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エピローグ『都市伝説は永遠に』
前話が最終話だと思ったでしょうが!
残念! こっちが最終話でした。
これでSKRは本当に終わりですが、また彼らを出せる機会があれば出したいです。
【*】
「ほらほら、席に座れ」
担任の先生が入ってくる。
鍵子は憂鬱に空を見つめていた。前に開いた環の席を気にしながら。
昨日の放課後、環とエインセは転入初日に、転校処分が決まっていると言っていた。
「さて、お前たちには訂正しなければならない点がある。お前ら入れ」
担任がそう言うと、そこに少しどんよりとした少年と、ニコニコと笑う少女が入ってきた。そのどんよりとした少年を、鍵子はいや、クラス全員が知っていた。
「大門くん!?」
「お兄ちゃん!?」
そうその少年は環だった。更にエインセもいる。それになんとそこに玲奈と由美子もいたのだ。
「こいつらの転校処分は無くなった。ついでに新しい転入生の風魔玲奈さんと明松由美子さんだ」
担任の言葉を聞き、クラス全員が固まる。
その様子をみて、環が珍しく苦笑いして言った。
「えっと、改めてよろしく?」
【*】




