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転生しても山あり谷あり!  作者: 月城 紅
楽しむぜ!
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神事だよ! 4

 

「おぉ~・・・」


 一言で言おう、神殿凄い。

 ・・・・語彙力?なにそれ?


 ではなくて、本当にすごい。

 なんかね、神殿自体がほわぁって光ってるの。

 んでもって作りが綺麗。形としてはフランスにある『ノートルダム教会』に近いかな?そんなに大きくはないんだけど、教会!って言ったら千棟がある感じなんだと私は勝手に思っている・・・。

 が、こっちは結婚式場にあるような教会だね。


 ・・・・・本当に結婚しませんからね。


 私達三人は教会の正面玄関から入る。


「・・・あれが、白の御子様か?」

「アレではお顔が拝見出来ないわ・・・・」

「陛下曰く、まだ成人していないからお披露目は出来ないとか」

「そんな!愛し子様に不憫ではないか」

「それもあるが、既に最高位精霊様の何体かと契約しているとか・・・」

「では陛下は精霊様のお怒りを買わないように、配慮したと言う事か」


 左右のベンチに座り、中央を歩く私をチラチラ見ながら、ヒソヒソと・・・。

 私の存在を知ってはいるが、見た事が無いって事かな?

 いい噂の的です。


 ただ救いなのが、私が、愛し子が居ることに緘口令が敷かれているので、発覚しないはず・・・・。

 そう多分。

 だってね、人は「言うな」って言われると「言いたくなる」し、「見るな」って言われると「見たくなる」生物なんだよ。

 この緘口令が果たしてどこまでの威力を発揮するのか・・・。

 結局、不安って事ですよ。


 一番前の席にはシリウスが居て、アロイスさんとジルと一緒にその席に座る。

 この長椅子、五人くらい余裕で座れる。

 このことからも分かるが、意外と人が入れる場所なのだ。

 現在はその席が、半分も埋まっては無いけど・・・。


 中央の祭壇の後ろには、紫で模られた人のステンドグラスが。

 左右の壁にもそれぞれに六色のカラーで、ステンドグラスになっている。

 七色カラー。精霊のカラーですね。

 中央は纏め役の精霊である、ロワなんだろう。

 でも、人型は曖昧。てか、フード被ってる。なんで?


「ねぇ、シリウス。なんでここのステンドグラスの精霊は、フード被った人型なの?」


「あぁ・・・最高位精霊は、基本的に姿を見せない。今、現在この国、基この世界で炎の最高位精霊が認知されているだけだ。と言っても、愛し子はその国の首都に居ることが多いから、国民は姿絵でしか知らないだろうが・・・・。だから曖昧で、形に出来なかったんだろう」


 成程、つまり誰も姿を知らないって事だな。

 うちの精霊達も人型ではなくて、にゃんこで生活しているから姿を知っているのは数えるくらいしか居ないし。


 その内、「絵を描かせて下さい」って依頼されるのかな?

 きっと無理だと思うけど・・・・。


 そこに、白い法衣を着た神官が現れた。


 正確には神殿は「精霊神殿」(まさ)しく精霊を信仰している。

 神官は幾つか位があり下から「司祭」・「司教」・「大司教」・「枢機卿」になる。

 キリスト今日では枢機卿の上に教皇が来るのだが、精霊神殿では最高位が精霊になる。


 んで、法衣にも色がある。

 枢機卿は白に七色の刺繍が、大司教は白に自身が契約している精霊の刺繍を、司教・司祭は自身の精霊の色と刺繍をすると聞いた。


 この人は、白に刺繍のカラーが二色なので大司教だ。

 ジッと大司教を見ていたからか、こっちに一礼してから祭壇に向かった。



「皆様、静粛に。これより、「緑の祈り」の儀を始めます」


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