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どうするぅ~? 3

 

 不穏な言葉と共に再び頭を下げる美人さん。

 今なんて言った?

 ルスとレイナが迷惑を掛けているので謝罪に来ましたって言ったよね?


 因みにルスとレイナはまだ夢の中におります。

 二人の起床は朝飯が出来てからなんだよ・・・。

 まぁ精霊って気ままな生き物だしね。仕方がない。


 とまぁそれは置いといて、二人の事で謝って来たって事は・・・彼?も精霊なんですね。

 この世界って美人率高くない?

 出会う人?美人ばっかりなんだけど・・・と言っても人外に限りって今のところは付くな。


「その二人が迷惑って言うのは特にないですけど、貴方も精霊と言う事ですよね?」


「はい。私はロワと申します。色は紫ですね。ルスとレイナの二人と同じでこの世界には一体しか居ない精霊になります。本来ならこんなふうに押し掛けるのはどうかと思ったのですが、貴女の優しさには感謝に堪えません。二人は中々の破天荒なので・・・」

 

 何も言えん。

 確かにルスとレイナは破天荒なんだよ。

 私がちょっとケガをしただけで、大騒ぎ。

 ルスは最高位の回復を使うし、レイナはケガをさせたモノに対して激高するし・・・。

 

 私は二人を諫めるだけなので大した心労も苦労も無いのだが、ジルの胃が心配。

 ちょっとの事で凄い力を発揮するから、下手したら自分が死ぬって思っているんだと思う。

 そんな事ないと思うんだけどね~。


「つまり、ロワさんは二人の幼馴染?な感じなのですか?」


「ロワで良いですよ。そうですね・・・人の言う幼馴染と言ったものに大体は当てはまるとは思います。ルーチェフルールさんは精霊についてどこまで知っていますか?」


「そうですね・・・初級魔法を使う時に手を貸してくれているのが下位の精霊で下位精霊は視認が難しいと言う事と、中級魔法に手を貸してくれる上位の精霊は視認が出来て意思疎通が可能。それから・・・最高位の精霊七体は世界の基盤となり下位・上位の精霊の纏め役である。と言ったところでしょうか」


 そう。ルスとレイナはこの最高位精霊に値する。

 因みに私の目の前に座っているロワも。


「はい、そうですね。正確には白・黒・紫の三体の精霊は最高位精霊よりも上の存在になります。他の精霊達を監視し世界のバランスを取っています」


 なんか授業を受けている気がする。

 ただルスとレイナは最高位精霊だよ~ってしか言わなかったし、ジルの話でも最高位精霊が七体としか教えて貰ってなかった。


 光と闇の精霊が一体ずつなのは、太陽が一つの様に、闇が等しくある様に、一つとしか認識出来ない大きな存在なので、一体ずつになるそうだ。

 

 で紫は?ってなるでしょ。

 ジルの話だと、『精霊の纏め役』としか聞いてなかった。


「実際の紫の精霊は纏め役以外にも意味がある?」

 

 ロワ笑顔を向けるだけだった。

 話す気はないらしい。

 この感じは何言っても教えてくれないバージョンだ。


「それでですね、お願いがあるのですが聞いて貰えますか?」


 唐突だな、オイ。しかもあんまりいい予感がしない・・・。


「私とも契約をしてください。と言いますか契約をしましたのでこれから御厄介になりますね」



 紫精霊・ロワも大概良い性格をしています。


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