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時間戦士は永遠の夢を見るのか・平行宇宙編

平行宇宙編AMラジオ「Amikana & Mika」:第28回「全米も泣いた?」

作者: 刹那メシ
掲載日:2026/10/05

「ここでお知らせがあります」

<はい。何でしょう?>

「実は……映画ができます!」

<え?! 私聞いてない! 何の映画?>

「『時間戦士は永遠の夢を見るのか』です!」

<え? え?! もしかして、本編?!>

「そうです!」

<え? 平行宇宙編じゃなくて、本編?!>

「はい。そう言いました」

<マジで?! あれ、映像化したら結構お金かかるよね? 特に最後の方>

「はい。お金かけました!」

<ほんとに?!>

「はい。ポスターが仕上がってますので、ご覧下さい」


挿絵(By みてみん)


<凄い! ほんとだ! 一体いつ撮ったの?!>

「フフフ……」

<夜、時々いなかったのは、そのせい?!>

「フフフ……」

<あれ?……これ、『共演:ミカ=アンダーソン』って書いてるけど……私、映画撮ってたの知らないけど……>

「はい。私も知りませんでした」

<は? 『主演:アミカナ=デフォルマ』って書いてるじゃん>

「アミカナはアミカナでも、アミカナ5です」

<え?……アミカナ5が撮ってた映画って、続編じゃないの? 本編?!>

「はい。本編です。私『アミカナ4』の物語になります……」

<え?! マジで?! え、じゃあ、私の役は誰が?>

「アミカナ5です。一人二役になります」

<じゃあ、このキャスト、嘘じゃん! 法律的に問題あるよね?!>

「仕方がありません。所詮フィクションなので……」

<フィクション? 何が?>

「このラジオ自体が」

<いやいやいやいや! そんなメタな納得の仕方ある?! 何で私達に話が来ないの?!>

「監督の神の手に聞いて参りました」

<ああ! 何て?>

「『アミカナ4さんとミカさんはラジオで忙しそうだったので、申し訳ないと思って、今回は見送りました』とのことです」

<……そんなわけないだろ……。大体、今回見送って、次、何があるのよ?!>

「やっぱあれかな。クソ神とか散々言ったからかな?」

<私、言ってない!>

「とにかく!……できてしまったものは仕方がありません。私達は、宣伝大使として、この作品をたくさんの方に紹介していきたいと思います」

<出てないのに?>

「……まあ、私達の物語ではあるので……」

<え~、何か納得しがたいんですけど!>

「実は私、試写を見まして」

<え? 私、知らないけど>

「アミカナ5の演技が凄かった! さすが新型。ラストは涙無くしては見れません。嗚咽を堪えるのに苦労するくらい。まあ、私には泣く機能ないけど」

<……な~んか変だよね?>

「何が?」

<これ、アミカナならブチ切れる案件だと思うけど……>

「いや、私ももう大人だから……」

<何を約束したの?>

「え?」

<何か約束したんでしょ? 神の手と! 言いなさい!>

「あー、実は……続編の主役を……。鉄拳制裁と引き換えに」

<ちょっと待って! 何でアミカナだけ?! 私は?!>

「大丈夫。ちゃんとお願いしといたから」

<……ああ、ならいいけど……。ありがと……>

「ただ、今回の本編がヒットしないと、続編は作れないそうで……」

<宣伝大使、一緒に頑張ろ!>

「……ということで、11月15日から、全国の松竹梅系の映画館で公開となります」

<皆さん! 是非、劇場に足をお運び下さい!>

「……『こんにちは! 私はアミカナ=デフォルマ。あなたにとっては遥か未来からやって来た、歴史改変阻止者よ。あなたにエスコートをお願いしたいの』……」

<凄い……生予告編だね……>

「全米も泣いたそうです」

<泣いてない泣いてない。……あれ? じゃあ、夜、時々いなかったのは何?>

「ああ……志音の家にお泊まり……」

<はー! 愛を営んでる間に、後輩に仕事取られてるじゃん!>

「『育んでる』にして! 『営んでる』はおかしいから……。以上!」

<『AMラジオ>

「アミカナ・アンド」

<ミカ』でした!>

<「バイバ~イ!」>

<目標いくら?>

「400億」

<よ?!……>

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