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僕と姉さんと聖魔の大いなる戦い(笑)

ロクデナシの大人たちに絡まれた子どもはたいてい苦労する。

 夏の夕方。

 酷い夕立がバケツをひっくり返したような雨をもたらしている。

 けれど教会の中はそれでも静かで。


 それよりも静かで深く激しい意志の攻防が、全身を叩きのめしていく。


「感情でも理性でも、特にあなたを否定するつもりはないんですよぅ」

「はぁん、なかなか面白い冗談じゃない。なら、その手に持っている物騒な匂いのするゲテモノをさっさと捨てて欲しいところだね」

「そうは言いますけれども、私の魂に刻まれた役目といいますか。ええ、不本意ながら」

「とか言いつつ、楽しそうだけど」


 向い合うふたり。

 ぎしぎしと空気が悲鳴をあげる。ふたりの放つ圧が物理現象さえ引き起こしている証拠だ。

 僕らは教会の前から三番目の椅子に並んで座り、その威圧感をうけて動けずにいた。

 なぜちょっと荷物を届けに来ただけでこんな目にあっているんだろうね僕。


 さて。


「……何がどうなって、こうなっているんですか?」

「いやははは、それがもう、僕にもなんとも」


 まあ性質が正反対だしそれが原因なのかなぁ。

 ……ていうかこのふたりが正面からぶつかった場合半径数十キロがヤバい気がするんだけど大丈夫なのかなその辺。

 と、聞いたら。

「気をつけますよー」

「ま、気にしてあげるよ」

 とまあ実に頼りがいのある返事をいただいて胃がキリキリと痛み出した。


「というかですね、原因は何ですか原因は」


 正直この人らが正面衝突したらその瞬間僕は粉微塵に砕ける自信がある。それはとなりの神父さまも同じだろう。この人防御力紙だし。


「ああ、ほら、あれですよ、あれ」

「あれ?」


 神父さまの指差す先。

 説教台の上。

 そこに、小さな箱がちょこんとのっていた。

 それは派手すぎず地味すぎず暖かさを感じさせるデザインの箱だった。

 ええと、なんだか見たことがあるぞあの箱。

 そうだ、あれは確か……。


「金翅堂ですか?」

「ええ。それもオリジナルシュークリームがふたつ」


 おお、それはすごい。

 金翅堂とは小さい店構えながらも確かな味と豊かなメニューで人気を集める洋菓子店だ。

 店長はなんと中学卒業後海を渡り、ヨーロッパ各地を洋菓子武者修行してきた猛者だという。一時期マフィアもしていたらしく腕の銃創が痛々しいものの、その指先は繊細かつ大胆な味を生み出し続けている。

 そんな金翅堂の中でも特に人気なのが、オリジナルシュークリームだ。独特の製法の生地は柔らかさと軽い歯ごたえが同居しており、なおかつ降りかけられたクッキー生地が仄かな甘味を与えている。

 クリームもまた弾力がありつつも舌の上に載せればとろける柔らかさとなっており、甘すぎずそれでいて深い味わいが感じられる。

 ……僕は別にフードレポーターではないんだけどな。


 そんなわけで大人気だが一日に作ることの出来る量が限られているオリジナルシュークリーム。それが二つとはどれだけの競争を勝ち抜かなければならないのか、僕はちょっと想像もできない。

 僕が一度だけ食べたあの時だって、たまたま店長を助ける事になったことに対するお礼だったわけで。普通に手に入れようと思うのなら努力と運が必要になる。


 なるほど。

 それを賭けてあのふたりはあんなに険悪に……いやまておかしい。


「ふたつあるんですよね? だったら分ければいいじゃないですか」

「ええ、私もそう言いましたが、どうもあのふたり気が合わないようで。自分がふたつ食べたいというより、相手にひとつもあげたくない、らしいのですよ」

「うわぁ」


 ガキか。

 リアさんはそれなりに歳生きているだろうに。


「気に入らないヤツは気に入らないんだよ。年齢なんか関係あるか」

「心を読まないでくださいっ!! ……というか、あのシュークリーム、誰が買ってきたんですか?」

「私が。リアさんがシスターにおはなしがあるとのことで、私がお茶請けにと買いに行ったのですよ。運のよいことにふたつだけ余っていまして、それで買ってきたのですが……」


 まさか気を利かせた心遣いが自分の教会の最大の危機になるとは彼も思っていなかっただろう。


「喧嘩をするのなら、せめて服は破けて欲しいところですが……」

「あんたなんで神職やってんだ、なあ」


 存在自体からして歯向かってるんだからせめて中身ぐらいしっかりしようとか思わないんですか。

 思わないんでしょうね。懲りてませんもんね。


「……けれど空君、考えても見てください。あのふたりがぶつかり合えば教会の壊滅的被害はまず確実。私自身もただではすまないでしょう。まあすぐに復活するので別にいいのですが、痛いものは痛いですし。

 だったら約得のひとつくらいあってもいいと思いませんか?」

「それで本音は?」

「パツキンねーちゃんの下着凄くみたいですはい」

「……だめだこいつ、はやくなんとかしないと……」


 海原エッジ。

 この街唯一の教会で神父をやっていて、ゾンビで、色欲に忠実で、正直で誠実な人。

 もうちょっと属性を統一してくれないと対応しづらいんですけど。

 ちなみに名前からも判るように、ハーフらしい。とはいえ髪も瞳も言われてみれば、という程度にうっすらと茶色がかっているだけなので見た目はほとんど日本人だ。ただ身長は二メートル近い巨体。

 けれど彼の最大の特徴は、前にも述べたゾンビである、という点だろう。ゾンビで神父。いいのだろうか。


「というか止めないとシュークリーム事態が無事ではすまないでしょう」

「いえいえ、そうでもないようですよ。ほら、よく見てください」


 言われるままに目を凝らすと……おや、なんだろうか。青い光の粒子が箱を包んでいるのが見えた。


「光のつぶが見えますけど……」

「ええ、あれはお二人で共同で製作した結界だそうでして。隕石の直接衝突にも耐える強度だそうですよ」

「随分仲いいなあのふたり!」

「はじめての共同作業というわけですね」

「上手くない上手くないですから!!」

「入刀……まあ斬りつけるのはお互い本体なんですけど」

「みたくないみたくないみたくない」


 というか相変わらず余裕の半笑いですね神父さま。

 受け入れているのか諦めているのかよくわからない顔。今でもよくわからないしこれから先もずっとわからないんだろう。

 彼の何かを理解できると思ってはいけないし、理解したらだめだからね、空。

 最初に彼に出会った瞬間、姉さんはそういった。そんな事を言う姉さんは彼のことを理解したのかと聞くと、笑ってそんな事無理に決まっているじゃない、と答えた。

 まあ、深くは考えまい。

 彼の重ねた時間に呑み込まれてしまえば二十を重ねていない僕の存在なんてほんの小さなものだ。大きなものに巻かれすぎるのも考えものなのである。

 そんな彼の頬を、ずばっと、黒い影が流れて、ぱっくりと傷口が開いた。


 …………。


「って、うおおおおおおいっ!!」


 現実に思考を戻してみると、ふたりは既に一合撃ちあった後らしく。

 リアさんは右腕を、シスターは十字架を、大きく体ごと仰け反らせて距離をとっているところだった。

 ごうん、と音が今更響き、衝突の余波が暴風となり全身にたたきつけられた。ぐ、と胸を抑えつけられるような感覚に襲われ、全身の骨がぎしぎしと音を立てる。

 うん。

 いきなりクライマックスキタコレ。

 あんたら、お互いより先に僕を黄泉路に追い込む気ですね。


「ストップ、ストーーップ!!」


 急いで席を立ち必至にアピール。


「ああん?」

「あらぁ、なんですか、空君」


 ふたり揃って視線を向けてきた。リアさんは分かりやすくガンつけてきたけれど、シスターはまたねばりつくような重苦しい視線を向けてきて正直どっちも辛いんですが。

 しかし命には代えられない!


「あのですね、ここでおふたりが戦うと、ちょっとシャレにならないんですよ」


 主に僕の生命的な部分が。


「だぁーいじょうぶだって。なにかあってもちゃんと生き返らせてやるから」

「その時僕人間やめてますよね」

「わたしは、たとえ潰れた姿の空君でも素敵だと思いますよぅ」

「その愛情は重すぎる上に歪みすぎていて受け入れられません」


 というか引く。

 そんなハードな人生望んでいない。

 もっとソフトでいい。

 というかこの場で無事で済まないのが教会と僕だけって神様の家が随分と人外魔境だけどいいんですかね。


「とにかく平和的に! 平和的な解決方法を求めます!!」

「敵がいなくなりゃあとは平和だろ」

「その末期的かつ終末的な平和思想はちょっと捨ててください」

「神の御許に召されることで判る平和もあるんですよ、きっと」

「その発言は既に諦めてますよね色々と」


 僕はひとつ息を付いた。


「いいですか? 後のことがどうこうなんて言いません。とにかく、今、ここで、平和的な状況を作ってくださいと言っているんです!」

「やれやれ、将来を考えられない子供か。お前みたいなのがこの世界を背負っていくのかと思うとあたしも心が痛むよ」

「空君。今を追い求めることは大事ですが、それは未来を蔑ろにしていいことではないのですよ?」

「あんたら実は仲いいでしょう、なあ?!」


 訴えるも、彼女らは互いに視線を合わせるとけっとそっぽを向いた。嘘だ……。

 どうしようもうこれなんかこれ色々と納得がいかなさすぎて頭おかしくなりそうなんですけど。

 そんな僕を、神父さまがまあまあ、となだめる。

 立ち上がって、訴えるような声で語りかけた。


「まあ、あれです。おふたりとも、お互いに勝敗をつけたいだけで命を奪いたいわけではないんでしょう?」

「「獲れるに越したことはないかと」」


 ふふ、と少し笑って、そのまま座る神父さま。

 諦めがいいにも程がある。


「いやいやいやいや! とにかく勘弁して下さい。本当に」

「まったく。それでは空君は、どうすれば満足なんですか?」

「いやだから、もっと穏便に解決を」

「わがままだなぁ」


 ……そろそろ僕怒っていい頃だと思うんだけど。


「はぁ……もう、あれですよ。勝敗を決めるだけならじゃんけんでもいいじゃないですか」

「じゃんけん、ねえ?」

「まあ、わかりやすい手段ではありますねぇ」


 ふたりは揃って頷いた。

 あれ? 思ったより簡単に説得できるじゃないか。

 拍子抜けしてしまう。

 なんだ、難しく考える必要なんてなかったな。そうだそうだ。いくら吸血鬼とあのまっくろシスターとはいえ、こうして話している以上言葉は通じるのだ。

 こうしてしっかりと話しをすれば通じるのは道理。最初から半ば諦めていた僕にも責任はあるだろう。

 やれやれ、恥ずかしい限りだね。


 ふたりはゆっくりと歩み寄る。

 ゆっくり。

 ゆっっくり。

 じりじりじりと。


 ……いや。


「あの……なにしてるんですか」

「だってさぁ、こいつから殺気が消えないんだもん」

「あらあらぁ。そちらだってやる気まんまですよねえ」


 マントが刃物の鋭さをもってゆらぎ。

 十字架が低く駆動し重い音を立てる。


「ストップストップストップ! ストオオォォォッッップ!!!!」


 案の定人の話なんか聞いちゃいねえもんな!

 これだから吸血鬼とまっくろシスターは言葉が通じねえってんだよ!!

 その口から吐いてるのは人間の言葉の音をした別次元の言語か何かDeathカ?!


 はああぁぁぁぁぁぁぁ……。

 

 深く深く息を吐いてクールダウン。OK。僕冷静。ヒートアップなどしていない。OK。


「あのですね、もうちょっとお互いに歩み寄って、信用をしましょうよ」

「ああ、ムリムリ」

「ですよねえ」

「だからあんたら実は仲いいでしょう!!」


 なんでいらんところでツーカーなんですか。


「とにかく! 普通に! じゃんけんしてください!!」


 あなたたちの所業に耐えられるタフガイはこの場にはいません。僕も神父さまも強度は並の人間なんです勘弁して下さい。

 しろ。


「わかったわかった。あたしも悪ふざけが過ぎたよ。ってことでほら、ジャンケンで決着だ」

「ですねぇ。空くんがそこまでいうのなら譲歩しましょう」


 最初に出てくる発想だと思うんですけれど。やはり精神的に人外魔境に住んでいる人たちの思考は僕ら一般人のそれから大幅にそれて新しい世界を築いているらしい。


「ほんとうにもう……じゃあ僕、審判しますから。後出しとかやめてくださいよ」

「任せなって。そんな不利な真似しないよ」

「そうですよう」


 ……ん? なんだかまたよくわからない理屈が飛び出したような気がするんだけど。

 と言ってもすでにふたりはやる気満々。ここで水をさして気分を変えられても困るのは僕だ。

 いささか不安はあるけれど、ここはこのまま進めてしまうしかないだろう。


「はい、それじゃあいきますよ。

 さいしょは、ぐー、じゃんけん――」


 リアさんが大きく右腕を引いて。

 シスターが左手を高く振りかぶり。


「ぽんっ!!」


「ぐうううううううああああああっ!!!!」

「ぱあああああああああああああっ!!!!」


 リアさんのグーと。

 シスターのパーが。


 正面から激突した。


 何か音がなったような気がするけど、大きすぎて逆に聞き取れなかった。ただ、あたまがぐわんぐわんと揺れている。視界も揺れている。

 じゃんけんの結果はというと、拳をつきだしたままの姿勢のリアさんと、その拳の延長線上には壁に埋まるシスター。シスターは左手を真っ直ぐにつきだして手のひらを見せたままだ。


 ……ええと。


「……何してんの。……何してんのっ?!」

「何って。じゃんけん」

「いやいやいやいや、普通に殴り合ってるじゃないですかっ!!」


 リアさんはきょとんと首を傾げる。


「え? じゃんけんってほらアレだろ。グー・チョキ・パーの三つの手を出しあって……」


 うんうん、そうそう。


「その出した手で攻撃して相手を倒したほうが勝ち」

「なにそれ怖い」


 僕の知ってるじゃんけんと違う。具体的には勝利条件が。


「っていうかシスター! シスターも大丈夫なんですか?!」


 声をかけると、壁にめり込んだシスターがぴくりと反応し、ゆっくりと体を起こした。

 ……自分で声かけておいてなんですが、生きてるもんなんですね。正直コマ落ちで見ても凄まじい速度で飛んでいっていたと思うんですけど。


「う、ふ、ふふふ。さすが最強の神話体。絶対に殺せないだけでなく絶対に勝ち目のない超越者とはよく言ったものですねぇ」


 ぱらり、と壁の破片を払いながら、ゆっくりと歩み寄ってくるシスター。

 ごり、ごり、と引きずる十字架が床を削る音が静かに響く。

 雨はいつの間にか止んでいた。

 薄く差し込んだ太陽の光が、さらにステンドグラスの向こうから天使の階段となって降り注ぐ。

 そのなかで。

 血を流しながら。


 凄惨に笑う聖職者。



「…………神父さま大変ですよ! もうこの場所完全にホラーに侵食されてます!!」

「ええ、ずいぶん前から」



 どうやらとっくの昔に手遅れだったらしい。


「って、シスター! 本当に大丈夫なんですか?」

「ええ。大丈夫ですよ」


 にこり、とほほえむシスター。

 足取りもしっかりしているし、多少の血は流れているが視線もまっすぐだ。

 本当に、大丈夫らしい。信じられないが。


「ふう……」


 シスターは深く息をついた。


「って、ああそうだ。シスター、今のじゃんけんは」


 さすがにもうやめだろう。

 と言おうとしたら。


「ええ。あいこですね!」


 ぐっと。

 ぐっと握りこぶしを握って。

 何この人。

 超やる気。


「…………あの、シスター。シスター的に今のじゃんけんルール、ありなんですか?」

「え? ありもなにも普通にじゃんけんですよね」

「じゃんけんの定義さえ通じないのかよこのふたりには!!」


 どうしようもないな。

 本当にどうしようもないな!!


「ふん。いい根性だね。じゃあ、続きを始めようかぁ!!」

「ええ望むところですとも!!」


 マントが唸り形を変え、巨大な鋏の形を得る。

 十字架が割れ、人間の腕程の太さもある釘が溢れ出す。


 ああ。

 こんどはチョキどうしかな。



 ここにいたり、僕はようやく気づいた。


 ろくでもない上にどうしようもないけれど。


 もはやこの場は諦めるしかないということに。






















 というわけでオチというか後始末。


「あのふたり、仲いいんだか悪いんだか」


 雨は上がり、雲の隙間からところどころ、夕陽が差し込んでいる。

 そんななか、僕と姉さんは並んで家への道を歩いていた。


「うーん、言うほど悪くはないんじゃないかな」

「まあ……」


 少なくとも感性とかは似てるよね。似てるって言うか、同じ方向にブッ飛んでるよね。

 おかげで服が一着駄目になった。いや、形は保っているよ? 保っているけど、洗濯機に入れたら間違いなくバラバラの布切れになるレベルだもの、今の僕の服。


「なにはともあれ、姉さんが来てくれて助かったよ」

「ふふん、空のピンチにお姉ちゃんあり、だよ」

「さすが姉さん」


 あの後。

 彼女らの言うところのじゃんけんの余波でボロボロになったところで、姉さんが迎えに来てくれた。

 姉さんはやれやれといった具合に一発、左手をかざすと、銀閃を縦横に走らせふたりの動きを止めた。


『もう。ふたりともだめだよ。空が困っているじゃない』


 そうしてふたりの喧嘩を止めてしまった。

 喧嘩の原因となったシュークリームは、姉さんの口に加えられている。


「うん。金翅堂のシュークリームはおいしいねっ」


 姉さんはくるりとこちらに顔を向けた。

 ん。と、顔を突き出す。

 目の前に、咥えられたままのシュークリーム。

 分けてくれるらしい。


「それじゃあ、いただきます」


 ぱくりと噛み付いた。

 少しちぎって飲み込む。うん。いつかのあの味に衰えはない。相変わらずの人気も納得の味だ。


「おいしいねえ」

「うん、そうだね」


 そうやって、ひとつのシュークリームをふたりで反対側から食べながら家に帰った。




 もうひとつのシュークリームは涼莉のおみやげにしたところ、初めて金翅堂のシュークリームを食べた涼莉は大騒ぎだった。



姉さんが無敵すぎて出番を作れない……。

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