表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リンのてがみ  作者: 橘高 有紀
工芸と迷宮の街
16/16

てがみ

 大好きなアニエスとみんなへ。


 お元気ですか? ぼくはとても元気です。

 工芸の街、ヴィーグエングへ行きました。エンジャーグルから二つ目の駅です。そこではランタン祭りが行われてました。楽しめたのはちょっとだけでしたが、とっても街がきれいでした。

 そこで、アベルさんとフーリーさんと知り合いました。

 アベルさんはかっこいいですけれど、よくわからなかったです。フーリーさんはウサギ族のヒトでした。二人ともとってもいいヒトで、かばんを探すのを手伝ってくれました。なんだか色々あって、ちょっとよくわからないんだけど、楽しかったなぁと思いました。屋根の上とか走りました。空も飛んだんです。すごいでしょう?

 それからフーリーさんからおみやげに、ちっちゃなランタンをひとつ、もらいました。アニエスが好きだろうなぁと思います。


 今日は、アニエスやみんなを思い出しました。早く帰って、アニエスに会いたいです。

 いろんなことがたくさんあってアニエスにお話したいです。会いたいです。


 次の街は、トリビトの街なのだそうです。

 では、またお手紙出します。

 お元気で。





 リン・ユイより。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ