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三上飯綱 失っても尚

 「うがあああああああっっ!!!」


 「うんぎゃああああああああああっっ!!!」


 飢えに飢えまくってる町の人たちが襲って来た!なんかおいらの方に向かってくるの多くない!?おいらなんか食べても美味しくないってば!!


 にしてもどうすんべさ!こんなの攻撃する訳にもいかないし!


 「仕方ないわね・・・ごめんだけど、殺すわ」


 リザヴェノフはやっちゃうつもりらしい。


 「流石にダメでござるよリザヴェノフ殿。ここで殺しては奴の思う壺でござる」


 麗沢のあんちゃんは流石にお人よしだ。リザヴェノフの腕を掴んで止めた。


 「ここで何もしないことの方が思う壺よ。あなたの優しいとこは好きだけど、ここは心を鬼にしてでも私の意志を貫かせてもらうわ」


 普段甘々なリザヴェノフが本気で麗沢のあんちゃんを睨んだ。リザヴェノフ、かなりの覚悟を決めたんだな・・・


 なら、おいらはどうする。どうすれば・・・タイミングはいつなのか・・・何がどうなったらおいらが出るタイミングなんだろ・・・


 「おわっ!!ちょっ!!」


 そんな事を考えていたら町の人の一人に凄い力で腕を掴まれた。あんな痩せ細った身体なのになんてパワーだよ!


 「離せよぅっ!って!!あいだだだだだっ!!!」


 噛みついてきた!!おいらの腕を食いちぎる気か!?ルイお姉ちゃんじゃないんだからさ!!くそ!どうすれば離れる!!?


 落ち着け・・・痛いけどここは落ち着け・・・この人たちは飢えてる。飢えに対抗するには・・・それ以上の感情!飢えるよりも怖いのは!!


 「ほりゃああっ!!!狐火じゃ!!」


 おいらは腕を払ってその勢いで青い炎の狐火を周囲に放った。結果は大成功、ビビって手を離した。


 「あ〜あ、離しちまったかぁ〜」


 「あったりまえだぁ!生き物ってのは本能的に火を恐れるのさね!危ないって分かってるからね!これなら誰も殺さずに戦えるさ!!って、痛ぁぁっ!!」


 あんにゃろめ、腕に歯の痕ついちゃったじゃないか。お嫁に行けなくなったらどうするのさ。

 

 「ナイスでござる飯綱殿!!出でよ流血光刃!!」


 麗沢のあんちゃんが空に手を掲げるとその手に流血光刃が現れた。


 「マジックッキング応用技!!ピザカット!!」


 適当な技名付けてるけど、剣に炎を纏わせた回転切りを放って町の人たちを更に遠ざけた。


 これでおいらと騎士との間に何も無くなった。タイミング・・・ここしか無いんじゃないか?あいつの持つ武器は天秤、その力を司ってんのはあの右腕・・・その手を切っちゃえば!!!


 あいつは今完全に無防備になってる!ここしか無い!!


 「狐火!一刀流!!!」


 おいらは手に狐火で出来た剣を持ち、そして十八番のこの俊足で一気に詰め寄った。ここ!!


 「っ!!いかぬ!!罠でござる飯綱殿っ!!」


 「遅ぇよぉ〜・・・まずは一匹、食うとするかぁ〜」


 あえっ!?いつのまに腕がおいらを掴んで!!!全く見えなかった!!


 「飯綱殿ぉぉっ!!!」


 ・


 ・


 ・


 「ぁあ〜?食った気がしねぇ〜だぁ〜?」


 「そりゃそうさね、今・・・何食った?」


 「っ!?」


 「黒影陽炎(くろかげかげろう)そして鎖黒刃、黒鉄剣(コクテツケン)・一速」


 おいらの手に持った黒い炎の剣が騎士の右腕を切り落とした。エネルギーを食わせる余裕は無い、この炎の前にはね・・・


 「幻影・・・だとっ」


 騎士の言った通り。おいらは突撃する瞬間に仕込んだ。礼兄ちゃんの日影陽炎を真似て、突撃の際に幻影を見せて、おいらはその背後に回る。そして一気に変身して黒い炎の剣、鎖黒刃の抜刀技、黒鉄剣で切り裂いた。


 騎士の腕が宙を舞う。


 「せや!このタイミングや飯綱!!今やで!!」


 お母さん?突然現れたそうか、これはお母さんの幻術・・・みんなの姿をくらましてたのか。


 「タイプ・ディアマキシマ!!!!」


 「んがっ!!!」


 目の前に突然マキシマムビーストに変身したタマが現れて、騎士をはるか上空に吹っ飛ばした。騎士は成す術無く宙をくるくると舞う。


 「その腕の無いお前ならばコイツは食えんだろ!グランド・・・リザード・・・マキシマ!!!!」


 「んげぁっ!!」


 おいらの真上が影に覆われた。そして、超巨大な塊の足が騎士を一気に踏み潰す。いや、それだけじゃ無い、まだ続く。


 ハチのあんちゃんが一気に姿を元に戻した。巨大な足跡の真ん中にボロボロの更にボロになった騎士がいる。効いてる・・・やっぱり腕がアイツの要なんだ!


 「このまま終わらせるぞ!!!鬼型・極限体ッッッ!!!!」


 神崎がトドメと言わんばかりに怖い鬼に姿を変え、溶岩を纏ったドスを突き立てる。巨大な火柱があがった。


 「うげぇあぁ・・・」


 燃え盛る炎の中、もがく騎士の姿が見える。真っ黒に焦げてなんならその身体は溶け始めた。


 「最後!!拙者らの術で骨も残さず消し飛ばすでござるよ!」

  

 赤兄ちゃんたちがそれぞれ狐火を纏いそれを更に騎士にお見舞いした。騎士の姿は全く見えなくなった。いくら何でもここまでやれば死ぬだろ・・・


 周りの町の人たちは気を失ったみたいに倒れていった、おいらは近づいて確認したけど生きてる。つまりは上手くいったんだ。おいらは元の人の姿に戻った。


 「ようやったな飯綱」


 「お母ちゃん」


 お母ちゃんはおいらの頭を撫でてくれた。


 「道山一家の出番は無しか。見せ場欲しい所だが、相手が相手だ・・・昔俺は四騎士を目の当たりにしたが、あんときよりも更にヤバさに拍車がかかってたもんな・・・もしアイツが舐めプしてくれなかったらどうなってたことか」


 隆二のおっちゃんはじっと燃え盛る青い炎を眺めた。


 何とかここの防衛に成功したって事かな、ニガヨモギとか言う技のおかげでここに現れてた悪魔共も軒並みあの騎士の餌食になってたみたいだ、全く見境の無い奴さね・・・


 おん?軒並み?人間は生き残ってるのに、何で悪魔だけ全員完全に巻き込まれてんの?


 おいらの心臓付近が急に締め付けられる感覚に襲われた。これ、この感覚知ってる・・・嫌な予感って奴だ。まだ仕掛けてくる!!!あいつの一番そばにいるのはっ!!?


 「タマとハチのあんちゃん!!!」


 「「っ!!!!」」


 「ぁあ〜ぁあ〜・・・飢えてる飢えてる。飢えてんね、分かるよ。お前達はまだ満たされて無い・・・」


 全く違う声!!この声のせいなのか?いや、何かがタマとハチのあんちゃんの動きを鈍らせちゃった!!


 炎の中から影が飛び出して2人の肩にそいつは手を回していた。まるで懐かしい人に会ってハグしに行くみたいに。


 「にしても、左手も使う事になるなんて思わなかったよ全く」

  

 「ぐっ・・・ぁ・・・」

 「なん・・・で・・・」


 「そんなに嫌な顔しなくてもいいじゃない。こうして会うのは久しぶりなんだし、ここは再会を祝して・・・ご馳走様」


 ハチとタマのあんちゃんが・・・消えた。


 「さて、言いたい事山ほどあるんだよね・・・()()


 騎士だった影は神崎をレイと呼んだ。そしてその影は姿を現す。格好はエプロン姿の似合う女の人、真っ赤な髪を後ろにぼさっと纏めてる。


 おいらは理解した。ハチとタマのあんちゃんは間に合わなくて動けなかったんじゃない。この神崎の様子を見れば分かる。この人は・・・神崎たちにとって大切だった人だ。


 「ホシ・・・・・・」


 「なっははっ!名前呼んでくれた!嬉しいよレイ、本当に久しぶりだね・・・私が死んでから何年経ったっけ?ねぇレイ、サナとルナは何処?何も感じないけど、元気なの?」


 「・・・・・・・・」


 あの神崎が全く微動だにしない。そうか・・・神崎何も話してくれなかったけど、この人が神崎をかつてあんなラスボスみたいにしてしまった原因。大切な人の中でも、最も大切な人だ。それが、こんな形で現れてしまった。


 「ゼロ!!!!」

 「っ!?」


 おいらは神崎に向かって叫んだ。辛いかもだし、現実の整理がしきれないだろうけど、今は自我を保ってくれ。


 「あんたにとってその人がどんな人なのかは何と無く分かるけどさ、そいつのやった事見たでしょ?」


 「あぁ・・・そうだな。コイツはホシじゃねぇ、感謝するぜ飯綱。少し冷静になった・・・そしてやってくれたな、お前がホシならこんな真似は絶対しねぇ!!」


 神崎の怒りに火がついた。


 「こんな真似って、タマとハチを奪った事?違う違う勘違いだよレイ!私は確かに飢餓の騎士だけどさ、この心も記憶もあの時の私、ホシよ。飢餓の騎士は飢えを知る事が出来るの。

  

 今、ここにいる人たちの中で最も飢えてるのはあんただけだった。愛情って飢えがね、その思いが追い込まれた飢餓の騎士の精神から死後の世界に伝わって私をここに呼び戻したって感じなの。あんたも似たような感じで生き返ったんじゃないの?呼びかけられる声、何処にいて何処からあったのかわからない意識の中、次第に思い出して繋がっていくあの感覚」


 「確かに・・・俺も似た感覚を得て生き返った。なら聞く、仮にそうだとしてもなんでタマとハチを殺した?」


 「殺したってのも勘違い。私がこうしてここにいられるのは奇跡みたいなもの、時間をかければまたアイツが意識を乗っ取りに多分現れる。だから取り込んだの、2人とも私と同じ家族同然だからさ、私の意識を繋ぎ止める為に一時的にだよ。ちゃんと私の中で生きてるから安心して・・・それでレイ、私があの騎士を抑え込んでる間にやってもらいたい事があるの。アイツを完全に消し去る事が出来たら、この騎士の身体って面倒な条件がついてまわるけど生き返る事が出来る、まぁ、少なくともここでの戦いは終わらせられるね」


 嘘を言っている・・・こいつはあの手この手で神崎に近づこうとしてるんだ。神崎、信じちゃダメだ。ほんの少しでも本物かもとか思ったら最後だと思う。


 また隙を突いて今度は左腕を落とすか?右腕は奪う天秤、なら左腕は与える力・・・もしそれが出来たら奪われた力が元に戻る。確証は無いけど、やる価値はありそうだ。今、飢餓の騎士の意識は神崎に向いてる。神崎はまだしっかりの睨んでる・・・

  

 さっきと同じ技は多分通用しない。けど、さっきと違うのは騎士はまだ右腕が無いまま、正面突破が可能だ。


 今度こそ終わらせる・・・突撃範囲技、黒火斉焼で!!!


 おいらは踏み込んだ。最速だ、視界が狭まる程の急加速。いや、おいらの目でも最早見えないほどの速さで踏み込んだ。磁気感覚で探れ、獲物を討ち取れ!!!


 「なっ・・・・にっ・・・俺・・・は・・・」


 おいらが切り払ったのは・・・神崎だった。瞬間に理解した、神崎は動揺してたんだ。騎士を僅かにでも本物と思ってしまっていた・・・だからだ、おいらも礼兄ちゃんが気が付かない攻撃きたら咄嗟に庇う。それが神崎の身体に起きた。意識せずに勝手に立ち塞がるように身体が動く。


 後ろで飢餓の騎士がニヤリとほくそ笑んだ。


 「ぁあ〜・・・可哀想になぁ〜・・・まさか仲間にやられちゃうなんて・・・けど、安心してよねレイ・・・ここは俺が満たしてあげる。もう愛に飢えなくてもいいんだよぉ〜?だから・・・私に食べられてね」


 騎士は神崎に抱きつき、そしてその身体の中に飲み込まれていく。神崎はびくともせずに何故か安心し切った顔になってそれを受け入れた。


 「不器用で馬鹿な男・・・ご馳走様だぁ〜」


 騎士の姿はさっきの姿に戻った、ロン毛のグラマラス体系な身体だ。そして・・・落とした腕も元に戻ってしまった。


 「ぐっ!!!」


 神崎が・・・ゼロが食われた。電池なんてエネルギーを食べたさっきとは比べ物にならない程の力が今こいつに渡った。


 「あん人がこうも簡単にやられるなんてなぁ・・・流石は四騎士はんや、ほんの・・・ほんのちょっとでも気が逸れたらおしまい・・・一瞬で旦那の二の舞になってまう」


 「ぁあん?勘違いだなぁ〜狐の嫁さんよぉ〜、どの生き物も死ぬ瞬間は一瞬だけだぁ〜。それを長く苦しませるのが飢餓の役目・・・レイのやつぁ〜この役目を持つ俺からしたら大分慈悲に満ちた死に方だと思うぜぇ〜?それにあんたらもだぁ〜、みんな綺麗な顔も身体もしてる。それをあんな枯れ果てた姿になって死ぬなんて嫌だろぉ〜?だから綺麗なまま食ってやるよ。それとも、さっき俺にやろうとしたようによぉ〜、焼きつくされて骨までからっからにされて死ぬのが良いのかぁ〜?」


 おいらの上空が突然明るくなった。真夜中なこの空にオレンジ色の輝きがある。まるで小さな太陽みたい・・・けど、礼兄ちゃんが変身した時に感じる温かい灯りなんかじゃない・・・あれは、ニガヨモギだ。


 立ち向かわないとダメだ。頭はそうおいらの身体に伝えた。けど、心はそうは言わなかった。無理・・・その一言だけをおいらの全身に伝え広がった。


 「ここまで・・・なのかよぅ」


 「あぁ〜、そうだぜぇ〜、狐の娘ぇ〜俺の力はここまであるんだよなぁ〜。そもそも騎士は概念だぁ〜、倒す倒さないの次元じゃねぇ〜んだよぉ〜。とりあえずここにこのニガヨモギを落として終わるとするかぁ〜・・・丸ごとやればよぉ〜、そこの後ろにある最終防衛地点にいる奴ごと殺せる。逃げても無駄だぜぇ〜?力は制限したがよぉ〜、こいつが落ちればこの日本って国は枯れ果てる。全員仲良くあの世に連れて行ってやるよぉ〜!!落ちろニガヨモギ!!!」


 光の玉が空から落ちてきた。終わりだ・・・ここも、何もかも・・・


 「飯綱?」

 「おん?」


 その時、お母ちゃんが優しい声でおいらに話しかけてくれた。そっか、お母ちゃんも無理だって分かったんだ。せめておいらを怖がらせないようにしてくれたんだ・・・ありがと。もう覚悟は出来てるさね・・・


 後は、ミツキお姉ちゃんに任せるよ。ここは守り切れなかったけど、おいらは信じてる。必ず勝ってくれるって・・・諦める感じで悪いけどさ・・・


 「まだやで・・・」

 

 そうやって思ってたら、怖い声に変わった。おいらは顔を上げると今までで一番怖いお母ちゃんがいた。


 「諦めんなや、そんな腑抜けな娘なんてうちは知らんよ?あんたが倒すんや。あんたなら出来る、あんたはうちの子、あの鞍馬の子、そして稲荷の妹なんや。憧れはもうえぇ、なりたい自分にもう成れるやろ?もう、独り立ち出来るやろ?シャキッと前見て、守らんかい!」


 初めて・・・初めて本気で怒られた。お母ちゃんは、全く諦めてなんかいなかった。アレを・・・本気で止める気だ。その命の全てに変えてでも・・・


 「っ!!ダメだ!!お母ちゃん!!!」


 おいらは叫んだ。けど、そんな事言う資格はもうおいらには無い。少しでも逃げたおいらでは、お母ちゃんを止める事なんて出来る訳ない。


 「無駄無駄だぁ〜、妖怪一匹がこのニガヨモギを止めるなんて不可能だぜぇ〜?喰らい尽くせよぉ〜!!」


 「一匹やあらへんで?なぁ」


 赤兄ちゃんと銀姉ちゃんもおいらの前に立って構える。


 「飯綱のお嬢は守りきるでござるよ!」

 「あたし、結構真面目なギャルなんで、逃げたいとこ悪いけどさ、止めさせてもらうっしょ!」


 そしてみんな一気に狐の姿に変身した。そして、狐火身体に纏い空へ飛び立った。


 「無駄だって言ってんのになぁ〜、諦めた方が苦しまねぇってのになぁ〜・・・ま、望むなら付き合ってやるかぁ〜・・・枯れ果てな・・・あ?」


 騎士の様子が少し変わった。変わった理由はたった一つ、お母ちゃんたちが空に向かって消えた直後、あのオレンジ色の塊も消え去った。どうやったのか、お母ちゃんたちは何処に行ったのか、全く分からないけどお母ちゃんはやり遂げたって事だけは分かった。


 分かったさ・・・後は・・・おいらたちに任せろ!!


 「麗沢のあんちゃん!!!リザヴェノフ!!」


 「御意!!」

 「良いわよ!」


 止めろ!!何としてもコイツを止めるんだ!!止めるにはどうする!?普通には殺せない!!なら、礼兄ちゃんと同じ!!武器を神器化させるしかない!!おいらのこの・・・鎖国刃を!!更に先へ!!!


 おいらは再びあの姿へと変身した。よし!このまま全員でやるぞ!!


 「行くぞ流血光刃!!」

 「サポートは任せて!!」


 「黒縄嚇!!!」


 食われてもそれを上回れ!このくそ薄汚い手をぶった斬ってやる!!


 「無駄だって言ってんのわっかんねぇかぁ〜?ニガヨモギが無くてもよぉ〜、ここら辺は一気に終わらせてやれんだよぉ〜!!!!」


 あいつ!!何処を狙って!!!おいらたちの後ろ!?後ろにあるのは・・・円卓!!!


 円卓の部屋が、丸ごと消し飛んだ・・・


 「ん〜?おいおいまさかよぉ〜・・・ハズレかぁ〜?」


 「狙ったとこ悪いけどねぇ・・・狙いはミツキお姉ちゃんだったんでしょ?そしてここにいた人たち。そいつらを喰らっておいらたちを更に絶望させようとした。けど遅いよ、ここはもうもぬけの殻さね。そして、こうなってるって事は反撃はもう始まってるのさ。


 来なよ飢餓の騎士・・・お前がどんなバケモノか感覚で分かるけど、倒させてもらうよ。おいらたち人間がさ!!!」

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