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転生しても山あり谷あり!  作者: 月城 紅
ばんざーい!
127/152

お願い!

 

 シリウス達の執務室を後にし、自室に戻る。

 既に五匹のにゃんこは、部屋で寛いでいた。

 そこに新たな二匹が加わり、わちゃわちゃしてる。


 なんだろ・・・私のがやり切った感すごいし、疲れてるのに全然、癒された気にならん・・・。

 あれか?増えると圧が凄くなるからか?

 幼児を相手にしてる気分になる。

 差し詰め私は、長女・・・。


「そう言えば、ルーチェ。あのことをリシェスに、頼んだらどうです?」


 あのこと?


 あーダメだ・・・疲れてて頭が回らん。

 あのことって何?と頭は?が一杯だぜ!

 いや、今すぐ寝て良いよ!とか言われたら秒で寝れる。


 布団に入ったら三秒で寝れる彼と競える・・・。

 え?誰だ?って?

 知らないの?国民的アニメの、青い猫の飼い主?だよ。

 彼、ホントに人としてどうなんだろうね?


 最近では、ハッピーエンドにならない時があるらしいよ?

 世の中世知辛いね。


 って思考が旅だったが・・・なんの話だっけ?


「リシェスに、花火大会の警備の話です」


 あーそうだったね。上位精霊が命令すれば、下位精霊が遵守するんだっけ?


「そうですよ。でも、私達よりも風の精霊の最高位である、リシェスが命令した方が完璧になります」


 へーそうなんだ。精霊間でも大変だね。


「それが世界の理になりますからね」


「って、心の声と会話しないで貰えますかね?ロワさん」


「ルーチェが、そうしたんでしょ?」


 そうですね・・・。

 では、リシェスさんに頼みますか!

 

私は、ロワ以外のメンバーで、美味しい夜明けが作成した、屋台に出す試作品を食べる一行に声を掛けた。

 てか、そんなに食べて晩御飯食べれるの?

 残したら怒られるよ?


「リシェス~お願いがあるの~」


「なんだ?」


 口にクリームをいっぱい付けた状態で、こっちを向くリシェス。

 仕方がない。私が綺麗にしてあげよう!

 長女だからね!


「あのね今度、街で花火大会があるんだけど・・・今年から屋台を出すことが決まったの。で、決まったのは良いんだけど、急に決まったからそれに対しての、対策とかが追い付いてなくて、ロワの提案で風の精霊に、警備の一端を担って欲しいなぁ~って。風の最高位精霊であるリシェスのが、拘束力が強いんでしょ?」


「あー・・・そう言うことか。俺様にルスから連絡あったんだよ。ルスからは「楽しい事があるから、協力して欲しい」ってしか聞いてなくてよ、具体的な話は聞いてなかったんだ。まぁ、ロワが関わってんなら仕方がないか。てか、ロワがココに居んのが驚きだぜ・・・。まぁ、俺様も楽しい事なら大歓迎だからよ、お願いを叶えてやるよ。それに人でも欲しいかと思って、ロートも連れて来ちまったし?」


「おぉ!話がわっかるぅ~。じゃあよろしくね!」


「ちょっと待った!叶えてやるとは言ったが、タダじゃない」


 ・・・なんだよ?ケチだなぁ~。


「お前、顔に出てんぞ?・・・まぁ、いいや。俺様からの交換条件は、『俺様とロートと契約する事だ』。どうだ?悪い話じゃないだろ?」


「まぁ、確かに・・・。てか、何でそれが条件なの?」


「衣食住は大切だろ」


 ・・・精霊でも衣食住気にすんの?

 なんか常識的って言うか、なんと言うか・・・。

 取り敢えず、契約はしました!


 でも、アレだよね?

 七匹になったけどさ、ポ〇ケ〇モンだと戦闘メンバーは六匹までだぜ?

 七匹なんて私に使いこなせるのか?


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