表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/152

ゴールとは? 2

 

 甘かった。

 砂糖菓子に落雁詰めて粉砂糖振りかけた位に甘い考えだった…。


 結果、宿は取れませんでした。


 村と言うある程度、閉鎖的な所で子供一人。

 泊る所を探しても、泊めてくれないよぉ~(泣)


 みんな子供一人で明らかに何かあります!てな感じの私をごめんねとは言いつつも泊めてくれなかった。

 誰も厄介事には巻き込まれたくはないよね…。


 で何時までも村の中をウロウロしている訳にもいかないので、森の入り口からちょっと入った所におります。


 にしても…もう真っ暗だしこれ以上動くと危ないので、近くの木の根元に蹲って夜を明かすことにします。

 虫とかやだなぁ…。



*  *  *  *



 さて、おはようございます!!

 昨日は寝れなかったよ!

 人生初の野宿なんて無理だよ~。


 そして只今、迷子。

 

 いや、ね。ちょっと道から中に入った森に居たのに、道にね出れないの。

 道から入って十数メートルの所だったのに…。


 ここまでいくと、私は迷子の天才だな。私以上に迷子になるのが上手い人に会ってみたい!

 無事に生きていられたら…。


 そんな事を鬱々と考えながら道なき道を歩いていたら、視界の端を光が掠めた。


 光が見えた方向に顔を向けると、金色の光がフワフワと浮いている。

 え?……心霊現象てきな?

 それにしては嫌な感じとかがないが…。

 大きさにして、紙風船位。


 え?紙風船知らない?

 遊んだことないの?うっそだー(笑)

 一人ノリ突っ込みしてないで……。


 もう一度、金色の紙風船を見る。言っておくが、正確には紙風船じゃないからね、大きさが紙風船なの。

 …なんかややこしくなってきた。


 兎に角!その金色を見ると、その場にフワフワしてる。

 試しに近づくと、逃げた。

 なんだろね、人間逃げられると追いかけたくなるよね!



 そんな事で、金の玉を追いかけることにしました!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ