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おまけエピソード 麗沢 弾の女難

 ワールズゲートが開いたその翌朝・・・


 「ふぁーぷすぷす・・・ビーフストロガノフ丼を・・・所望・・・」


 麗沢 弾は実家にある自室でとても美味しい夢を見ていた。天正市は実は麗沢の故郷でもあるのだ。


 「む・・・む?お?」


 麗沢は夢の中の食事にありつけた瞬間、目が覚めた。横向きに寝ていた彼は目の前に普段見慣れない景色に困惑する。一面、限りなく白い肌色だ。


 「よっこいしょういち・・・」


 麗沢は寝返りをうった。また同じ色だ・・・


 「むぅ・・・拙者抱き枕、購入した覚えは無いでござるなぁ・・・」

  

 「ん・・・あらぁ?もう朝?」


 その時だ。この2次元と特撮に溢れた部屋からは似合わない色っぽい声が響いた。


 「お?」


 麗沢は寝ぼけ眼をこすりながらメガネを取り、装着して見上げた。


 「おはよう、弾」


 「・・・HAHAHA、拙者寝ぼけているのでござるなぁ・・・おっのだにとう・・・」


 麗沢はもう一度寝返る。


 「ごきげんよう麗沢様、本日はとても良い天気になりますわよ」


 そして反対側の肌色からおっとりした淑女の声が聞こえる。


 「あー・・・あ?およ?あれ・・・拙者の寝巻きは・・・いずこ?」


 そして麗沢は気がついた。昨日着て寝た筈の光る大人用の特撮パジャマがない。そして次の瞬間・・・


 「むごぉっ!?」


 麗沢の前方と後方の両側から麗沢の身体は柔らかな何かに包まれた。


 「ねぇ弾、男の子って朝が1番溜まってるんでしょ?」


 麗沢の背後から耳元へ、少し息が荒くなった艶のある声で囁かれた。


 「それはいけませんわね。スッキリさせて差し上げましょう」


 ・・・・・・ぼんっ!何かが爆ぜた。




 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」




 現状を理解してしまった麗沢は、女性のような叫び声を上げてベッドから飛び出した。


 「な、何事!?ってかどう言う叫び!?」


 その叫び声を聞いた麗沢の母が部屋に突入する。そして部屋の電気を付けた瞬間目撃してしまった。


 「あん♡逃げないでよ弾♡」

 「そろそろ正直になられても良いのですよ?」


 そこにはすっぽんぽんの息子が、同じくすっぽんぽんの絶世の美女2人に抱きつかれてる様だった。


 「え、あ・・・あの、あなた方は・・・」


 「麗沢様の恋人ですわ」

 「弾の愛人でーす」


 「あー、なるほど。これはこれは、うちの息子なんかにありがとうございま・・・って、ちょっと待ちなさい!?弾あんた!?なにいつのまにハーレム主人公になってんのー!?あんたそもそもロリコンってやつでしょ!!それがまー、モデル体型2人って・・・2人ってどういう事よ!?あんた!そんなエ◯同人みたいなヤ◯チン能力持ってたの!?」


 母は一気にツッコミを入れたが、まだ追いつかない様子だ。


 「今ので弾のお母さんの性格分かったかも。結構そっくりねぇ」

 「お父様の話もかねがね聞いておりましたから、お似合いの夫婦みたいですわね」


 「むむむ・・・リザ殿!アリア殿!!一体全体どういう事でござるかぁ!?というか母よ!これはその!成り行きと申しますか・・・拙者はやはり2次元のロリ専門でござる!!」


 「あらあら、恥ずかしがっちゃってとても可愛らしいですわね。しかしその言い草、貴方とわたくしはお付き合いされてる事を忘れてはなくて?」


 「なら、お母さんの前で見せつけちゃおっかぁ。弾の童◯喪失のし♡ゅ♡ん♡か♡ん♡」

 



 「いーやー!!!」




 ・・・その後、なんとか貞操を守った麗沢であった。


 余談だが、リザヴェノフは日本到着後ヴォイドと再会。互いに情報交換をし、先日のチャールズ襲撃の際はヴォイド周辺のアシストを行っていた。


 その後、ゲートが開くとの情報を聞いたリザヴェノフはアリアと結託し、夜、麗沢の家に忍び込む事にしたのだとか。


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