祭りだよ! 2
前回、お出掛けを何とかもぎ取ったルーチェフルール。
今日は元気に散策開始だ!!!
の前に、変装しました。
今までは鬘を被って変装していたんだけど・・・瞳は隠しようがなくて、眼鏡で誤魔化してたんだ。
でもぶっちゃけ裸眼で生活していた身としては、眼鏡ジャマ。
目頭のところは痛くなるし、ずり落ちてくるし・・・・で普段眼鏡かけてる人を尊敬する。
で、ですね、それを回避したいと考えていた私ににゃんこ達がお願いを叶えてくれた!!
なんと!!私に幻術を掛けてくれたのだ!!!
正確には私がイメージしたら忠実に再現してくれた!!
髪は鬘が一般的な茶色だったので、瞳はそれより明るい茶にしてみた。
全体的に人族の一般的なカラーです。
そして意気揚々と一階層の正面玄関からお外に・・・・・出ません。
正面玄関はパレードの準備がされていたので裏口から出る事に。
「いいですかルーチェさん。絶対に食べ物に釣られたりして、人について行かないで下さいね」
アロイスさん・・・私を子供扱いし過ぎてません?
これでも中身は二十歳超えてるんですが・・・・。
「親父の言う通りだ、ルーチェ。他にも面白そうとか言ってふらふらついて行くなよ」
・・・・ジルもですか。
これでも私、ニ十歳超えて・・・・。
「いいですかルーチェ様。危険だなと感じたら、直ぐにその場を離れて下さいね。絶対ですよ」
うん。大丈夫だよカリマさん。
私だって危険を察知出来るもん。リーリアさんも頷かないで・・・。
「ルーチェフルール、もし何かあれば、ペンダントを握ってくれ。強く思った事が私に伝わるようになっているから」
・・・・・コレ凄いな!GPS機能付きの、スマホみたい!
あれ?スマホって元々からGPS付いてるか?
とにかく主要メンバーが勢ぞろい。
みんなパレードに備えなくていいの?と思いながらも「大丈夫だよ」とか「わかったよ」と返事をしておいた。
そして、遂にとうとう、私は街に繰り出した!
「わぉ!!凄い人!!!」
目の前には、人、人、人・・・・。
人ばっかり・・・・・。
「ここら辺はパレードが通る道みたいだね」
「屋台も出てるけど・・・・あっちのがまだ空いてるわ」
レイナが指さす先には、ちょっと離れた所だった。
メイン通りではあるが、パレードの通らない道なんだろう。
今いる場所よりは歩きやすそう。
「そうですね、あちらに行きましょう」
「屋台もあちらのが多そうだのう」
「先に広場があるようじゃ。座って食せるだろうて」
と皆も賛同してくれた。
因みに私はレイナとロワに手を引かれております。
しかし・・・・目立つ。
イケメン・美女が五人も歩いてたら目を引くよ・・・。
心なしか道を空けてくれてる気もする・・・・。
そして何よりもビックリしたのが、エーデル。
私が会った時って既ににゃんこだったでしょ?
だから人型のエーデルを見た事なかったんだけど、私が考えていたエーデルは白い髭が長いおじいちゃんだったのだが・・・・実物はナイスミドルだった。
白い髭は生えていないし、髪はアッシュグレー。
背なんてみんなの中で一番高い。見上げると首痛い。
180cm位あるんじゃないかな?
これにはルーチェさんもびっくりだよ。
きっとこのメンバーなら、大体の人を落とす事が出来るだろう。
もしやコレは・・・・屋台でおまけしてくれるパターンでは?!




