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転生しても山あり谷あり!  作者: 月城 紅
ばんざーい!
117/152

開発 2

前回の「開発 1」で月城でもびっくりする誤字が沢山ありましたね・・・・。

完全に確認ミスです・・・。

訂正しました!

 

 まさかの何からスタートしたらいいか分からない・・・・と言う見切り発車!


「と、言うかルーチェが求めるクーラーボックスは、ルーチェが必要としてるのか?」


 ・・・・・屋台で唐揚げ作るのに必要か?いや、必要だろ。


「お肉が腐らないようにするためには、必要だね!」


「そのクーラーボックスは、冷やしておくための物でしたよね?普通に箱に冷蔵の魔石を付けただけでは、だめなのでしょうか?」


「「・・・・・それでいい(ね)」」


 何故に気が付かないのだルーチェフルールは。

 そうだよ!この世界には氷とかの前に、魔石があるではないか!?


「でも、魔石って高いよね?そんなにホイホイ使えなくないかな?」


「確かに、一般家庭向けや業務用なんかは大きいのが必要だが、小さな箱に付けるくらいならそこまで大きくなくても大丈夫だろ」


「そうですね。一般的なのが銀貨十八~高くても三十枚程度なので、箱の大きさにもよりますが持ち運べる程度なら、銀貨一枚も必要ないと思います」


「え?なんでそんなに金額が違うの?魔石使ってる時点でもうちょっとするよね?」


「あー魔石には屑石があるんだよ。大きさが動力に見合わなくて余っちまうんだ。それをいったん崩して塊にしたりもするんだが、そっちのが手が掛かるから滅多にしない」


「で、そう言ったのは生活魔法が使えない人たちに、ちょっとした魔法が使える様にするために加工されるんです。主には指輪などですね。ランプなどもありますが」


 なるほど・・・それはそれで使い道があると・・・・。

 でもそうなると・・・


「意外と汎用が広いんでは?なんで今まで使われなかったのかな?」


「まぁ、そういった使い道が思いつかなかったってだけだろ。そもそも誰が考える?小さな冷蔵庫が欲しいなんて」


「ここに居ますが?ナニか?」


 ジルったら喧嘩売ってるのかしら?

 にこにこと黒い笑みで笑ったら、焦ってる(笑)

 ルーチェさんに喧嘩を売ることは、世界の滅亡の危機に立たせると言う意味ですよ?

 最近は精霊達が、ただの駄にゃんになっているからお忘れでしょうが!


「まぁまぁ、落ち着きましょう。二人共。では、冷やすのには屑魔石を使用するとして、箱はどう言った物を使いますか?冷蔵庫の様にしてしまうと、持ち運べなくなりますから」


「そ、そうだな!ルーチェの世界ではどんな物を使ってたんだ?」


「えーっと・・・・化学合成品?」


「・・・・なんだソレ?」


「プラスチック」


「・・・・全然分からん」


「軽くて丈夫なの。ガラスみたいに落としても割れないから、小さな子供のコップとかお皿とかにもなってたし、水筒の代わりとかにもなってる」


「なんだか便利な物ですね・・・」


「ルーチェの世界は本当に便利な物が多いな」


「まぁね!」


 えぇ!便利な物が多いですよ。気が付くとソレも機械でやるの?!なんてことも日常的に起こりますな。

 でも、便利になったぶん最近では、若い子たちが電話出来ないらしいね。

 メールとか文字なら何度でも書き直せるけど、電話だと失敗出来ないから怖い・・・とか、知らない人と話すのが怖い・・・とか、便利になったぶん人と接する機会が少なくなるよね。


 あの世界では、家から出なくても困らないからね!

 買い物はネットでも出来るし、食品なんかもスーパーに注文して届けてくれるし・・・。

 配達員さんに会いたくなければ、宅配ボックス使えばいいとか・・・・本当に引きこもり天国になりつつある。


 でもね、私は思うんだ。

 何が一番怖い?って聞かれたら“忘れられる事”だ。

 一人で生活して、誰にも記憶に残らなくて、誰かに心配もされなくて、一人で死ぬの。

 それが一番、怖い。



 だから今世は例え一期一会でも、沢山の出会いがあると良いなぁ~。


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