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担当ドライバーの裏事情暴露記

はじめまして

ご覧いただきありがとうございます。

横浜のタクシー会社が企画し、ネットで話題になったツアーの初代担当ドライバーが当時を振り返り

いろいろ暴露します。

もう退社してますので最新の内容はわかりませんが立ち上げから退社までのことを小説風に書いていきます。

まずはツアーコース決定まで

数年前関東のあるタクシー会社で夏企画として開催されたツアー。

マスコミで紹介されたのをきっかけに多少世間の話題になった。

調子に乗った運営は、他の営業所にも広げドライバーに無理強いをした。

会社からの指示には逆らえるわけもなく一部のドライバーは創作してまで期待に答えようとした。

その結果、ある者はTV放送され嘘がバレた為退社するはめになり

またある者は、霊感があったため連れ帰って家庭崩壊の憂き目にあった。


このお話しは、霊感があった為に会社に利用された男の回顧録でもある。


50歳でメーカーを脳梗塞の為リストラされたT男それが主人公だ。

彼は、脳梗塞の後遺症で霊感に少しだけ覚醒するはめになる。

そのため本人が希望しないのにもかかわらずあちら側との関係が加速していく。


右半身のマヒでリストラになるもハードな1年のリハビリで克服した。

同時に視界に違和感が広がって行く感覚も増えていく。

最初は何かの気配程度で、気にも止めなかった。

徐々に気配から確信にかわり、影が見えるようになる。

影にも、ドス黒い影と光輝く影があることを自覚した。


1年も無職で過ごせるほど蓄えも無く退職金も直ぐに溶けてしまった。

職を探すため履歴書を書こうとして記憶の欠落が多いことに気づく。

所々大きく欠落し30代から50代の間で10年分の穴が空いていた。

幸いにもマヒはわからないくらい回復している。


なんとか近くのタクシー会社に潜り込めた。

だが、この職についたことが最悪だと気づくまで8年近くかかってしまう。

この会社の社屋は、2階が事務所、風呂、更衣室などがあり

1、3、4、5、屋上が駐車場になっていた。

エレベーターはあるがもう何十年も稼働していない。

なぜ壊れたままなのかを知っているのは所長のみだ。

ここの4階には入社時から違和感があった。

単に数字が4だからというわけでなくこの階だけにカラスが侵入する。

誰もこの階のトイレには入りたがらない。

車の中に置いてあるものが落ちている。

最初はこの程度の違和感だった。

どこでも感じるイヤな感じの程度だった。


大きな変化も無く5年が過ぎた。

会社の風呂場では相変わらず、話し声が聞こえたり急にお湯が出たりする程度で、支障はなかったはずだった。

ある日社内に張り紙があった。

「夏の企画として心霊ツアーを行います。怖い話、場所、ドライバーを募集します。」


寒気がした。


タクシーは毎日不特定多数の人と一緒にいろんな思いを乗せる。

そんなものが微量でも溜まればどうなることか?

面白がって、商売にしようとするなんて、怖いもの知らずだ。

毎日就業後に洗車して掃除するということは、簡易的にお祓いをしていることと同じだ。

それでは祓いきれないものが来たらどうする?

こんな企画は辞めるべきだ。


だが一社員のドライバーには何の権限もなく主張もできる環境ではない。

なにせタクシー会社なんてのはとてつもなくブラック企業なのだから

ある日内勤者(社内ではドライバーより上の立場)の主任から

「T男さん!他のドライバーから怖い話詳しそうって噂聞いたんだけど

今度の企画のネタなにかない?」

などと呑気に聞かれたのでつい

「商売にこんなこと使っては駄目だろ。遊園地のお化け屋敷でも紛れ込むことがあるのに

ツアー中に何かあったら責任とれんだろう?」

と強めに抗議したら何故か後日企画会議に出るように社長から呼び出された。


まずい!目をつけられたかも?

実家の家系は神道(いわゆる神社系)で入社時の保証人に神主の叔父がなってくれていた。

そこを利用されそうな嫌な予感しかない。


企画会議では、ドライバーからヤバそうな場所のリストは上がってきているが

企画ドライバーの希望者は全くいないという報告がされた。

この企画は新たに就任した社長の新規の肝いり企画ということで内勤者も大変らしい。

最終的には絶対に実施するという社長の決定には逆らえない。

そこでなんとしてでも俺に押し付けようということだ。

参考意見の聴取ということで発言した。

元広告代理店の社長はやり手と言われているだけあってズルい。

結局業務命令ということでやらされることになてしまった。

会議での決定事項は

 ほんとにヤバイところにコース設定はしない。

 暗くて不気味そうな場所だけにする。

 あくまでその地域の噂や伝聞として案内する。

 ツアー終了後には使用車両も含めてお祓いをする。

 心霊的なトラブルは責任取れないという誓約書にサインしてもらう。

 ドライバーが危険と判断した場合はツアー途中でも中止する。

という妥協点でまとまってしまった。


初期コースは絶対安全なコース取りを作成した。

 高速道路下のトンネル

 開発破綻放棄された地区のトンネル

 放置されている廃墟状態のホテル

 遺体遺棄事件のあった農道

 自社整備工場(廃墟みたい)

このコースを90分かけて案内する。

ほとんどドライバーの話術でなんとかなるところだ。


各場所の詳細は次回から

 







お読み頂きありがとうございます。

拙い作品ではありますが、自分の経験したことですので書きやすいかと始めましたが

案外難しいものですね。

誤字脱字、難解な表現、表記ミスなどございましたら、ご指摘ご指導お願いします。

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