とある新人冒険者の非日常
小説の書き方や行間などをちょくちょく変更しているので気にしないでください。<(_ _)>
ステータスの表記が少なかったので増やしました。
センはセンチ、メルはメートルです
貨幣に関しては出すかわかりませんが、出す場合は十進法を採用する予定です。
とある新人冒険者視点
俺は3ヶ月前に冒険者登録をした元狩人のEランク冒険者だ。
冒険者にはEー〜Sまである。俺は元狩人だったから魔物や獣についても森に入る上で知っていたし、職業が狩人だからなかなか便利なスキルを持っているからEランクの中では頭一つ飛び抜けている。
俺は今日、冒険者ギルドに何か良い依頼がないか探していた。
「あっ、レキさん丁度良いところに。」
「アレナさん。どうかしましたか?」
「はい。実は影の森で見慣れない魔物を見たと言う証言があり、森の調査の依頼がありまして。」
「なぜ俺にそのことを?」
「実は今高ランク冒険者の方々が魔の森の調査に向かっていて調査に向いている冒険者の方がいなくてですね。そこで元狩人で職業も狩人のレキさんにこの依頼を受けて頂きたいからです。」
「しかし、俺はまだEランクですよ。普通森の調査などなどはDランクからなのでは?」
「まあ、確かにその通りなのですけど、街に近い影の森での異常なので、街の人達も不安を感じているそうで、この問題を早く解決して欲しいと言うので、Eランクでも森の事について詳しい上に実力的にはDランクのレキさんに白羽の矢がたったわけです。」
普通ならこんな危険度がわからない依頼は受けたくないが、影の森なら普段から依頼で行っているし、最悪魔物の正体さえ掴めれば依頼は成功になる。
「わかりました。その依頼受けます。」
「ありがとうございます。それでは依頼の確認ですが、内容は影の森で確認された未知の魔物の正体の特定、または討伐です。」
「わかりました。ちなみに魔物の特徴はわかりますか?」
「はい。見かけた人からの情報によりますと、体高60セン、体長1メルほどの魔物だそうです。目撃者によると魔蟲種のように見えたそうです。」
「魔蟲種ですか?」
本来魔蟲種とは、野生の虫が魔力の影響で魔物化したものだが、せいぜい、元の大きさの2〜3倍程度の大きさに収まる。そして魔蟲種の危険度は高くてもせいぜいがF+。
それが今回目撃された魔物は魔蟲種にしては大きすぎる。
「それと不確か情報ですが黒い物を纏っていたそうです。」
「黒い物…ですか?」
「恐らく突然変異で特殊なスキルを身につけたのではではないかと言うのがギルドの見解です。」
「情報ありがとうございます。できるだけ情報も持ち帰れるようにしますが、身の安全を最優先にさせてもらいます。」
「それは当然のことなので気にしないでください。」
「それでは。」
「はい。いってらっしゃいませ。」
〜影の森〜
さて影の森についたが、いつもより森が騒がしい。これは依頼の魔物が関係しているとみて良さそうだ。
「手始めに、《気配探知》」
俺の《気配探知》は昔から狩人として鍛えてきているから、半径200メル程度の範囲にいる生物の反応を捉えることができる。
探知の端に大きな生物の反応がある。まず反応の近くに行くとしよう。
さて反応の近くにきたが、反応の正体はフォレストベアのようだ。冒険者ギルドのランクで言えばDーランクの魔物だ。
普通なら気づかれるが、俺には《気配遮断》の上位スキル《気配断絶》があるから並大抵の魔物に気づかれることはない。
しかし件の魔物らしき反応がないな。
そう思っていると《気配探知》が急速にに迫ってくる反応を探知した。
(速い!?この調子なら後5秒ほどでここにくるぞ!)
俺は急いで近くの茂みに身を潜めたのとほぼ同時に奴はきた。
見た目は完全に魔蟲種だが大きさがおかしい。ギルドの情報では、体高60セン、体長1メルほどだと聞いたが、俺の目の前の魔物は情報より一回りほど大きかった。
フォレストベアも奴の存在に気づき、奴に向かって威嚇を始めた。
奴もフォレストベアの前で止まると威嚇を始めた。
(奴がギルドの依頼にあった魔物に違いない。しかし魔蟲種にしては大きすぎるし、奴はフォレストベアと戦う気か?)
本来魔蟲種は自分に攻撃してくる物、または、腹が空いている時は、死をいとわず攻撃してくるが、攻撃されない限り自分より強い相手には、手を出さないことで有名だ。
(奴からは魔蟲の空腹時に発する特有の気配が感じられない。)
(つまり奴からしたらフォレストベアは同等か格下程度とゆうことか?)
そんなことを考えていると、痺れを切らしたフォレストベアが奴に襲いかかった。
その時だった。奴の足元の影がまるで生きているかのように動きフォレストベアの首を切り裂いた。
(Dーランクのフォレストベアが一撃だと?!)
(これは俺の手にはおえん。急いでギルドに報告しなければ!)
そう考えた時、奴の目が俺のいる茂みを見た。 俺は息を止め、必死に気配を殺した。
(気づくな。気づかないでくれ!)
奴は興味をなくしたように茂みから視線を外し、フォレストベアの死体の方に歩いて行った。
(た…助かった。)
俺が安堵の息ををこぼしていると、奴の影が蠢きフォレストベアを飲み込んでいった。
(あれはまさか、魔法か!)
本来、本能に忠実な魔蟲種は魔法を使えない。使えないと言うより、使えるほどの知能がないのだ。しかし目の前の魔蟲種は魔法らしき物を使った。
(これはまずい。早くギルドに伝えなくては。)
俺は奴の気配が消えるのを待ち、急いでギルド戻った。
こんな作品を読んでくれる人がいたら、ぜひコメントお願いします。そうすると作者のやる気に火がつきます。




