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プロローグ

地球ではない世界での生活に夢みたことはないだろうか?


俺か?俺はもちろんあるさ



魔法やら剣やらがアニメのレベルで使えたらなんて何千回思ったか忘れたくらいだ。






あの日からだよな、俺がネットに依存し始めたのって










ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「御幸にぃ?」

俺の悲痛で小さな声なんて彼にはもう届かなかった。


俺には兄がいた。3歳上の口下手だが優しくて毎日一緒に遊んでいた兄だ。

その兄が俺の9歳の誕生日の時に目の前でトラックにはねられた



俺を庇ってな。

人を死ぬ瞬間なんてあの時しか見ていないが、俺の心に深い傷をおわせた。

それから俺はことあるごとに自分のせいで人が死ぬんじゃないかって考えてしまっていた。

俺のせいで、俺を庇ったせいで、俺がいたせいで、俺が生まれてしまったせいで、

気がつくと負の感情の連鎖は次第に強くなって高校生の頃には立派な不登校になっていた。


何をしていたって?そりゃあ不登校時代はネットサーフィンをしていたさ

それほどまでに俺の人生にとって最悪な出来事だったんだよ。

もう人を死ぬのを見るのはごめんだよ。

























まぁ、次は俺が死んだんだけどな


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