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戦闘と言う名の破壊 2

 

「ジルーーー!!!お迎えご苦労!!!」


 え?なに?皆、コケること?


「ルーチェ・・・何でいつもお前さんは上から目線のなの?!それにまだ君、捕獲されてないからね。その前に、最高位精霊三体をどうにかして欲しい」


 最後は、弱弱しくなるジル。

 

 うむ。大変だったみたいだね。

 心なしか、痩せた気がするし。

 そんなやり取りを静かに見守る皆さん。


 次の瞬間、ドゴーン!!!と後ろから音が。

 振り返れば、屋敷の一部が壊れております・・・。


 次に、きゃあ!っと横から悲鳴が。

 見なければ良かった・・・。

 だって・・・幾つもの黒い手が地面から出ていて、ママことマダム・リアーラ基、リアーラ・ゴブレットさん(笑)を捕まえている。

 

 うをぉ~~・・・うにょうにょしてるーー。


 私の目の前にはいつの間にか、白にゃんこ・黒にゃんこ・グレーにゃんこの三匹が。


「「「ルーチェ~!!」」」


 うむ。三匹同時に名前呼ばれた。


「「大丈夫?ケガない?」」


「あ!閉じ込めてあった場所は、全部綺麗に壊すからね!」


「閉じ込めてた奴らは細切れにするからね。もう怖くないから」


「無事で良かったよ。二人は止められないから、好きにさせてあげてくれるかな?」


 上からルス・レイナ・ロワの順番で言われたのだが、たぶん好きにはさせられないよ、ロワ。


「ルーチェ!精霊達を止めてくれ!!館を壊されたら、中の人も潰されるし、証拠も取り出すのが大変になるから!それから細切れもダメ!尋問できなくなるからー!!」

 

 仕方がない。苦労したジルに免じて、皆にお願いしてあげよう。


「ルス、館を全部無くすと困るなぁ。中に可愛い服とか有るからそれは欲しいし。それからレイナ。怒るのは最もなんだけど、他にも私みたいな子が居そうだし、あの人に尋問したいから細切れは止めて欲しいな」


 となんとなくで、お願いしてみる。


 実際問題、服とかあんまり興味がないし、リアーラ自体も細切れは流石に困るが、尋問に答えられる本体が残っていれば良いので達磨でも大丈夫。

 まぁリアーラに関しては、特にすっごい被害を受けている訳でもないので、心の底からどーでもいい。


「なんとなくでお願いされてるが分かるから、ちょっと聞きたくないけど・・・」


「それでも困るの?」


「私も二人には同意見かな?私達の契約者に狼藉を働いた者達に対して、何のお咎めも無いのはなぁ」


 うぅ・・・それは最もだ。皆にとっても心配させてるし。


「それでもココは我慢して欲しいな」


 その言葉に、三匹は納得いかないが仕方がないと言った様に、ため息をついた。


「取り敢えず、ルーチェの捕獲は達成されたな!」


「・・・ジル。さっきから気になってたんだけど、捕獲ってなに?普通って“保護”ってなりません?」


 晴れやかな笑顔で歩いてくるジルをジト目で見る。


「いやさ、誰かさんが直ぐに迷子になる事が分かったから、保護って言うより捕獲の方があってるかな?って」

 

 うぐぅ・・・。確かに迷子スペシャリストのルーチェフルールさんには、捕獲があっているのかもしれない。



 いや!!それを認めちゃダメだ!!!私。


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