表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

第二弾『都市伝説の正体』

さあ、さあ、どんどん参ります!

今日中に完結させるくらいの勢いで!

【*】



 【桜の花を背負う都市伝説】の正体をここで語ろうと思う。

 彼らの正体は、警察内の下部組織【SKR】である。


 【SKR】とは、元警視正、大門羅刹が創設した私兵組織である。

 彼らは、悪を裁く。ありとあらゆる方法で。

 彼らは、全員少なくとも一人は殺している。

 しかしその殺人は全員が、誰かを守るためにした殺人だった。


 世間的に犯罪者ではない彼らは、自らの殺人に、罪に、責任を持っている。

 それでも武器を手に取り戦い続ける。

 そして力を持てぬ者達の代わりに、引き金を引く。

 彼らはその先に救いがあると信じて。



【*】



【SKR】人物データ


大門環(だいもんたまき)】一六歳

 親しい人間からはタキと呼ばれている。

 六年前、春木市で立て籠もり事件に巻き込まれた過去を持つ。

 その時、その事件の容疑者一五人を殺害、その上、自力で現場から脱出したという、狂人的なエピソードを持っている。しかしその事件で、頭部に深い傷を受けた。

 結果、感覚器官を失っている。そのため、触覚が完全にない。変わりに痛覚が無いため、銃弾で被弾してもまるで動じない。それ以降、父に連れられて、【SKR】の部隊に入り、一二歳から【SKR】の部隊番号【〇八】にあたる【ロウ】部隊の部隊長を務めている。

 部隊では、オールラウンダーの攻撃員にして狙撃手。

 狙撃の腕はトップクラスで【黒弾(シュバルツクーゲル)】の異名を持つ。

 【SKR】での登録番号は【八〇一】。



【エインセ=ストラーダ】一五歳

 親しい人間からはイセと呼ばれている。

 六年前、環の関わった事件で環が保護した少女。その事件で両親は死亡。しばらく、大門家の預かりになるが、環の妹である、相理と共にいる時にヤクザに拉致されそうになり、その時、その拉致ろうとしたヤクザを全員殺した。それ以降、環と共に【SKR】に席を置くことになる。年齢の割に単身で身軽、そのため暗殺任務が得意。射撃能力はとても高かった。後に羅刹から狙撃技術を教わる。

 環の部隊【ロウ部隊】では、狙撃手を務める。

 【SKR】での登録番号は【八〇二】。



風魔玲奈(ふうまれいな)】一五歳

 親しい人間からはレナと呼ばれている。忍者の末裔。

 五年前、忍者の末裔達が暮らしていた村に、謎の襲撃者が現れた。その時襲撃者を全滅させた過去を持つ。その事件以降、【SKR】に在籍している。

 環の部隊【ロウ部隊】では諜報員兼、特集工作員を務める。

 【SKR】での登録番号は【八〇三】。



明松(かがり)由美子(ゆみこ)】一八歳

 親しい人間からはミコと呼ばれている。

 何故【SKR】に入っているかは、【SKR】本部のバンクにも登録されていない。トップシークレットにあたる。強い生命力と強靭な肉体を持っている。

 環の部隊【ロウ部隊】では攻撃員を務める。

 【SKR】での登録番号は【八〇四】。



 【山野(やまの)=エリア=結城(つむぎ)】二五歳

 親しい人間からはムギと呼ばれている。

 元自衛隊員。駐屯地で戦闘になり、その時、唯一の生き残り。以降は自衛隊を退役し、【SKR】に身を置く事になる。

 環の部隊【ロウ部隊】ではオペレーター兼、火力支援係。

 【SKR】での登録番号は【八〇五】。



【*】



「お兄ちゃんが帰ってくると聞いて調べてたら、とんでもないのが、出てきたな」


 パソコンを前に父のパソコンからハッキングして奪ったデータを見て少女が呟く。

 少女はニコニコと画面をみる。


「というか、お兄ちゃん。いつの間かモテモテだな。まあ、今回は適当にフォローとバックアップ役に回るか。まあ、我が学校、日本一〝安全〟な学校だし。ケタケタケタ。楽しくなりそう」


 少女はポテチをつまみながら、画面を見てケタケタと笑った。



【*】


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ