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異世界魔刀士と七変化の眷属   作者: 来夢
第1章 旅立ちの準備編
9/203

第9話 神器

現在改稿したら、7000文字突破してしまいました。

説明が長くてすいませんが、最後までお付き合い下さい。

―― とある島・とある町・川付近 ――


異世界生活三日目 朝…………


朝起きると、今日約束どおり、悪戯もなく、日課であった素振りをして、天気が良かったので、ピクニック気分で朝食は、川原(かわら)で摂る事にした。


そう……今日は、武器の性能の確認と仕上げを兼ねて、近くの川へと来ていたのだ。


「おにぎりだけど、よかったらどーぞ」


朝からおにぎりを握り、ラップで巻いた物をフィーナに手渡すと、食べ方が分からないようなので見本を見せる。


「そうやって食べるのね!それじゃ、いただきます」


フィーナは一口おにぎりを食べると「んー!これもシンプルだけど美味しいわね」と、満面の笑みを浮かべおにぎりを堪能していた。


「そう言ってもらえると嬉しいよ」


丁度いい高さの石があったので、そこに座り、おにぎりを食べながら青い空を眺めると、今後の米事情について考えてみる。


今現在、アイテムボックスの中には、コシヒカリの玄米があるのだが、この世界に、米があるか分からないので、稲作が出来る様に玄米は取って置くことにした。


稲作をするために必要な水田は、パンがあるので小麦がある事は分かっているし、昨日鉱山に向かう途中に、田畑があることも確認済みであったので、この地でも稲作は可能だと判断をした。


『時期が来たら苗床を準備して、日本のこしひかりを、アノースに作ろう』


畑は、この世界の土壌については、まだ分析をしていないので分からないが、酸性土壌なら石灰石でなんとかなるし、ノーフォーク農法がないなら、かぶを植えればなんとかなる。


そんな思いと、計画を考えながら、おにぎりを食べ終わると、丁度川の水が大量にあるので、大量の石灰石を取り出して、土壌改良や漆喰など色々使う用途の多い、消石灰を魔法で作った。


「これで、消石灰と漆喰の準備OKだ」


大量の消石灰の前で、満足をしているとフィーナは「こんなに、大量にこの消石灰?なるものがあって、これをどうするの?」と疑問を抱いたようだ。


「調べてみないと、分からないけど、酸性土壌なら畑に行ってこれを撒くと、土壌改良が出来るんだ。後の消石灰は加工して、漆喰と呼ばれる壁の素材にするつもりだよ」


「漆喰って何に使うの?」


「家の壁とかに塗るんだよ。そうすると、白い壁が出来るし、内装に使えば抗菌や湿度の調整もしてくれるんだ」


「ふーん……そうなんだ。タクトは本当に物知りね」


「まぁ、それなりに勉強もしたしね。でも、この畑は、避難している住人のものだろ?勝手に触るとトラブルの原因になるの確実だから、今は触るわけにはいかないかな……」


「そうね、神様がいくら自由にしても良いって言っても、避難している住民は納得いかないかもね」


フィーナも、その意見に賛同してくれたので、取り敢えず、この件は保留にする事になった。


「迷宮の調査が終わったら、一度この島を出て、王国の町に行ってみようか?ギルドカードも欲しいし」


「それがいいわね。その方がアノースのことを、色々分かって良いかも知れないわね」


「それじゃ、本来の目的の刀の仕上げでもしようか?」


「あの刀がどんな風に完成するのか、楽しみだわ」


こうして、大量にある消石灰を収納して、昨日作った刀の刀身と、剣道で使っていた替えの持ち手などを、アイテムボックスから取り出して、刀を完成させるための素材を並べた。


「完成させる前に、聞きたい事があるんだけど、刀にどうやって魔法付与ってどうやるの?魔石を一緒に合成するとか?」


「タクトや私に関して言えば、今から武器を創作するのに魔石はいらないわよ」


「えっ?なんで?」


「だって、スキルで全属性魔法習得しているからでしょ。それに魔石の説明した時に言わなかったけ?魔石の大きさや種類によって使える魔法が決まるって」


「そういえば、そうだった」


「折角のオリハルコンだから、魔石で制限が掛かるよりも、普通に魔法を発動させたほうが効率も威力も高いわ」


「そっか。じゃ普通に2本纏めて創作しちゃうよ」


「そうね。それがいいと思うわ」


二振りの刀身、黒色と紫色の持ち手、つばに使う素材を横に並べると、早速刀を完成させる為に最終確認をした。


「よし!準備が整ったけど後はどうやったらいいんだい?」


「あら簡単よ。もう素材は並べてあるから、後は完成品のイメージをして創作(クリエイト)すればいいわ」


「分かった……やってみるよ……」


フィーナの指示を仰ぎ、指示どおり魔力を手のひらに集め、完成品をイメージをして「よし、こんな感じでいいかな……創作(クリエイト)」を詠唱をする。


すると、刀と素材は共に光り始め、やがてふたつの光りとなり、イメージどおり、持ち手の色が違うだけの刀が2振り同時に現れた。


「イメージどおりに出来たぞ!我ながら、良いものが出来て嬉しいよ」


俺出来たての刀を両手にそれぞれ手に取ると、完成品の評価をして貰う為に、フィーナに手渡す。


「初めてにしては上出来じゃない。カッコよく出来て良かったね」


完成品を色々な角度から、見ながら褒めてくれたので、なんだか嬉しくなった。


「よし、なんだか楽しくなってきたぞ!フィーナ。ついでに鞘も作るよ」


「ええ。さすがに鞘がないと危ないしね」


そう言うと同じ様に鞘を完成させ、刀を鞘に納めて、アイテムボックスの袋と干渉し邪魔にならない様に両腰に刀をぶら下げた。


「実際に、どんな効果があるか試してみたいな。武器に魔法ってどう付与するの?」


「えっと、まず、火なら炎をイメージ、風なら風力をイメージして、刀に徐々に魔力を流す感じかな……」


「試す前に聞いておきたいんだけど、熱いとか、味方に当てて怪我をさせる可能性や、命を脅かす様な危険はないの?」


「魔法自体は、自分の魔力だから自分には危険はないわよ。もし仮にそうだとすると、誰も魔法は使えないじゃない?」


「確かにそのとおりだな」


「だけど、攻撃する時、味方に当たっちゃう可能性はあるわね。そう言う場合は予め、使う前に後方へ下がってもらうか、パーティ登録するかだね」


「パーティ登録って何?」


「ギルドカードを作る時や、更新をする時に、パーティ登録って言うのをすると、仲間の魔力のパターンが登録されるから、それなら、当たっても平気だから危険はないわ」


「なるほど、便利なもんだな、ギルドカードって」


「因みに、私はタクトの眷属だから、登録しなくても大丈夫よ」


「そっか。なら安心だね!じゃ早速試してみてもいい?」


「いいわよ。見ていてあげるわ」


フィーナが見守る中、鞘から2振りの刀を抜くと、教えて貰ったとおりに、まず右手の持ち手が黒の刀に炎をイメージし魔力を徐々に流すと、刀は徐々に赤いオーラのようなエフェクトが掛かかり、今度は左手の持ち手が紫の刀に、風をイメージし魔力を徐々に流すと、刀は徐々に透明だが、もやのようなオーラのエフェクトが掛かった。


ここで、思いつきで、ある実験をしてみる事を提案してみた。


「ちょっと、試したい事があるから、実験してもいいかい?」


「いいけど、そこから一体何をするの?」


「まあ見てなって」


刀をクロスさせ、更に風の魔法を右手に流しこむと、赤いオーラは青いオーラに変化した。


「やった!実験成功だよ」


化学の実験で習ったとおりの結果なのだが、エフェクトの色まで変わる確証はなかったので、結果に満足した。


「青い炎なんて初めて見た……試しに川に向かって振ってみてよ」


「OK!試してみるよ。それじゃ少し離れて!」


「分かったわ!」


酸素を供給しつつ青い炎、つまり完全燃焼を維持しつつ、何もない川の方向へ刀を振りぬいた。


「シュバッ!」


すると、刀圧(とうあつ)が青白い炎の玉となり、川に着弾すると、「ドカ――ン!!」と轟音が鳴り、水蒸気爆発?を起こし辺り一面が霧状になる。


「ごめん!やり過ぎた!」


フィーナはその光景を見て、驚愕のあまり開いた口が塞がっていない。フィーナの肩をそっと叩くと、現実に戻ってきたみたいで、驚愕した表情のまま口を開く。


「……はじめて見たよ爆発って……でも人間相手には、使わない方がいいわね」


「そうだよな……明らかにオーバーキルだよな……」


っと言葉を発した瞬間、俺の体が少し光る。


「これって……」


「ええ。何かしらスキルを覚えたみたいね。確認するわね」


と、いってスキルボードで確認すると、どうやらバグとされていた、XXXXXの部分が、魔法創造というスキルと変わっていた。


「まったく。こんな簡単に、新しい魔法作り出すなんて、何でもありね」


「狙ってやった訳じゃないってば」


そしてなんとなく、爆発を起こした川の水面に目線を向けると、大量の川魚が浮かんでいた……


「ラッキー! フィーナ!魚の回収手伝って」


「もーまったく、タクトは転んでも()()では起きないタイプね」


フィーナは「ふぅ~」と小さい溜息を吐くと、現金なもので「食料 食料」と言いながら嬉しそうに、魚をアイテムボックスに詰め込んでいった。


「まさに、棚から牡丹餅だよ。今日か明日の夕飯は、これで決まりだな」

                                             

結果に満足すると、もう一つ試したい事があったので、再び、フィーナに実験をしてもいいか聞いてみた。


「さっきみたいに、やり過ぎないでよね」


「分かった。肝に命じるよ」


今度は魔力を抑えつつ、二つの刀を時間差で横に振りぬくと、今度は小さいが炎の竜巻が出来て、辺りの岩を粉砕しながら進んで行くと、川に当たり水蒸気になり消えた。


「さっき言ったばかりじゃないの!やり過ぎだってばよ!少しは自重しなさいよ」


「なんだかごめん……言われるほど、魔力流したつもりはなかったんだ。結果はあれだけど……フィーナがそう言うなら、そうするよ」


なんだか、最近のRPGの縛りプレイみたいで、なんだかなーと思ったが、やはりフィーナの意見は正しいので、人間や亜人に対しては、使わないように制限をした。


「じゃ、私が見本見せてあげるわ。タクトの創作した刀を貸してみて」


フィーナがそう言うので、刀を手渡すと魔力を流し始め「それじゃ見てなさい。ウインドカッター!」と言って、軽く刀を横に振りぬく。


すると、刀を放った範囲の風の刃が飛んで行き、10mくらい先にあった岩が、まるで簡単にバターが切れる様に、岩は真っ二つに切り裂かれた。


「フィーナも、人の事言えないし。自重した方がいいんじゃない?」


「ちょっと待ってよ!この刀の威力は尋常じゃないわ。少しは()()()()()()()自重しなさいよ!まったくもう……」


フィーナは、刀を俺に返すと、なにやら考え始めていた……


「ただ、フィーナの言うとおり作っただけですけど……ちょっと聞いてるの?」


「ごめん。何か言った?ちょっと気になるから、鑑定してみるわ」


フィーナは、俺の方を見て神眼を使い、スキルボードを確認すると、目が点になり、みるみる青い顔に変化していく。


「ま…まさか!ありえないわ……タクト……ちょっとこれ見て」


スキルボードを指す、フィーナの指が震えていた。


フィーナがそう言うので、確認しようと見てみると、


――――――――――――――――――――――――――――――


現在時間

PM 11:19


尾崎 拓人 神の使徒(18歳) 称号 魔刀士 


身長 180cm 髪の色 黒髪 黒い目


武器 右手 タクトの刀(黒) 武器クラス 神器(全属性)

   左手 タクトの刀(紫) 武器クラス 神器(全属性)

   脇差 フィーナの短刀 武器クラス 神器  


<スキル>


アノース語  創作 縮地(NEW) 居合い斬り Lv1(縮地合成) 全属性魔法 魔法創造 XXXXX


武器スキル


連続斬り 治癒



――――――――――――――――――――――――――――――


と、表示されていた。



「もはや、これは奇跡と言ってもいいわね。神器を簡単に作れる人間なんて見た事も、聞いた事もないわよ」


フィーナは呆れたように言うと、言葉を続ける。


「こんなの、盗まれたら大変よ。所有者を限定するから、早速名前を付けましょ」


「名前とか、所有者とかって何か制限があるの?」


「そう言えば言ってなかったわね。名前は鑑定で持ち主が分かって、盗難防止出来るし、所有者登録は、登録者以外が使っても効果が発揮出来ないのよ」


「なるほど……結構ちゃんとしてるんだな」


名前を付けるのに、暫く考えると、3振りの刀に聞いた事のある、有名な刀の名前や神器の名前を付けた。


「じゃ、持ち手が黒い方を草薙(クサナギ)の刀、持ち手が紫の方を天叢雲(あめのむらくも)の刀、フィーナに貰った短刀を村雨(ムラサメ)の短刀にするよ」


「フィーナの魔法のロッドは?名前どうするの?」


「そーね。タクトが決めてよ」


「ロッドなのに、薙刀にもなるんだもんな。それじゃ、賢者の薙刀ってのはどうだい?」


「タクトが決めてくれたのだから、それでいいわ。それと、この結果を見る限り、モンスター以外には、魔法剣は使わない方がいいわね」


「その方がよさそうだな……間違えなく秒殺しちゃうよな。それよりも、さっきフィーナが使った、ウインドカッターって技の名前?」


「そうよ。もともとこの世界にある技よ。でも普通は距離5m、幅2mくらいの短距離魔法なんだけどね……」


「何か、かっこいいから、さっき使った技の名前をつけてもいい?」


「タクトが創造した合体魔法なんだから、自由につけるといいわよ」


「じゃ、爆発したから、エクスプロージョンと、炎の竜巻だから、ファイヤーストームと言う名前で決定だ」


「かっこいい名前ね……」


『いや単純に、英語ですけど……褒められたから、だまってよ』


「驚きついでに、聞きたいんだけど、青い炎って今まで見た事ないんだけど、あれが科学なの?」


「じゃあ簡単に説明するね」


「いいわ。その事を習ったり勉強したりした時期って思い出せる?」


「思いだせるけど、なぜだい?」


「タクトの記憶から読み取れば、簡単だからよ」


こうして俺は、なんとなくだがフィーナのやりたいことを理解し、それを了承すると、フィーナが俺の頭に手を置く。


「じゃ、目を閉じて、当時のことを思い出して」


「了解」


小学校の時の理科の実験をしたころを思い出す。


「リンク」


フィーナは、そう唱え10秒ほど経つと、「もう目を開いても大丈夫よ」と言った。


「なるほどね……この世界には、酸素を燃焼させるという概念がないからってことか……いい勉強になったわ。また、分からないところがあったら、記憶を覗かせてね」


「まぁ、別に覗かれて困ることないからいいけどね」


「それにしても、タクトの小さいころ、かわいかったわよ」


「え~!そんなのも分かるの?」


「分かるわよ。記憶の中に客観的に入れる、神の業だからね」


「そっか。そう言えば、神様も言ってたっけ、記憶を覗かせてもらったって」


「私は神様じゃないけど、お手伝いしてたから、リンクを使える権限を頂いているのよ」


「そうなんだ。ちょっとだけ質問なんだけど、なんでその当時のことを思い出さなくちゃいけなかったんだい」


「それは、本の目次みたいなものね。ピンポイントでそこの記憶にいけるから、探す手間が省けるのよ。ちなみに、タクトの記憶がなくても、当時の一部分だけでも思い出してくれたら、タクトが見聞きしたものなら、全て分かるわよ」


「そんなに簡単に分かるのか?そりゃ凄い」


「そうね。例えば、《そう言えば昔聞いたけど思い出せない》とか、《あの人前見たことあるけど、名前が思い出せない》とか、もし必要な時がきたら言ってね」


「何それ、超便利ぽいな」


「好きだった娘の顔とか、思い出とかは却下するから、そのつもりで」


「べ・べつにそんなのいないし!」


「ふふふ……あらそう」


フィーナにいじられた後、武器を作り終えたので屋敷に戻り昼食を食べると、フィーナは疲れたのか、お昼寝をしていたので、本を参考に昨日入手した大理石で彫刻を作る事にした。


ソファーで寝ているフィーナに、風邪を引かない様に、そっとタオルケットを掛け、ホールに向かうと、本を片手にミロのヴィーナス像と、考える人を創作することにした。


ミロのヴィーナスは、黄金比と呼ばれる物があり、正確に出来たのかは実物を見た事が無いので、分からないが、2体とも創作が終わると、階段の横にそれぞれ設置したのだが、それだけでは、まだ殺風景で物足らなかったので、今度も、丸パクリではあるが、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の、最後の晩餐の絵画を玄関ホールの正面に飾った。


流石に、ここまでくると殺風景ではなく、いい感じで屋敷ぽくなって来たので、今日はここまでにする。


「よし!これなら嫌味はないだろう!」


そう声を上げるとフィーナは、昼寝から起きて、今し方、創作した物に目を奪われていた。


あまりにも出来が良かったのか、感心をしているようなので、見本にした本を見せ「この本を、参考に創作をしただけだ」と説明したのだが、それでも感動は変わらない様子である。


「それにしても、贋作とはいえ凄く良い出来ね。素人の私が見ても、この作品の芸術性と素晴らしさが分かるわ」


と、その後も褒めてまくっていた。


俺は頭を掻きながら、世界の偉人に感謝をしたのだが、しかしこれ以上やると、金持ち丸出しになりそうなので、後は壷でも作り、花でも飾ろうと言うと、フィーナはその意見に賛成したので、玄関ホールはひとまず完成となった。


それから、夕食を食べ終えると、お風呂に入りたくなったので、フィーナにお願いして、お風呂を用意して貰った。


湯船に浸かり、『やっぱり日本人は、風呂だよな』と考えていると、脱衣所から声が聞こえた。


「タクト……昼寝しちゃった時、タオルケットを掛けてくれてありがとう。感動したから背中でも流そうか?」


「いや、普通に無理だから」


そう間髪入れずに答えると、もう「タクトの意地悪!つまんないわ」と言って、ふて腐れて脱衣所から出て行った。


なんだか、お風呂の用意をして貰った後、悪巧みをしていた顔をしていたので、嫌な予感はしたのだが、まさか、そんな企みがあったなんて思いもよらなかった。


その後、お風呂を出た後は、何ごともなく静かに終わり、今日も色々と濃い一日だったので、二人とも早めに就寝したのであった。



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