今日からここがお家兼学校です。 2
なんだか殺伐としたお話をしておりますが、これも大事なお話なんだよ。
何も知らなくて放り出されるより、自分で生きていく術を教えて貰える事は大事だね。
もし私が、ここを何かしらの理由で追い出されても、ギルドで冒険者をすれば生きていける!!
通りなとかは・・・『白の魔術師』とか?
『白の賢者』とか、かっこいいのが良いな!
「・・・ルーチェさん。間違っても君が追い出される事も無ければ、ギルドで冒険者も出来ないからね」
「なぜに!!??」
ジルの言葉に、全力で聞き返す。
「君、愛し子。国に保護されるの。ギルドで働いてケガでもしようなら、精霊達が怒り狂う。天変地異が起こる可能大!誰がそんなの許すと思うのさ!誰が許そうとも俺は許さない!ケガしたら危ないでしょ?!」
おーー・・・凄い剣幕(笑)
「ジルさん、心配してくれるの?」
「心配するだろ。名前付けて可愛がってるんだから」
うん。『心配するだろ』までは分かるし嬉しい。
『名前付けて・・・』ってやっぱり私を犬猫と勘違いしてんのか?!
・・・まぁ、可愛がってくれてるから良いけど。
ジルにはお世話になってるしね。
では、身分証の更なるお話。
身分証には大きく分けて二つのランクがあります。
一つは、“ギルドランク”。
これはギルドの定めたランクで、F~Sランクまで。
初心者はFからだね。
で、Fから次のEランクに上がるには、一定の魔物の討伐と採取クエストの消費が大切になる。
これ、自己申告かと思うでしょ?
違うのだよ。
なんと身分証に、自動記載される。
もう、身分証何でもありだな。
なので嘘の申告は出来ないし、上のランクに上がるには試験もあるので、実力が無ければ簡単に、次のステップには上がれない。
なんでこんなに厳しいかと言うと、二つ目の“ステータスランク”に関係してくる。
ステータスランクが結構ややこしい。
基本的にはE~Sまである。ここで既にギルドランクと違ってくる。
が!体力・魔力・技術でランクがある。
まず、体力はE~Aまで。
Eが生まれたての子供程。Dが子供~女性、Cで男性程でB・Aは冒険者や体を鍛えている人が多い。
魔力はE~Sまで。
これは子供も大人も関係ない。
生まれたての子供がSな場合もあるし、大人になってもEのままの人も居る。
つまり生まれ持った魔力量になりますな。
次は技術ランク。
これもE~Aまでで、Eは携わった事がある様な人。Cで一般的。Aが達人級になる。
他にも、魔法が使える人なら習得している魔法も記載される。
身分証は本当に自分を包み隠さず、丸裸にしてくれるモノになります。
それにステータスランクは、変動するんだよ。
体力も付ければ上がるし、魔力も使いまくれば上がる。
技術ランクもやり続けは上がるもんね。
・・・コレ作ってるのって本当に誰だよ。
なんか世界に見られてるみたい・・・。
コワッ!!




