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いざ、行かん! 2

 

 おぉ~凄い良い見晴らし。


 実はね、飛んでビックリ。見てビックリ。


 私達が居た森はとっても広かった。

 で、ジルのお家があった場所はそんな森の中の真ん中程。

 私が馬車から降ろされて歩いた近くの村は、遥か森の端。


 導かれてって言ってもどうやってあんなに距離が離れているのに、ジルの所まで行けたのか不思議だよ。

 これはルーチェフルールの不思議リストに入れておこう。

 その内、出版とかするかも(笑)


 にしても流石、迷子のスペシャリスト!

 精霊の力もあるかもだけど・・・知らない内に、世界の反対側に居たりして(笑)

 世界規模の迷子・・・考えただけでも嫌。

 ちゃんとお家に帰りたいです。


 あ!さっき落ちたルスはちゃんとジルの頭の上に居るよ。

 あー!!って思ったものの、飛んで戻って来た。

 みんなは、乗らなくても飛べるそうです・・・。

 飛べないのは私だけ。


 ・・・まぁその内、魔法で飛べるようになるもん。


 さて、今日も空の散歩を堪能中。むこーーーの方に建物発見!


「もしやアレが王都?」


「そー。まだちょっと距離があるからポツンとしか見えないけどな」


 ちょっとくぐもった、いつもより低い声のジルが返答した。

 身体に響いてちょっとくすぐったい。


 某監督が作った、〇トロの〇イちゃんが〇トロに乗って、〇トロが返事した時がこんな感じなのかな?

 てか〇多いな・・・。


 そう・・・既に出発から三日目です。

 目の前には王都が見えるのだが・・・まだ菓子折りが買えてない!


 森を出てから泊った街で、いろいろ探したんだけど、コレだ!ってのが無いの、前世の様に菓子折り!って感じで詰めてあると楽なんだけどね・・・。それでも、味とか好みとかあるからなぁ・・・。

 好み?・・・竜王様の好みとか知らん!?(汗)


「ジル、ちょっと聞きたい事があるのだが」


「うん?なんだ?改まって?」


「ジルは竜王様がどんな人か知ってる?」


「竜王?まぁそこそこな。今の竜王は比較的まだ若くて、人望も厚いし国政の手腕も大したものだってので、人気が高いな」


「へー・・・因みに食べ物の好みとかって知られてる?」


「食べ物~?いや、特には・・・甘い物も好きだし、辛い物もそこそこ食べれるはずだけど」


「そっか!ありがとう!でね、ジル。王都でお買い物って出来るかな?」


「買い物?出来るけど、必要な物があったのか?」


「うん!必要!だから買い物の時間が必要だ!」


「わかった・・・まぁ竜王には今日着くとしか連絡していないから、問題ないと思うし、王都見物も少しするかぁ~」


 と言う事で、やって来ました王都!



 因みににゃんズは暇を持て余し過ぎて、お昼寝タイムになっております。


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