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転生しても山あり谷あり!  作者: 月城 紅
楽しむぜ!
93/152

神事だよ! 5

 

 大司教の言葉と共に皆で起立。

 そのまま、祝詞を受ける。


 さて、ここからが私とシリウスの出番!

 二人で中央にある祭壇に向かい祈る。


 でさ、この「祈る」って何を祈るの?ってシリウスに聞いたら「私は国の平和等を祈るが、ルーチェフルールは好きに祈ったらいい」って言われたの。

 雑過ぎない?


 なので、お言葉に甘えまして

『最低でも今年は平穏無事に過ごせますように!』

 うむ。大事な事だな。

 去年は捨てられたり、攫われて売られたりしたからな~。今年は平穏に暮らして、畑とか料理の発明とかして暮らしたいな。


 しかしそこにどよめきが。

 そっと目を開けると・・・・

 天井から五色の光の粒子が降りかかってくる。


 ん?これよく見たら私の契約精霊の色だ。

 何気なく祭壇に目を向けたら、フードを被った人が五人並んでいる。しかも、それぞれを示すカラーを。


 朝から姿が見えないと思ったら、こんな所で何してんだよ!!!(汗)

 ハラハラする私を五人の内何人かが笑ってる。

 何てことだ!!現状を楽しんでやがる!!


 それを中央に立って居るロワが窘めた。

 見守る私にロワはすっと手を翳し


「祈りは聞き遂げた。汝らに、精霊の祝福を」


 そう言って消えた。えぇ、消えました。言い逃げですね。呆然とする私達を置いて・・・。


 次の瞬間には神殿内が騒めいた。


「精霊様が顕現された!」

「これも御子様の御かげか?!」

「こんな事は初めてよ」

「これでエルタニン王国も安泰だ!」

「それにしても・・・御姿を拝見出来なかった・・・」

「もしかして、城側で用意した者では?」

「ですが消えてしまわれましたわよ?」


 最初は興奮していた人々。中には怪しむ人物も現れてきた。

 てか、この場合、誰が出てきても怪しむでしょ?!

 だって最高位精霊の姿を見た人が殆ど居ないんだから!!

 それに気づいてよ!!


「皆様、静粛に!静粛に!!」


 慌てて自体を収めようと大司教、司教達が声を上げるが興奮しきった人達には聞こえない。


「皆、静粛に!」


 そこへ良く通るシリウスの声が響いた。

 途端に静かになる神殿。

 流石シリウス!これが王のカリスマ。一声で静かになっちゃった。

 関心する私の横で更にシリウスが言葉を続ける。


「先程、現れた人物ではあるが、彼らはここに居る白の御子の契約している最高位精霊だ。それは私が保証しよう」


 シリウスの言葉に再び、ざわつく神殿内。

 そこへ、大司教が


「白の御子様が祈ったことで、最高位精霊様の祝福がなされました。今日、この日は歴史的な瞬間でもあります。皆、この日を忘れず、精霊に感謝をし、日々を大切に過ごして下さい」



 そう締め括った。


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