表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/86

#7稲作

ようやく国造りが始まります。

次に人口問題だ。この村の人口をちゃんと調べたら36人だということが判明した。

このことから分かるように人口がとても少ない。結局は人がいないと何もできないので早急に

解決したい。


これを何とかする為、女は最低4人を産むことを義務付けた。これに伴い、必要な家の数、必要な

食糧が増えてしまう。なので男は必要な土地の開拓、住宅の建設をさせる。必要な材料、道具は

取り寄せでどうにでもなる。住民フル稼働で、明らかなる過重労働だが、それを気にする人は

誰1人いない。


それと建築技術も向上させる。柱が腐食しないように礎石を埋め、骨組みは十分にある木の柱にし、

屋根は茅葺きにする。これで耐震性上がるし、見た目も立派になるだろう。


次に食糧問題。この村ではまだ農業をしていない。やはり狩りでは安定しないからな。だがこの辺は

川が近くにあり、割と恵まれた土地なのでやりがいはある。まず村人に農業を教え、土地を開墾し、

近くの川から水を引き、水田を作る。とりあえずジャポニカ種に近い種を取り寄せ、それを植える。

ちゃんと害虫対策を怠らないよう指導したのでそれの心配はあまりない。だが台風などの災害の

危険性もある。こればかりはどうしようもない。しかし生産性、生産力が安定するまで時間がかかる

だろう。まだ最初なのでしょうがない。


人口が増えるのに合わせ、いつかは戸籍を作りたい。まだ管理に余り困らないがのちのち大変に

なるだろう。だが、この時代の人に名字はなく、ただ名前を名乗っているだけだ。

なのでここの村人全員には「葛城(かつらぎ)」という名字をつけ、この村を葛城村と名付けた。

ちなみにこの名前には特に意味はない。最初に必要なことはこのぐらいだ。

あとは人口が増えるのを待つだけ、食糧が足りなくなっても取り寄せで何とかなる。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ