↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/152

皆でご飯! 2

 

 ちょっと気まずく開始されたご飯ですが流石、竜王様。

 会話の引き出し口が多い。

 やっぱり外交とかする時は、お話って大切だしね。

 無口な王様とかあんまり想像できないけど・・・。


 前世でもテレビで見ていた首相とか、皇太子殿下とか皆にこやかな笑顔で、対応していたよね。

 腹の中では何を考えているか分からないけど・・・。


 実際問題、竜王様が私に嘘をついて国に良いように誘導していく・・・ってのも考えられるんだよね。


 あー・・・考え方がちょっとヤサぐれてるな。

 王都に来た数日で、結構大変な目に遭っているから、ちょっと人間不信になっているのかも・・・。

 こうなるといつものルーチェさんに戻るまで、ちょっと時間が掛かるかもしれないなぁ。

 だって今日だけで、誘拐犯の屋敷から救出(?)→そのまま竜王様とご対面→ステータス確認→ジルからの講義→竜王様と夕食。今ここ。


 濃すぎだろ!一日が!!


「ルーチェフルール、大丈夫か?今日は一日大変だったろう。食事がもう良いなら早く休もう」


 うつらうつらし始めた私に、優しい言葉が降ってくる。

 あーダメ。気を抜いたら顔面からご飯にダイブしてしまう・・・。


 アレだよ。よく面白映像で見る赤ちゃんがご飯中に寝ちゃうヤツ。

 そうだよね。私ってば基本ステータスが、産まれたての子供と同じ体力だもんね。


 カウントダウンしちゃうよ!

 3.2.1・・・。


 皆様の声を最後に落ちました。すぴー。


 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―


 向かい合って食べていたルーチェフルールが何事かを呟き始め、食事の皿にダイブする寸前で、受け止める事に成功した。


 危なかった。

 やはり体力が無い中での今日の一日は、無理を強いた。


 王都にジルと共に着いただろうと思っていた矢先に、此方で追いかけていた犯罪組織に拉致され、あまつさえ売られて居たと聞いた時は、生きた心地がしなかった。


 あれだけ怒り狂っていた精霊を、止める事が出来たのはもはや奇跡としか思えなかった・・・。


 それから急いで捜索をさせたがそれも難航し、助け出せたのも攫われてから一週間も経った後だった。


 私も救出の為に行ったが、あと少しの所で阻まれてしまった。

 対峙した者も直ぐに撤退し、追跡させたが撒かれてしまった。


 ルーチェフルールが白の愛し子だと把握している今、そう簡単に城から出すことが出来なくしまった・・・。

 窮屈な思いをさせるかもしれない・・・。


 城に来てからも色々とさせてしまった。

 ジルとも離れ離れになってしまった為に、食事は一緒にと思ったのだが余計に気を遣わせてしまった・・・。


 そんなことを考えながら寝室に入り、ルーチェフルールをベットに寝かせた。

 それにしても・・・奇妙な感覚だ。

 ルーチェフルールに会ってからと言うもの、彼女の側を離れ難くなる。



 彼女が白の愛し子だからだろうか?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。