なんか少し成長したらしい
期待せずによろしくお願いします。
どうもどうも!
あれから適当に鑑定や観察、魔力を動かす練習などをやり続けて、気づいたらもう3歳になっていた。
歩けるようにもなり、この世界の言葉も理解できるようになってきた。
「ヨウカちゃん〜今度はこの野菜を洗ってくれる?」
「わかったお母さん!」
てな感じで会話もできるようになってきたんだ。そうそう会話の中で知ったことがたくさんあるんだよ。お母さんとお父さんは冒険者だったんだって!やっぱりそんなんあったんだ!!お母さんは魔法使い、お父さんは剣士として活躍してたんだってさ。今でもお父さんは冒険者として働いている。お母さんはわざわざ僕のために休業しているらしい。そーいえば俺を襲おうとした犬みたいなやつらは「バウドグ」という名前の魔物だそうで、群れをなして襲ったりしてくるからけっこう危ない魔物らしい。ちなみに丸焦げにした火の玉はお母さんが出した魔法で『ファイアボール』という名前らしい。すごいなぁ〜俺も使えるようになりたい!でもやっぱりお母さんが助けてくれてたんだな〜。本当に感謝しても仕切れないよな。
今のステータスを確認しようか
ヨウカ 女 3歳
レベル1
攻撃 15
防御 15
敏捷 20
器用 35
幸運 45
魔力 60
MP 25
状態 健康
〈ノーマルスキル〉
観察LV5
魔力操作LV1
〈レアスキル〉
鑑定LV2
精霊魔法LV1
〈エクストラスキル〉
医学LV1
○×LV-
%€LV-
[加護]
$¥_###/の加護
○<÷¥¥$の加護
こうなっています!
なんか、魔力増えすぎじゃない?やばいよ。グルグル回せるようになってきたくらいの時に【魔力操作】というスキルが発現した。なるほど、スキルはこういうことでも取得できるのか。発見だね。てか適当に周りをよくみてたら【観察】のレベルが5まで上がった。なんというか、よく周りの状況などが理解できるようになる効果かなとも思う。【鑑定】は頑張ったら2になりました!!やったね!じゃあ家の壁を鑑定しよう!
【家の壁】
木製の家の壁。そこそこの耐久力がある。
・・・・。あんまり増えてないじゃん!!あぁ、こんだけしか増えないのか。なんかいいのか悪いのかよくわからんな。
「おーいヨウカ!ママが呼んでるぞー。」
「!!わかったよお父さん。」
スタスタスタ、、、
鑑定もレアスキルということはあまりひけらかすもんでもないのか?そういうことはあまり人に言わない方がいいというテンプレもあるけどどうなんだろうか。そういえばお父さんとお母さんに鑑定使ったことないな。うーん、まだいいかな。急に3歳の子が鑑定させてくれなんて言うのは不自然だろう。俺はちゃんと断りを入れてからやりたいんでね。
「ヨウカは3歳になったの。そこで1つなんか欲しいものはない?」
んっ!そういえば3歳の誕生日は忙しくて何もできていなかったな。うーん、それなら、、、、。
「わたし、本が欲しい!!」
「いいわよ〜。なんの本がいい?」
「魔法のやつかー、歴史のやつかー、剣の使い方とか?」
「えっ?あー、私やお父さんをみてやってみたくなっちゃった?」
「うん!」(そういうことにしとこ)
「うーん、どうしようかしら。また、お父さんと相談して決めるわね。」
「うん!わかった!!」
数日後
俺は3冊の本を手に入れたのだった。
読んでいただきありがとうございます。
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