表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生しても山あり谷あり!  作者: 月城 紅
ばんざーい!
119/152

力仕事だぜ!!

 

 さて、クーラーボックスの開発はいったん止めて・・・現在はお城の厨房にきました!

 今日の御昼も仲良くシリウスとご飯食べたよ!

 てか、呼んでもないのにやって来る。どこに私が居ても・・・。

 そう、私にはシリウスだけが分かるGPS付ですからね。


 たまには「シリウス抜きでご飯食べたいなぁ~」って言ったら、高速でジルに口を塞がれた。

 そして「ルーチェ、シリウス嫌いなのか?そうじゃないなら、一緒に居ような!」だって。


 勿論、嫌いじゃないよ。

 でもさぁ~たまには違うメンバーでお昼食べたいじゃん。

 どうせなら、カリマさんとリーリアさんと食べながら恋バナとかしたいじゃん。

 あの二人なら、きっといい話が聞ける!


 と、言ったのだが「諦めろ」ってジルに言われた・・・。

 それならお泊り会とかを提案しよっかな?



 と、言う訳でいつもより賑やかなお昼を堪能しました!

 で、だ。ここからが勝負だよ!

 沢山ある大豆を、次に植えるタネの分を除き、茹でます。


 うん。言うのは簡単だよ?

 でもね、量がね・・・・こんなに使うのかぁ~・・・って位沢山ある。

 こりゃ、大変だな。


 で、途方に暮れてても仕方が無いので、厨房にある寸胴鍋を幾つか持って来て、大豆を洗い→寸胴鍋に入れる、を繰り返していたら、見かねたコックさん達が手伝ってくれる事になりました。


 これは何かお礼をしなければ・・・・。



 ・・・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・・・

 ・・・・

 ・・・

 ・・



 てなことで、寸胴鍋をかき回す私。

 気分は魔女です。

 イーヒッヒッヒ!的なね!

 しかも複数人いる(笑)


 皆で、お豆を焦がさないように、ぐーーるぐる。

 お?そろそろ良いのでは?


 鍋の中のお豆を一つ取り出し確認する。

 うむ。潰れるのなら良いでしょう!

 ここからがもっと大変だ!

 なんせ全部を潰す作業だからね!



 *  *  *  *



「皆様、お疲れ様でしたぁ~」


「「「はーい、お疲れ様~」」」


 と皆が挨拶してくれる中、一人死んでいるのが・・・。

 えぇ、ジルさんです。


 普段から、重い物や料理をし慣れているコックさん達は、意外と元気。

 カリマさんは女性なのに・・・って思ったが、「普段の稽古などで鍛えてるので」とお返事を頂きました。


 そして私、ルーチェフルールは皆に「その作業は俺たちがやりますから!」って止められた。

 お豆アッツアツだったからね。

 火傷でもしたら大変だ!とのことでした。


 なので、特に鍛えてもいないジルは、必然的に死亡しましたね。


「なんか、俺ばっかりこんな目にあってない?」


 おぉ!ついにとうとう涙目に!

 ジル泣いちゃうからなぁ~。

 可哀想だから、今度何か特別にジルが喜びそうな物をプレゼントしよう。


 何が良いかな?

 趣味のお裁縫に使える物とかが良いかな?

 そう言えば、刺繍をやってるの見た事ないなぁ~。


 ・・・・よし、プレゼントは刺繍セットにしよう!

 見本とかもあったら嬉しいよね!

 私もやってみようかな~。



 で、後日プレゼントした刺繍セットは、大変喜ばれました!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ