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誰でも犯罪者となる場合もある

作者: 猫田蛍雪

 注意してほしいことだから、注意したとしよう。

 この場合、優しくいったか、きつく言ったかで人の反応は大きく変わる。

 優しく言ったならば、注意されたことを気に留めて、次は注意しなくなることだろう。

 一方、きつい言い方をしたならばどうであろうか。

 注意した人間が悪くなる場合もある。

 たとえ、善意で言ったとしても・・・・・・。

 きつい言われ方をした場合が、1回のみならば、注意された人間は我慢できるかもしれない。

 しかし、それが毎日、365日全てにおいてきつい言い方をされたらどうであろうか。

 人によって捉え方は、様々であるが、精神的に病んでしまい入院、自殺してしまうかもしれない。

 この時、きつく注意した人間は、どんな言い訳をするのか。

「彼が、勝手に精神的に病みました」

「彼が、勝手に自殺したのです・・・・・・」

 必ず自分の身を守るような言い訳をするだろう。

 これが、ある特定の集団であるならば、仲間を守るために、きつい言い方をした人間を守るかもしれない。

 なぜならば、自殺した人間を守る意味がないからだ。

 そして、きつく言われた人間が病気になったことや自殺したことがあいまいにされてしまう。

 この時、誰が悪いのか・・・・・・。

 きつく注意した人間か。

 きつく注意した人間を守ったある特定の集団か。

 それとも、きつい言われ方をして精神的に病んだ、自殺した人間か。

 誰でも犯罪者となる場合もあるが、世の中には裁けない罪もある・・・・・・。


 終わり



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