まさかの・・・ 3
話が脱線しまくりの上、行方不明の上に事故った感じの前回。
今回はちゃんと軌道修正するよ!!・・・・・たぶん。
それで、図書館通いを始めたルーチェフルールさんなのですが、シリウス以下四名から、『精霊以外の護衛を付けるべきだ!』となったらしい。
・・・・たぶん。本当に多分だけど、私の心配してくれてる人いるのかしら?
だって皆の言い方だと、『精霊付けてても迷子になって帰って来なさそう・・・』とか『精霊に任せてたら絶対国が亡ぶ』とか言われたんだよ?
私の心配してないよね?
迷子の件に関しては心配してると思うでしょ?
実際には、迷子になった先で何かやらかさないか?!って事なの。
私が危険=精霊オコ→国滅亡。
世界オワッタ・・・って感じなんですよ?皆の考えは。
と言う事で、この国一番の危険人物?に護衛が付くことになりました。
なんかね、一番怖いのは物理じゃね?ってなったの。
魔法に関しては・・・ほら・・・アレでしょ?
誰も適わないし・・・でも物理での不意打ちとかで私が気絶でもしてごらんなさいよ。
精霊達の怒り狂うさまが・・・。
なので騎士団より〝カリマ″さんと言う方が派遣されました。
もうね~・・・・カリマさんめっちゃイケメンなの!!!
言わずもがな、カリマさんは竜族で髪が赤銅色、瞳が萌黄色。
そして、イケメンな騎士団副団長様。
リーリアさんの同期なんだって。
ところで竜族って美形ばっかりなの?ってカリマさんに聞いたら、皆普通ではないですか?って言われた。
竜族の美意識ってどうなってるんだろ?
カリマさんが特殊とかなのかな?
それで、そのカリマさんなのだが・・・めっちゃモテる。
リーリアさんにも言われてたんだが、男女共にモテるの!!!
ほらイケメンだと男性からは僻みとか嫉妬とかされそうだけど、カリマさんの場合は実力も伴っての騎士団副団長だから、憧れとか尊敬されてるみたい。
女性からは勿論、イケメンで・・・ってなると思うのだが、カリマさんは中身もイケメンなの!!
紳士なんだよね~言葉使いとか対応とかがスマートなの。細かい所にもよく気が付くし。
そりゃモテるよ。って思う。
私も素敵!って思うし。
最初はイケメン過ぎて死ぬ!とか思ってたけど、だいぶ慣れた・・・と思いたい。
精霊達にも対応が良くて、精霊達からも人気。
扱い方が上手いんだよね。
さて、そんなイケメンのカリマさんと図書館通いをしている私なのですが、その図書館は十階層にあります。
始めの内は図書館に行くのに渋られたの。
図書館がある階層も含め九階層~十一階層は役所や、官僚が働く階層なんだよ。
んで九階層は一般の方々も来る。
正確には、〝一部″立ち入りが許可されるの。
一階層は待合と受付なんだけど、受付は分かりやすく言うと前世で言う所の市役所的な場所。住民証の発行とかね。
それ以外に特殊な場合は、九階層に直で行くゲートキーを渡されて役人の人と来るの。
その特殊ってのは婚姻届けとか、身分証の発行とかだね。
九階層しか来れないなら問題ないじゃんってなったのだが、前に精霊達と一緒にゲートを通った記憶がないままに、一階層下の階に行ったのが問題視されたんだよ。
また迷子は困るって。
でも図書館に行って本が読みたい!って言ったら、シリウスが渋々折れてくれた。
ただし、九階層には行けないゲートキーを作って。
それはつまり、ゲートを増やした事になります。
ゲートを速攻作る事を命じたシリウスの横で、ジルがポツリと「ルーチェを甘やかせ過ぎ・・・」って言っていたのは、聞いてない事にしました。
だって主に使うの私しかいないんだよね・・・。




