第一話 王道の流れ?
最初のセリフ音量注意(笑)。
生命スイッチと言われて何故かそれがなんなのか理解出来た。
要はあれだ、あの、
切るとヒットポイント全損するチートみたいなスイッチ?
兎に角まあ、キレるわな。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
「ひぃぃ!ごめんなさい!ごめんなさい!……」
「切ってしまいました!じゃねぇぇ!ドジっ娘かよッッ!」
「だって司さんの生命スイッチ、足元にあったんですもの。気付かなかったんですよ!」
神様がミスったせいで死んだとか…
はぁ……ここにきて俺何回溜息ついたんだろう。
まさか自分がこんなしょうもない理由で死ぬとはなぁ。
はっ!まさか…俺もしかしてフラグ立ててた!?
「はい。司さん自分で永遠の眠りにつくって言ったあと、つかないって言ってましたよね?」
「げ」
「あれ、完全にフラグですよ」
「本当にフラグで死ぬことあるんですか!?」
ちくしょうめ!
フラグ立てる10秒前に戻って、
自分の顔をぶん殴りたい!
「正確にはフラグで人が確実に死ぬわけではないですよ」
「はぁ」
「死神さんが自分が面白かったフラグをたてた人もしくはたて方をした人を優先して、
フラグを確立してるだけですから」
「どういうことですか?」
「そもそもフラグとは、
私がミスしやすくする要因みたいなものなので」
「つまりそのフラグのせいで神様がミスり、
そして俺が死んだという事ですか」
「はい。とはいえ私が気が付いていればフラグって折ることが出来るんですよ。なので気が付かなくてごめんなさい!」
なるほど、そういうことか……
ってたてた俺も俺だな!
なんかものすごく申し訳ない気持ちになってきたぞ…
死んだのは俺なのに。
ん?まてよ、それじゃあ…
「あのー俺これからどうなるんですかね?」
「ああ、それなら御安心ください。ちゃんと転生して差し上げますよ。」
ん?この王道としか言えないパターンは…?
まさか…
「それって元いた世界じゃなくて、【異世界】だったりします?」チラチラ
「え?まあそうなりますが…」
「異世界転生キタァァァァァァ!!!!!」
「ひっ…!」
よっしゃぁぁ!!だと思ったよ!
だってさ?
この一連の流れからして、
異世界転生以外の何になりますか?
って話ですよ。
「もしかして、
今地球の日本で流行りの異世界転生系の、
ライトノベルとか読んだことありますか?」
「はい!もちろんです!」
やばい、ちょっと神様引いてる。
はしゃぎ過ぎたか。
「司さん、
大変申し上げにくいのですが……」
「【人類以外の生物】に転生するという形になります。」
「え?」
まてまてまてまて!…え?
【人類以外の生物】って…ええ!?
俺人外転生するってことか?
「はい。こればかりは絶対に変更することは出来ません。
生命スイッチを使わずに生命を全うする方は、
そのまま他の世界に人間として転生するのですが、
司さんの場合は、
生命スイッチを使って亡くなってしまったので
転生先は【人類以外の生物】になります。」
「……」
「そもそも生命スイッチを使う場合は、
余程の罪人だから。
という理由がある場合のみなので……
申し訳ございません…」
マジかぁ…マジなのかぁ……ちくしょう。
悪いな…田中…俺人間辞めるってよ。
ん?ちょっとまてよ?
生命スイッチを使う場合が余程の罪人ってことは、
なんで俺ここにまだいられてるんだ?
だって神様がミスしただけなら、
別に俺たち人間は来世が人間って確実に知ってるわけじゃないから、
そのままミスなんて知らんって顔で、
俺を人外転生させても良かったんじゃないか?
「はあ、まあそういう神もいるとは思いますが、
今回ここの空間に司さんをわざわざお呼びしたのは、
謝罪のためと他の理由のためでもあるのです。」
「他の理由?」
「はい。その理由を今からお話しますね。」
物語がなかなか先に進まなくて申し訳ないです。
小説って書いてるのが楽しくてなかなか先に進まないんですよね。(汗)
それはそうと、黒い砂漠がリマスターになりましたね!今更ですが!やはりグラフィックがいいといいですね。(語彙力)