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Wiarm-ワイアーム-  作者: しろなえ
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5話 泥濘と天津風 前

頭が痛い。身体がだるい。風邪だろうか……。

 ぼんやりとそう考える頭に声が響く。

 ――風邪だって? そいつは見当違いだろう、お前は風邪なんかよりもっと厄介な病原菌を持っているじゃないか。

 黒い……マナ?

 そう呟いたのは今朝の穢れたマナの語り掛けがあったせいだけではない。実際、少女の目の前には真黒な玉の様なものが揺蕩っている。輪郭はぼんやりとしていて曖昧だ。黒いのに、なぜか光と表現するのが正しいようにも思える、いくつも浮かぶ小さな黒き光の玉。それが今彼女に語り掛けているのだ。

 ――外を見てみろ。

 言われるがまま、少女は窓から通りを見る。今は丁度昼時、人はまばらだ。

 それにこの地区はあまり裕福な家が無く、窓から見える風景はいつだって荒んで見えた。

 だから、今日もその通りに見えた。薄暗くて、湿っぽくて、陰気で、冷たい。いつもの街並みだ。

 ――汚い世界だとは思わないか?

 考えたこともない、そんなことは。でも、そうなのかもしれない。

 ――この世界に充満した欲が、憎しみが、怒りが、こうしてお前の体を蝕んでいるんだぞ、苦しいだろう、辛いのだろう? 痛み、苦しみ、それらは全てこの世界の人間の傲慢が齎したモノ、お前はそんな世界に復讐する権利があるハズだろう?

 復讐? 私、そんな事望んでない。この世界は、このままでいい。私の事を思ってくれるお兄さんが居る。それだけで私の世界には光が満ちるもの、貴方の居場所なんて私の中には無いのよ。

 強く念ずるように言い放つと、黒い光は少しの間押し黙った。

 ――これは厳しいお言葉だ。まだ早かったと見える……わかった、少しの間は姿を秘めておくとしよう、くれぐれも、この世界に絶望しないようにな。

 黒い光はやはり不気味に、愉快そうに嗤った。

 後には少しの気怠さと、一抹の不安が残された。路地は相変わらず閑散としている。

一陣の風がゴミや埃を捲き上げながら吹き抜けて行った。


 リアがその家に着いたのは鳴きまくるお腹の虫もすっかり鳴くのをやめてしまった昼過ぎの事だった。

 レィディアが三度ドアを叩き、すぐに返事がないとみると、ドアを開けた。再びエルヴァンは留守番だ。さすがに退屈だと抗議して来たがそのうちアップルパイを作るという約束でねじ伏せる。レィディアは三人の先頭に立ち、家の中へと上がる。彼はますっすぐに妹が使っているという寝室へと向かった。

 寝室の前、三人は立ち止り、やはりレィディアがノックをする。

「あれ? どなたですか」

 と声が返って来た。

 返事を返すことなくレィディアは一気にドアを押し開ける。

 彼女はベッドの上に座っていた。

「ただいま、ノエリ」

「お兄さん!?」

 ここへ来るまでにリアもテニレイも、彼の妹の名がノエリと言う事は聞いていた。そも、テニレイに至ってはノエリの容体を実際に診たこともあった。

 だからか、彼女が兄の次に意識したのはリアよりもテニレイの方だった。

「教会の人……どうして? 今日は治療の日じゃないのに」

 この質問にレィディア、リアの視線がテニレイに注がれる。此処へ来るまでにレィディアの腕の怪我の事は伏せる様に口裏を合わせてある。

「うん、あのねノエリちゃん、こっちのお姉さんはリアさんって言うんだけれど、レイディア君が危なかったところを、助けてくれたのよ」

 ノエリが驚きを露わにする。

「お兄さん、危なかったって!?」

 心配げな表情に、レィディアは優しく微笑む。

「大したことではないよ、ちょっと、踏み外してしまったところを助けてくれたんだ」

 ノエリはきっと、階段から落ちそうになる兄の姿を想像したことだろう、そうなることを織り込んだうえでの言葉だ。レィディアとノエリの間には確かに理解の相違があるが、その差に彼女は気付けない。

この方法を提言したのはリアのブレーンこと、エルヴァンだ。

 ノエリの表情は安心したように緩み、そしてすぐに呆れたように厳しいものになった。その後は眉を潜めて涙ぐんでしまう。

「もう、お兄さんったら、気を付けてくださいね、お兄さんが居なくなったら私……どうなるか……」

 レィディアは黙ってベッドの横に着き、困ったような表情をしていた。自分が犯した罪は消えない。その罪はどういう形であれ清算しなくてはならないだろう。そうなれば自分はノエリの傍に居られない。最悪の場合、この世界に存在することすら許されない可能性だってありうる。斬首か、一生牢獄の中か、そうなったとき、ノエリの治療費を払い続けることが出来るのだろうか、否、無理だろう。この家庭ではとても生活が成り立たない。

 それを考えると、レィディアは何も言えなくなってしまったのだ。首を傾げるノエリとその兄との間に微妙な空気が生まれ、その間に割って入ったのがリアだった。

「きっと大丈夫よ、ノエリちゃん、お兄さんは絶対いつも傍に居てくれるから」

 リアは今現在十五歳、ノエリはその三つないし四つ下といったところか。年齢がこの面子の中では一番近いという事もあっただろうか、彼女は素直にリアの言葉に頷いた。

 そこでようやくリアはノエリの事をじっくりと見つめた。いかにも幸薄そうな少女という印象、細い髪はレィディアと同じく茶色で、腕は簡単に折れてしまいそうなほどだ。

 不意に何か気付いたか、ノエリの表情が変化する。俄かに瞳が開かれて、あ、と小さく声を漏らした。

「お茶、出しますね」

 レィディアが自分で出すと主張したのだが、彼女は頭を振ってそれを拒んだ。

「大丈夫、今日は少し調子も良いの、大丈夫よ」

 彼女は柔和に笑った。本当のところ今朝から調子は最悪に近く、ベッドから出る気力も無かったのだが、兄がわざわざ顔を見せてくれたからには、何時までも具合悪げにしている訳にいかない。さっそくベッドから足を下ろして立ち上がったが、一瞬強烈な目眩を感じるが、足を踏ん張って、なんとか持ちこたえる。そのまま逃げる様に寝室を後にし、キッチンまで向かうと食器棚に背中を預けたままズルズルと座り込んだ。深く息を吸い込んで呼吸を落ち着かせ、流れ落ちてくる冷や汗を寝間着の袖口で拭い去る。

 すぐにレィディアたちがやってくる足音が聞こえ始める。何やら話をしているようだったが、会話の内容はノエリの様子がどうもおかしいと話している。

もう一度ノエリは息を大きく吸い込み膝に力を入れる。幾分か目眩はマシになった。

手で前髪をさっとかき分け、ティーカップを人数分、自分の分は後で良いので三つ、ソーサーを三枚、ポットを埋め込み型の暖炉の前に置く。

母は家を出る前に火を小さくしていたようで、薪を新たに加える必要があったが、火勢もすぐに付くだろう。適当に薪を放り込んでから、少し手狭なリビングに三人を通し、座っているよう勧める。

 そしてノエリは寝間着のままなことを理由に一旦自室へと引っ込んだ。

 その間に三人の間で交わされた会話はやはりノエリの事ばかりだった。

「ノエリちゃん、すごくいい子だね」

 リアの率直な感想にテニレイも首肯で同意した。

「そうね、あの年にして、完璧な対応だと思うわ」

「寝間着姿でしたがね……母が教育熱心だったものですから」

 テニレイの言葉にレィディアは自分の事のように照れくさそうに答えた。そしてこうも付け加える。

「しかし、変だな。いつものならもっと愛想良いというか、もう少しくっ付いてくる感じなのだが」

「それは当たり前じゃない?」

 レィディアはリアに視線を向ける。

「だって、私は彼女と初めて会ったわけだし、大好きなお兄さんが二人も女の人を連れてきたら、妹さんが警戒しても不思議はない気がするなぁ、テニレイさん美人だし」

 レィディアの顔が見る間に朱に染まった。

「なっ!? 私は別に二人をそんな目で見てはいないぞ!」

「貴方はともかく、妹さんは分からないでしょう? 手ごわいライバルが現れたと思ってるかも……」

 リアは口元に手を当ててくふふ、と笑う。レィディアの顔の火照りは収まるところを知らない。いつの間にか耳元まで赤くなっていた。

 そうこうする間にノエリがその場に戻って来た。服は寝間着から簡素な服と裾を折り返したズボンに変わっていて、後ろ髪を髪留め(バンスによく似ている)で纏め上げている。

 ポットはそろそろ湯が吹きこぼれそうになっている頃だ。ノエリは手際よく茶を入れ始める。使うのは乾燥させてある茶葉だ。と言っても、安物なのであまり良い味は出ないが、そこは砂糖で味を調える。服も食器も、質を捨ててとりあえず量を揃えたという感じだ。

 ポットの湯をカップに注ぎながらノエリは面々の様子を窺い見る。

 兄さんはこちらを少し気にしてはいるが概ね普段通り、テニレイさんが私を気に掛けるのはいつもの事ではある。初見の、リアさんと言ったっけ? はなんだか外の様子を気にかけているようで、頻りに窓を見つめている。視線を追いかけてみるけれど、何も見えなかった。

 先ほど部屋で着替えるついでに少しだけ休めたお陰か、かなり身体は楽になっている。お茶を運ぶ足取りもふらつきはしなかった。

「どうぞ、あまりいいお茶ではありませんけど」

「ありがとう、ノエリちゃん」

 リアが早速お茶を一口、少し薄めのお茶の味に砂糖の甘みが舌にやさしく広がる。温かさも相まって筋肉を弛緩させていく。

「お茶菓子も、これもあまり良いものではないですけど」

 そう言って出してきたのは小麦を固めた一口サイズの伝統菓子だ。

「いいのですか?貰ってしまっても」

 ここは半スラム状態の町だ、食料の確保も中々思うようには行かない、それなのに貴重な食料を客人に出しても良いのか? という意味。テニレイは失礼かとも思ったが敢えて言葉にしたのは、聞かずにはいられなかったからだ。

 案ずるまでもなく、ノエリはそれを失礼とは思わなかった。

「どうぞ、私も最近はあまり食べなくなったので」

 それを聞いたリアはさっそく戴こうとつまみかけたお菓子を取り落してしまう。

 違和感。リィネスと会った時の行動をエルヴァンが指摘した。

 ――私にはもう必要のないものです。

 一言で現わせば共通するのは、無欲。

 この時まで楽観的に構えていたリアの中で不穏な風が渦巻き始める。

 この後、状況は急転することになる。

 

 風はまず、招かざる客を運んできた。

 轟く咆哮、リアとレイディア、そしてテニレイはそれがエルヴァンの物だと即座に断じる。リアにのみエルヴァンの声が届いていた。

『レィディアを逃がして! 早く!』

 どういう意味か聞く間もなく乱暴に扉が開け放たれ、何にもの男が雪崩れ込んで来る。服装から軍人だと判断できたがなぜここに現れるのかは理解できなかった。

 軍服を着た恰幅の良い男が叫ぶ。

「動くな! 動けば身の安全は保障できないぞ!」

 そう言うとあっという間に他の軍人に四人とも確保されてしまう、机からはじき出されたティーカップがけたたましい音を立てながら四散した。

 レィディアは慌てて立ち上がり、テニレイは目を見開いて固まっていた。リアはエルヴァンの命令に理解が追い付かず呆気にとられている。

直後、レィディアは腹部に当て身を貰い怯んだところを床に叩きつけられ、ノエリは立ったまま二人の男に両腕を押さえつけられる、座っていた二人はテーブルに組み伏せられて肘の関節を取られた。こうなると反撃にも出られない、そもそも彼女らは今起こったことの半分程も理解が追い付いていなかったのだが。

「な、なによこれ! 離して!」

 リアの訴えと抵抗に反応して兵士の手に俄かに力が込められた。肩が外れるような激痛が走り、リアが呻く。それにテニレイが制止の声を飛ばした。

「止めなさい! 一体これはどういう事です? 拘束を解いて事態を説明してください、抵抗などしません」

「我々は軍の命をびてとある犯罪組織を捜索する者である、ここに暗殺者の出入りがあったとしてこれを確保したまで、貴様らには庁舎までの同行を命じる、反論は認めず、反抗する場合武力を以て鎮圧させて貰う」

 恰幅のいい男が捲し立てた。それに対してリアは青筋を立てる。

「ふざけないでよ! 私たち犯罪なんてしてないし、組織なんて知らないわ!」

 男は上から見下げる様にリアを一瞥してから続けた。

「フン、証拠はある。まずそこの男、レィディアと言ったか? 例の犯罪組織との取引があったとの情報を得ている。そして、犯罪者集団の幹部の一人は女性であり、ワイバーンを駆るそうだ、表に居たのはドラゴンではあるまい?あんなに分かりやすい目印を置いておくとはな、探す手間が省けたぞ」

「なによそれ、そんなデタラメ信じられるわけ……」

 レィディアが犯罪者組織とかかわっていたのは間違いないだろう。しかし、その組織の幹部とやらは明らかにリアではない。思い当たるのはつい先日切っ先突き合せたあの女性、フレイアの事だろう。

「どちらにせよ話は庁舎で聞く、大人しく連行されるなら苦痛も少なくて済むぞ」

 兵士たちは半ば乱暴にリア、テニレイ、レィディアの三人を立たせた。

「ちょっと待って、ノエリちゃんはここに居てもいいでしょ」

 リアの言葉に、その場の視線は小さな少女に集中された。彼女の肩がびくりと震える。

「こんな子が犯罪なんて、するわけないでしょう?」

「どうだか、こんなスラムの住人だしな、だがまぁいいだろう、ただしもし関わりがあった場合は覚えておけよ?」

 その男が顎をしゃくって合図を出すと、ノエリを掴んでいた男二人は身を離し、三人はなお抑えられたまま歩き始めた。

 レィディアが玄関まで差し迫った頃、ようやく事態に追いついたか、ノエリが追い縋る。

「お兄さん! 嫌だ! 行かないで!」

「ノエリ……」

 レィディアは振り返ろうとするが兵士に阻まれる。同時にノエリも兵士に抑えられていた。

「いけない……ダメ、ノエリちゃん!」

 叫んだのはテニレイだった。彼女とリアは同じ気配を感じ取っていた。堕天した人間の独特のオーラを。

 テニレイは兵士を振り切ってノエリに治療を施そうと身を捩るが、大の男に抑えられてはどうにもならない、そこにリアが突っ込んできた、兵士の足を思い切り踏んで隙を作って抜け出したらしい、おかげでテニレイも一瞬拘束が緩み、ノエリの元へ駆け寄ることが出来た。

「ノエリちゃん、落ち着いて、お兄さん、少し話をして帰ってくるだけだから!」

 ゆっくりと力強く言い聞かせるものの、ノエリは激しく首を振りながら泣きじゃくるばかりだ。その間もテニレイは堕天の魔療に必要な道具をポーチから出そうとしていたのだが、それを武器を取ろうとしていると勘違いししたのか、兵士の手刀が彼女の首を目がけて振り下ろされる。

テニレイを呼ぶリアの声が聞こえる間もなく彼女の意識は刈り取られた。

 その直後、リアのみぞおちに拳の重い一撃、激しい痛みと同時に肺の空気を一気に押し出され、意識はあっという間に闇の中に落ちて行った。

 ノエリの中に、またあの暗い光が満ちていた。暗いマナは呟く。「さぁ、覚醒の時だ」と。

 制止役が居なくなり、ノエリの感情はさらに激しさを増す。

「ノエリ、どうしたんだ、ノエリ!」

 それは、もう兄の声すら届かないほどに。

 彼女は叫ぶ。

「返せ! 返せ返せ返せ……返せ!!」

 一拍置いた途端の彼女の声は人に非ず、もっとおぞましい何かだ。

 兵士の断末魔が響く、ノエリを押えていた兵士だ。見れば肩を押えて床をのたうっている。肩からは血が流れ床を汚した。その肩は服も破れ、いびつに変形している。周りの軍人もレイディアも、ノエリが彼の肉を素手で千切り取ったのだと理解するのにずいぶんな時間を要した。

 レィディアは衝撃のあまり動けなくなってしまっていた。

 そこからはあっという間だった。彼女は目の前に居る兵士に取っ付き、肉を裂き、殴り飛ばし、振り下ろされる剣を素手で掴み取って叩き伏せた。あっという間に数人の兵士を亡き者ないし手負いにした彼女はついにレィディアの目の前に立つ。

「ノエリ……なのか?」

「お兄……さ……助けて、返し……て」

 一瞬、彼女の顔から狂気が消え、元に戻ったように見えたが、次の瞬間目の前に見えたのは突き出された右手の五爪だった。刹那の判断で身体を逸らして回避する。身体を戻したところで左手の拳を右頬に貰い。玄関の薄い木板の壁をぶち破ってさらに吹き飛んだ。脆い壁に感謝しつつ、身を起こす、意識を保ったのはせめてもの意地だった。

「ノエリとは初めての兄妹喧嘩だな……私に魔人との戦闘のノウハウなど一つもないが、時間稼ぎくらいはできるだろう」

 その間にあの二人のうちどちらかが目覚めてくれることを切に願う。

 空いた穴からノエリも外へと出て来た。小さな体から発される圧倒的な殺気、それを無遠慮に実の兄に叩きつけてくる。彼はここ数年の後ろめたい生活の中で人を殺める術を身に着けた。しかしそれはあくまで暗殺と言う形でのもの、相手に自分の姿を悟られた時、相手を仕留められる確率は大きく低下する。今の状況はそれより遥かに難度が高い。

 ――くそっ!――

 エルヴァンは悪態を突く。外に待機していた他の兵士を追い散らしている間に嫌な臭いはいよいよ強くなっていた。

 あの日と同じ匂いだ。町から感じた淀んだ空気の匂いがすぐそこにあるのにリアの意識が途切れている。事態は最悪に近く、エルヴァンにも如何ともしがたい状況に陥っていた。


今回から前編と後編に分けてみます。

おそらく7000字程度で分割することになるでしょう。

決して話数を稼ごうとしているわけではありません。

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