心配してくれる優しい夏だったね。


 そんで大丈夫だと分かったのか、

夏はすぐにあたしから両手を離してくれた。


「それで夏、いきなり連絡くれてどうしたの?」


 2日間も夏に無視られてあたしは凄く悲しかったんだぞ、

とは口が滑っても言えません。


 だって恥ずかしいんだもんよ。


「うん……今日は二実に大切な事を伝えようと思って……」


 なんだろう、夏の顔がとても辛そうだ。


「どうしたんだよ夏、そんな顔してさ?」

「……私、二実とはもう会えないから」

「は?」


 なんだって?

 いま夏はあたしになんて言った?


 いや、

もうそうやって逃げるのはやめようかあたし。


「……どうしてだ?

まさか引っ越しでもすんのか!?」

「あ、違うの二実!

言い方がとても悪かったね……

別に引っ越しなんてしないよ?」

「なんだあ……ビックリさせてくれちゃって!」


 いや、それならなんで夏はあたしにそんな……?


「ゴメンなさい二実、でももう私は明日から

あなたとは会話をしないって決めたから……」

「いやいや夏さん、それの意味があたしにはよく……

まさかあたしが島百合団でよろしくやってるからとか?」


 そうだよな、夏はなんか島百合団が相当嫌いそうな

態度取ってるんだもんな。


「そ、それは似て非なる事だけど……」

「ん、何か他に理由があるのか?」


 どうも夏が口を濁すからな、

だから本心が気になって仕方ないよ。


「私が今二実と仲良くするのは……

お互いにとって絶対に良くない事だから」

「だから、その理由を具体的に教えてくれよ!」


 あたしは珍しくイジイジする夏を前にして

思わずそう叫んじゃったよ。


 夏に申し訳ないとは思うけどもさ。


「……これ以上あなたと仲良くしてたら、

ある人が裏であなたに想像もできない程

ひどい事をするかもしれないから」

「意味が分からない……

誰がそんな事するってんだ!」

「それは……」


 それだけ言って夏は辛そうに俯いて黙るだけ。


 どうしたってんだよ一体さ!


「言えないのか?」

「……それをあなたが知る必要はないから」

「なんだよそれ……あたし達親友だろ?

なんで隠すんだよ!」

「……ごめん、なさい。そういう事だから!」


 それで夏はすかさず振り返って走ろうとする。


 でもあたしは帰らせなたくなかったから、

夏の右手首を掴んで止めてやった。


「待ってよ夏!」

「……離してよ二実」

「そんなのさ……納得できるわけないじゃん!

それにさ……夏がいないとあたし……ダメだし……」

「そんなの……私だって同じだし……!」

「じゃあなんで逃げ……!?」


 あたしは気付けば公園の地面に大の字になって

仰向けに倒れてた。


 たぶん夏はあたしが握ってる手首をスナップでもさせて

あたしを地面にぶん投げたんだろう。


「二実……さよなら……っ!」


 そんで夏はそう言い残してそのまま行ってしまったらしい。

 だって砂をめいっぱい踏む込む音が聞こえるんだもんよ。


 で、あたしは何故かその場を立てなかった。

 なんでだろうね、なんか何もする気が起きない。


 結局靴箱のラブレター消失の件も、

どうして夏があたしを避けるのかも全部聞けなかったし。


 あたし、今回ばかりはすげえ堪えてた。


 ポツリと、あたしの頬に何か冷たいものが当たるし。


「……雨かよ」


 暗い夜空から徐々に降り始める雨を

公園の仄かな灯りが照らした事で、

あたしは雨が降ったんだという事実に気付いた。


 なんだろうねこの嫌すぎるタイミング、

まるでこの雨があたしの心の中を

表現してるみたいじゃないか。


「……立たないと濡れちゃうじゃんか」


 分かっていても、口に出したとしても

あたしはその場を立ちあがらない。


 いや、立ち上がる気力がないんだよ。


 だってさ、無二の親友だった筈の夏から

突然絶交されたんだぜ?


「こんなのさ……こんなのあんまりじゃんか……」


 だいぶ雨が強くなってきた。


 雨があたしの体に容赦なく降りかかるけども、

あたしはそれでも立ちあがらない。


 ううん、むしろ今はこの雨があたしにとっては

都合がいいんだ。


「辛いよ……こんな最悪な気分初めてだよ……!」


 何せあたしの涙を隠してくれるからね。

泣いているあたしの姿……誰にも見られたくないもん。


「夏がいないとあたし……

何もできないダメな子なんだよ……?」


 ダメだなあたし、困っている子を助けるとか大事言っておいて

実はあたしが一番困ってるんじゃん。


 つうかなんだろう、あたしは夏に依存してたんだな。

 まさかこんなに涙を流すなんて思ってもなかったし。


「夏だってそうでしょ……あたしナシでいいの……?」


 ううん、夏は大丈夫だろうね。

 なんせ完璧すぎる程できた子なんだから。


 だからそう思うのはあたしの単なるワガママに過ぎない。


「ダメだあたし……もう何も……やる気でない……」


 こんなに苦しいなら愛なんていらない……

そう思えるぐらい辛い。


 聖帝さまの気持ちが今なら痛いぐらい分かる。


「誰か助けて……あたしの心を温めてよ……」


 この際誰でもいい、男とか女とか関係なしに

あたしを温めて欲しいよ。


「二実ちゃん、大丈夫?」

「え……?」


 そんな時、

大の字に寝たあたしの体に大きな藍色の傘で

雨を妨げる整った黒髪ロングヘアの

お姉さま系和美人な島百合団団長――さいひーが

あたしの顔を心配しながら見下ろしてた。


「さいひー……」

「何か辛い事でもあったの?」


 なんかさいひーがあたしを心配してくれてる。


 そっか、あたしのくしゃくしゃな泣き顔を見て

心配してくれてるのか。


「……なんでもありませんよ」

「ううん、そんなことは無い筈だわ。

とにかく私の手を掴んで?」

「ゴメンなさい……」


 あたしはビシャビシャに濡れた自分の手を

申し訳なさそうに上げた。


 だって、さいひーの手を汚してしまうかもしれないし。


「そんな顔しないで二実ちゃん、

今学園に連れてってあげるから」


 そうだね、今のボロボロの姿じゃ家になんか帰れないよ。

 だからあたしはさいひーに着いていくしかないのさ。


 それに……誰かの温もりが欲しいから。


「ありがとう……ございます」

「さあ、足元に気を付けてね」

「はい……」


 それでさいひーはあたしの右手を力強く握ってくれた。

 その手は冷たかったけど温かい。


 それからあたしはしばらく無言で俯いたまま

さいひーの手に引かれて

島百合団の館に向かったわけなのさ。


○


 島百合団の館に入ったあたしは、

団長部屋であるさいひー専用部屋に入った。


「さあ、これ使って拭いて?」

「はい……」


 白くて柔らかいバスタオルを受け取ったあたしは

体を拭こうと考えたけど止めてしまった。


「どうしたの?」

「体……泥まみれですから。

それでせっかくの純白のバスタオルが

汚れちゃいますし……」

「あら、そんなこと気にしなくてよろしいのに。

あなたが風邪を引いてしまうことに比べれば

安すぎる品物よ♪」

「ですけど……」

「ほら貸しなさい」

「わっ……」

「私が拭いてあげますから」


 そう言いながらさいひーはあたしからバスタオルを奪うと、

本当に躊躇することなく拭いてくれた。


 それは本当に嬉しかったけど、なんか恥ずかしかった。


「ふふ、これで少しはスッキリしました?」

「はい……わざわざすみません……

こんな面倒くさいことさせて……」

「何を言ってるの二実ちゃん、

二実ちゃんは大切な島百合団の仲間なんですからね!

仲間が困ってるのに助けないわけがないでしょう?」


 そうか、さいひーは心からあたしを心配してくれてるんだな。


「仲間……ですか」

「ええそうよ。友達と感覚は近いのだけど、

それ以上に強い絆を求められるのが仲間なの」

「絆……」


 あたしと夏の絆は結局のところ、

ちょっとした事で解けてしまったのかな……。


 あ、ダメだあたし。そんなこと考えたらまた涙が……。


「うっ……ぐす……っ!」


 そんなあたしの頭をさいひーは優しく撫でてくれる。


 最初はビックリしちゃったけれど、

でも慣れればそれが安堵となって

あたしの冷え切った心を温めてくれる。


「大丈夫よ二実ちゃん……

私が隣にいるからそんなに苦しまないの」

「えぐ……さい……ひー!」


 そんでさいひーはふくよかな自分の胸に

あたしの顔を何の戸惑いもなく埋めさせてくれた。


 ああ、温かすぎてヤバかったとも。


「ふふ、二実ちゃんたら見かけによらず

泣き虫さんなのね?」

「だ……だって……」

「いいわ、今は何も考えずに

私の胸の中で泣きなさいな」


 ああ、この感じつい最近味わった気がするんだけど

どこだっただろうか。


 ううん、今はそんなことどうでもいいや。


 とにかく泣きたい。


「うわあああああああああん!」

「よしよし、私はあなたを裏切ったりしないからね……」


 なんだろう、今までで一番泣き喚いてしまったかもしれない。

 おまけに涙も止まらないし。


「ああああああん!」

「大丈夫だからね」


 それにこの温もりが尚更あたしの涙を加速させてくれる。


 ダメだなああたし、最近泣いてばかりじゃんかよ。


 この前はミラージュ先輩の胸の中で嗚咽しながら泣いたし、

更にこの前はテニスでボロ負けしたあまりに

夏の胸の中で泣いた……。


 あれ、今あたしが泣いているのは誰の胸だったっけ?


 夏な筈が無いのに、それに近い感覚。

 でも温もり加減はどことなく違うし。


「ううう……」

「うん、もう落ち着いたみたいね?」


 で、胸の中から解放されたら当り前だけどさいひーの顔が

そこにあるわけで。


「見苦しいとこ見せて……ごめんなさい……さいひー……」

「いいえ、構わないわ?

あと温かいココアを淹れてくるから、

少しだけそこのソファーに座って待っててね?」

「はい……」


 あたしは言われるがままにソファーに座った。


 そんで少し夏のことを考えた。


 夏はどうして突然あたしの事を嫌いになったんだろうと。

 2日前……つまり島百合団に入る前には

そんなことは絶対になかったのに。


 つまりこれってやっぱり……あたしが島百合団に入ったせいで

間違いないって事……なんだよな。


 そうなると、夏と仲直りするためには島百合団から

退団しないといけない……つまりそういう事になるんだよな。


 それ即ち、今あたしをとても優しくしてくれてるさいひーを

裏切るってカタチになるのか……。

 でもそれは避けたい、だってさいひーは陸奥さんに裏切られたと

勘違いしているとても可哀相な人なわけだし。


 なんだよこの堂々巡りは……こんなんじゃあたしの考えが

まとまらないじゃないか!


「お待たせ二実ちゃん、熱すぎるかもだからゆっくりと飲んでね?」


 そうやって考えを巡らしてたら、

いつの間にか温かそうな湯気を出すココアを乗せた

お盆を持ってきてくれるさいひーが目の前にいた。


「あ、わざわざすみません……」

「いいのよ別に、はいどうぞ♪」


 さいひーはあたしにそれを優しく差し出してくれたので、

あたしは遠慮がちながらもカップを手に取った。


「あちち」

「ふふ、火傷しないように気を付けてね?」

「へへ、ありがとうございます……」


 そんで少しだけあたしはココアを口に含んだ。


 それはとても甘くて、少しだけほろ苦かった。


 あと、ちょっとしょっぱい。


「美味しいですね」

「ふふ、ありがとう!

それで、落ち着いたところで申し訳ないのだけど、

二実ちゃんはどうして公園で泣いてたの?」


 ああ、やっぱり教えないとダメだよね……。

 でもさいひーはいい人だし、信用してもいいと思う。


 だから今は包み隠さず話そうかな。


 でも夏の名前は伏せておこう、

もしかしたら島百合団という組織に

巻き込まれるかもしれないし。


「ええっと、実はさっき親友に突然

絶交宣言を言い渡されちゃってですね。

その悲しみのあまりについ、

あんなところで寝転んじゃって……」


 本当は地面に投げられたんだけど、それは黙っとこう。

 なんか恥ずかしいからね。


「そうだったの……可哀相にね……」

「えへへ、まあ仕方ないっすよ。

あたしがバカだったんすから」


 そう、本当にあたしがバカだからいけないんだ。


「いいえ、あなたはバカなんかではないわ」

「さいひー?」

「あなたは誰よりも優しい心を持っているし、

誰もかれも守ろうとしてるじゃない」

「えっと、やっぱあたしの事も結構調べてるんですか?」

「……ええ、申し訳ないと思ってはいるけれど」


 そっか、でもそれなら話は早いな。


 でも一応確認しないとな。


「じゃあですね、あたしの親友が誰かってのも

分かってる感じなんですか?」


 そう聞いて何故かさいひーの顔が

俯きながらも強張る。


「……もちろんよ」

「じゃあさいひー、あたしが島百合団に

嫌々入ってるのは……」

「……やだ……私は絶対に許さない!」


 なんと、突然人が変わったようにさいひーの顔が

怒りに満ちてしまう。


「どうして! どうしていつもそうなの!

私の周りからはいっつも誰もいなくなる!

なんでよ! 何か私が悪い事をしたのか!

私は悪くない! 悪くないんだ!」


 そしてヒステリーを起こして叫びながら暴れる。


 で、その拍子でココアの入ったカップを

あたしは床に落として割ってしまった。


 ココアが床にじわじわとひろがる。


 そして今のさいひーはとても怖い……

怖いけど……とても可哀相だ。


 見ているだけで胸が痛いほどに苦しくなるよ。


 でも今は勇気を出してとめないとダメだ、あたし!


「落ち着いてください、さいひー!」

「やだ! やだよ! やだやだってば!」


 1千名もの女生徒を率いる団長さんが

実は一番孤独だなんて笑えないよ……。


 見てるこっちの心が押しつぶされそうだ!


 とにかくあたしはさいひーを思い切り抱き締めて、

あたしの胸に顔を埋めた。


「あたしは絶対に島百合団を抜けるなんてこと

しませんから!」


 そんで力強くあたしがそう言ったら

さいひーは暴れるのをピタリとやめる。


「うああああああーん!」


 それからそのままあたしの胸の中で泣き喚く。


 なんだよ……こんなになるまでさいひーは

深い心の傷を背負ってるのか?


 陸奥さんとさいひーの場合は、

ただのすれ違いで、勘違いなだけの筈なのに……。


「やだよ……カノン……私もあなたの力になりたいよ……」

「さいひー……」


 たぶん今のさいひーは、

あたしを生徒会長である陸奥さんと勘違いしてるんだろうな。


「でもあなたは……私の事を裏切ってくれた!

絶対に許さない……許さないんだから!」

「……」


 もうダメだ、こんなに辛そうにしてるさいひーを

間近で見てらんない。


 それでもあたしはさいひーの頭を優しく撫でて

ただ穏やかにさせる事しかできなかったけど。




 それから5分くらいは経っただろうね。

 すっかりと涙を流して枯れさせたさいひーは、

あたしから離れて申し訳なさそうに俯いてた。


「ゴメン二実ちゃん……

私、また暴れちゃったみたいね……」


 そうか、頻繁に暴れてるのか。


「大丈夫っすよさいひー、あたしが隣にいますから」

「いいえ、私はもう大丈夫ですから」


 で、本当にもう落ち着いてらっしゃるし!


 なんという切り替えの早さだろう、

流石は団長って感じだな。


「そうですか、それでは今日はこの辺で

お暇させてもらってもいいすかね?」

「ええ、もちろんよ! でも今、外は雨なのよね……」

「あ、そうすね。雨が降ってますよ大量に」


 あーあ、あたし傘持ってないんだよなあ。


 まあいいけどな、どうせ雨に濡れて制服も

ボロボロだし。


「じゃああたしはそのまま……」

「ではこの傘を貸してあげるから、差して帰りなさい?」


 あたしが言い終える前ににさいひーは、

藍色の傘をあたしに手渡してくれた。


「え、でもそんなことしたらさいひーが……」

「いいえ、もう一つ予備があるから

私は大丈夫ですよ」


 そう言ってさいひーは、

もう一つの派手な白い傘を取り出して

部屋の中で差してくるくると回りながら見せびらかす。


 なんか可愛い動作しててビックリしちゃったじゃんか。


「あはは、さいひーってば可愛いことするんですね」

「ふふ、たまには童心に帰るのも悪くないでしょう?」

「そうっすね、その通りっすね!」


 うん、何はともあれさいひーが元気になって良かったよ。


 でも、いろいろと聞きそびれちゃったなあ……。

 まあ、まだ始まったばかりだから別にいいけどさ。


「それじゃあさいひー、また来週ね!」

「ええ、いつでもこのお部屋にやって来てね♪」

「もちろんですよ」


 また一人で思い詰めながら暴れられてもイヤだし。


○


 そんであたしはさいひーから貸してもらった

藍色の傘を差しながら一人家に帰っていたのさ。


 そんで夏のことを考えてた。

 とにかく夏のことはしばらくそっとして

置いたほうがいいのかなって。


 よくよく考えたら絶交と言うのも

ただの夏の強がりだって可能性もあるわけだしね。


 だってさ、夏とあたしはもう7年ぐらい

長い付き合いをしてるんだ。

 それがたったの数分の出来事で

無かったことにされて堪るもんかよって話なんだよ。


 まあ、だからあたしはこう思ったわけなのさ。

 しばらくの間は夏抜きで考えようってな。


 それに明日は休日なんだ、

久々に家でゲームでもして遊びたい……って、

明日は食堂で友達になったお姉さんの

ショッピングに付き合う日じゃないかっ!


 あーあ……こりゃまた1日ゲームできる

時間がなくなるなあ……。


 それが今のあたしにとっては一番鬱な感じだよ!


○

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