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ある日の日常

作者: 野分
掲載日:2013/02/20

朗々とした歌声と弦を弾く音が聞こえてくる。

「なんかすごく蛇に会いたいんだけどなんで?」

阿保な事を言い出した友人に明紀は顔を向けた。

「今度は何だ。日常に飽きて自殺志願か?」

「なんで?意味わかんないよ明紀?」

正直明紀も本気で自殺志願なんて考えてない。が、住んでいる土地が土地だけに「笑って流す」が出来ないのだ。

「お前今自分が住んでるこの県の名前言ってみ?」

「沖縄県」

「とすればお前が出会うであろう"蛇"はハブなんだよ」

「そうだね。それが?」

「ハブは猛毒の生物です。噛まれたら死ぬ可能性があります。」

「大丈夫、噛まれなければ問題無いよ」

「なんで咬まねぇって自信満々なんだよっ‼」

「だってなんだかんだ言っても行動しないし」

悪びれずにニカッと笑ったこいつをぶん殴らなかった俺は良く我慢したと思う。

「本気で心配してくれたんでしょ?明紀のそういうとこ、好きだよ俺」

ニマニマしながら言うんだから、こんなのに振り回されてる俺も大概こいつのこと好きなんだろうと思って、ため息を尽きながら頭を抱えてしまった。

初投稿、習作です。

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[一言] 少年よ、もっと執筆と読書に励むのだ!
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