力仕事だぜ!!
さて、クーラーボックスの開発はいったん止めて・・・現在はお城の厨房にきました!
今日の御昼も仲良くシリウスとご飯食べたよ!
てか、呼んでもないのにやって来る。どこに私が居ても・・・。
そう、私にはシリウスだけが分かるGPS付ですからね。
たまには「シリウス抜きでご飯食べたいなぁ~」って言ったら、高速でジルに口を塞がれた。
そして「ルーチェ、シリウス嫌いなのか?そうじゃないなら、一緒に居ような!」だって。
勿論、嫌いじゃないよ。
でもさぁ~たまには違うメンバーでお昼食べたいじゃん。
どうせなら、カリマさんとリーリアさんと食べながら恋バナとかしたいじゃん。
あの二人なら、きっといい話が聞ける!
と、言ったのだが「諦めろ」ってジルに言われた・・・。
それならお泊り会とかを提案しよっかな?
と、言う訳でいつもより賑やかなお昼を堪能しました!
で、だ。ここからが勝負だよ!
沢山ある大豆を、次に植えるタネの分を除き、茹でます。
うん。言うのは簡単だよ?
でもね、量がね・・・・こんなに使うのかぁ~・・・って位沢山ある。
こりゃ、大変だな。
で、途方に暮れてても仕方が無いので、厨房にある寸胴鍋を幾つか持って来て、大豆を洗い→寸胴鍋に入れる、を繰り返していたら、見かねたコックさん達が手伝ってくれる事になりました。
これは何かお礼をしなければ・・・・。
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・・・・・・
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てなことで、寸胴鍋をかき回す私。
気分は魔女です。
イーヒッヒッヒ!的なね!
しかも複数人いる(笑)
皆で、お豆を焦がさないように、ぐーーるぐる。
お?そろそろ良いのでは?
鍋の中のお豆を一つ取り出し確認する。
うむ。潰れるのなら良いでしょう!
ここからがもっと大変だ!
なんせ全部を潰す作業だからね!
* * * *
「皆様、お疲れ様でしたぁ~」
「「「はーい、お疲れ様~」」」
と皆が挨拶してくれる中、一人死んでいるのが・・・。
えぇ、ジルさんです。
普段から、重い物や料理をし慣れているコックさん達は、意外と元気。
カリマさんは女性なのに・・・って思ったが、「普段の稽古などで鍛えてるので」とお返事を頂きました。
そして私、ルーチェフルールは皆に「その作業は俺たちがやりますから!」って止められた。
お豆アッツアツだったからね。
火傷でもしたら大変だ!とのことでした。
なので、特に鍛えてもいないジルは、必然的に死亡しましたね。
「なんか、俺ばっかりこんな目にあってない?」
おぉ!ついにとうとう涙目に!
ジル泣いちゃうからなぁ~。
可哀想だから、今度何か特別にジルが喜びそうな物をプレゼントしよう。
何が良いかな?
趣味のお裁縫に使える物とかが良いかな?
そう言えば、刺繍をやってるの見た事ないなぁ~。
・・・・よし、プレゼントは刺繍セットにしよう!
見本とかもあったら嬉しいよね!
私もやってみようかな~。
で、後日プレゼントした刺繍セットは、大変喜ばれました!