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死にたくないので進化します!〜異世界転生で魔物になった!?〜  作者: おんの
1章3部 ベビースモールレッサーイビルリザード
31/36

第三十話 暁闇の如く

たくさんの応援=

嬉しい=

モチベーション上がります=

ありがとうございます!

「私は…私は人間が好きではありません。だからって簡単に殺してはいけないことも分かっています。でも、今は…今はやらないとこっちがやられてしまいます…!」


「……それはつまり肯定と受け止めていいんだね?」


「はい…!」



「こっちがやられる」など

引っかかる言葉もあったが、

俺は今はあえてスルーして行動する。



俺は女の子にここの場所に

隠れているように言ったあと

冒険者集団の近くにある瓦礫に身を隠し、

あるワードを久しぶりに唱えた。



「ステータスオープン」



この言葉も

今では念じないで言葉にする事でも

使うことが出来るようになったことに、

今更感動を覚えながらも、

目の前に浮かぶウィンドウを見る。



________________________________________


【名前】望月司

【種族】ベビースモールレッサーイビルリザード


【レベル】12/15

【ランク】E


【体力】10/120【魔力】6/180


【状態】飢餓Ⅰ 疲労Ⅰ 瀕死Ⅰ


【物理攻撃力】163

【物理防御力】149

【魔法攻撃力】140

【魔法防御力】85

【状態攻撃力】390UP

【状態防御力】260UP

【素早さ】96


【使用可能魔法】

《闇属性:下級二位魔法》


《石化属性:下級三位魔法》




【スキル】《鑑定Lv.6》

《精神耐性Lv.8》UP《絶望耐性Lv.5》UP

《負荷耐性Lv.6》《石化耐性Lv.6》UP

《飢餓耐性Lv.6》UP《恐怖耐性Lv.3》UP

《闇耐性Lv.5》


《石牙Lv.4》UP《石爪Lv.4》UP

《闇牙Lv.1》《闇爪Lv.1》

《体当たりLv.6》


《捕食Lv.5》《惨殺Lv.4》《隠蔽Lv.5》

《暗殺Lv.4》NEW


《魔力操作Lv.4》UP《魔力変化Lv.5》UP


《ルミドレナ帝国国用語Lv.1》NEW


________________________________________



久しぶりに見たステータスウィンドウは

なかなかの上昇っぷりだった。

進化まであと少しというのを見ると、

谷底で頑張った甲斐があったなと思った。



同時にそれらが上がっていたということは、

相当な無茶をしたという裏返しでもあった。

この【体力】と【魔力】ではまずい。

【状態】も最悪だ。



相手がスケルトンならまだしも、

未だ戦ったことの無い人類だ。

これは戦い方を工夫しないと

あっという間に蹴散らされてしまう

かもしれない。



幸いな事に、

ここは洞窟であり松明を持っていることから

明かりがないと相手はこちらを認識できない。

これに関してはまた逆も然りという訳では無い。

俺は夜目を持っているからだ。



俺はそのアドバンテージをどう活用するか

悩んでいたところ、

最高で最悪の作戦を考え付いてしまった。



それはスキル【暗殺】による暗殺だ。

このスキルが意味するのはまさしく暗殺、

つまり気が付かれないように

殺すことが出来る事だ。



もし暗闇から攻撃されたらどうなるだろうか。

彼らはまず明かりや魔法が使える

魔術師をどうにかして守るだろう。

なので先制攻撃は魔術師2人を

攻撃することにしよう。

守りを固められていない時に殺せば

仲間が突如死んだというパニックを起こせるし、

それが【暗殺】の最も適切な使い方だろう。



現在冒険者との距離は30m、

俺はこの距離でもう彼らの様子を

視認できている。

そして彼らもここがダンジョン

だということを分かっているため、

慎重に進んでいる。



ここから敵の編成や装備を見る限り、

敵は全員で5人だ。

編成は先頭から女魔術師、

後ろに腰に長剣を持った盾持ち男剣士、

その後ろにはフードを被った弓持ち、

後ろから2番目はローブを着ていて

装備が分からない。

そして最後尾は先頭と瓜二つの女魔術師。

というものになっているようだ。



俺は距離が近づきすぎて

あの女の子に被害が加わらないように、

直ぐに作戦暗殺を実行するべく動いた。



さっきの場所より

さらに冒険者の近くまで近寄り、

ちょうど明かりが届かないところに

身を隠した俺は、

冒険者の最後尾が通過するのを

息を潜めて待った。



それはまるで時間の流れが

ゆっくりになっているようだった。

俺の中でまだかまだかと焦りが生じる。



少し経った後、

冒険者の集団が俺の目の前を横切る。

話し声も聞こえたが、

意図して聞かないようにした。

今から殺すやつの俺に残す印象を

出来るだけ薄めるためだ。



俺は心を無にして

ゆっくりと物陰から身を出し、

一番最後に横切った冒険者に襲いかかった。







平日は長々しいの書けませんが、

休日はそこそこの長さ書けます。


でも……果たしてこれは長いと言えるのか…?

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