#81領土献上
神武天皇即位紀元183年(紀元前577年)
サチ国は民衆からのデモを無視したため、溜まりに溜まった国民の怒りが爆発。
国民は反乱軍を結成し、打倒サチ国を掲げた。これにサチ国正規軍は立ち向かったが、
正規軍の兵士が何人も寝返り、反乱軍は日本皇国からの援助を受けているので、正規軍は壊滅、
サチ王家は追放された。こうして、サチ国は滅亡し、後にこの出来事は「183年の変」と呼ばれた。
その後反乱軍は日本皇国への臣従を願い出て、日本皇国はそれを承認。旧サチ国の領土は
日本皇国へ編入された。九州を平定した日本皇国は壱岐、対馬、南西諸島へと領土を
拡大させていった。
日本皇国サイド
沖縄県、小笠原諸島、伊豆諸島、隠岐諸島を領有化。北海道へ向かうにはまだ早いので
離島を領有化しておいた。基本的に船で島を巡るだけなので簡単だからな。
しかし、反乱軍が国を倒して臣従してくるのは予想外だったな。サチ国が弱りに弱ったときに、
一気に侵略しようと思っていたのだが、無駄が省けた。
南の地を手に入れたから、南国の果物などを育てる。主に、サトウキビ、マンゴー、
バナナなどだ。これで砂糖が手に入ったので主な調味料はコンプリートした。
南国の果物を取り寄せたが、やはり現代のようにはいかず・・まだ原種なので、腐りやすい、
寒さに弱い、風に弱い、美味しくないなど負の要素しか感じられない。品種改良が必要だな。
沖縄県では、ゴムの木も育てる。さすがに静岡県ではゴムはほとんど育たず、取り寄せだったからだ。
亜熱帯だったら少しは育つのじゃないか?さすがにインドやセイロンのようにはいかないが。
沖縄は、日本、フィリピン、台湾、朝鮮などのちょうど中間辺りにあるので、貿易などの中継地に
するのが最適だな。まあ、アジアはまだ中国以外にろくな国はないけど。
アイヌ民族との交渉のためにアイヌ語の通訳を用意した。俺もアイヌ語は分かるが、
古代アイヌ語は俺でも教えられないし、わざわざ現地まで出向くのも駄目だからだ。
青森県にアイヌ民族の人がいたので、その人に日本語を教えて通訳にしておいた。
国土増産計画を開始。どういう事かと言うと、山などを転がし、その土で海を埋め立てて国土を
増やすというものだ。
水産資源が・・・という問題もあるが、とりあえず歴史上でも要らない山を転がして、
要らない沼などを埋め立てる。
江戸時代とやっていること一緒だな。とりあえずこの時代に国際法がないので早めにやっておく。
国際法ができると、人工的に埋め立てた土地は領土と認められないからな。