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転生しても山あり谷あり!  作者: 月城 紅
楽しむぜ!
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竜の住処

 

 バタバタとした昨日でしたが、現在は馬車に揺られて・・・ません。

 シリウスの背中に乗っております。


 何故かと言うと、今日は竜の住処での神事なんだけど・・・神殿が山脈の天辺にあるんだよね。

 馬車で行っていたら途中から徒歩になって、着くのは夕方とか・・・。

 何故にそんな険しい所に作ったのかね?!

 どうやって資材とか運んだんだろ・・・。


 因みに竜の住処に現在住んでいる竜は居ないそうだ。

 ならなんでわざわざ神事をするのかと言うと、それが伝統だから・・・ではなくて、こちらにも精霊の加護が掛かっていてその為、神事を執り行う事を無視できない。


 竜の住処の加護は災害。

 エルタニン王国の北に国があるの、そことの貿易の為に山脈を通る。

 通ると言っても中腹までで、頂上までは登らないのだが年に何十人かが頂上の神殿まで訪れるし・・・と少なくとも山脈を登る人達がいる為に地の精霊に災害が起らないように祈りを捧げる。

 その為、この神事は重要なのだ。

 しかも今回は最高位精霊であるエーデルが居るので、お墨付きだ。


 で、神殿の前に降り立ったのだが・・・・デカい。

 白の神殿よりはるかにデカい。

 んでもって、装飾も凄い凝っている・・・・。


「ちょっと華美過ぎない?」


「そうか?確かに城と比べたらそうかもしれないが・・・・竜族は基本的に煌びやかなのが好きなんだ」


 人の姿に戻ったシリウスが言う。

 今回のメンバーは、いつものジル・アロイスさん・リーリアさん・カリマさんを筆頭に、竜族オンリーのメンバーになっている。

 人の足で来るの大変だもんね。

 んじゃみんなに乗せてもらえば?と言ったら、竜族はプライドも高い。

 気に入らない者を背に乗せるのは嫌だそうだ。


 確かに、良く知らない人をおんぶ出来る人ってなかなかいないよね。

 これには納得した。


 ・・・・・・で、神事は割愛するね!

 だって城のと変わらなかったし。寧ろそのまんま。

 同じ事を二日も行うなんて大変だなぁ~が私の祈りです。


 この祈りは勿論、精霊達に伝わるのですが後々にばらされた。

 ジルには


「城のと同じだけど、もうちょっと考えて祈りなさい!」


 って怒られたけど、城のもたいして変わらなかったと又もやカミングアウトされて、ジルは私をジト目で見てきました。



 流石、オカン。

 あの顔は、全てを悟ったに違いない!(笑)


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