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#59保険制度

神武天皇即位紀元140年(紀元前520年)

京都府、奈良県、和歌山県を領有化。近畿地方にも領土を広げた。近畿地方まで来ると

温暖な気候になってきた。それに対し、北の方は寒いので、当分北上はしないだろう。

奈良県を調査したが、天皇家がいるような事は全くなかった。やはり、大国主神が言って

いたことは本当だろう。


市町村の基準を変える。何故なら、この何十年で人口は大幅に増えたからだ。

人口1500人以上が市、1000人以上が町、それ以下が村だ。全体的にかなり底上げされている。

ちなみに現在の日本皇国の人口は5万人程だ。


ついでに領土の区分も底上げ。領有化してから60年以上が1等領土、40年以上が2等領土、

40年未満を3等領土とした。国が発展し、初期にやる事業なども増えたからな。

こうすることで、現地住民をより洗脳させることができる。


保険制度を開始。現代と同じで国民皆保険をとる。種類は医療保険、労災保険、損害保険、

健康保険、国民年金などだ。種類も基本的に現代と同じ。ただし、国民保険は現代では

65歳から受け取れるが、この時代の平均寿命は短いので50歳からになる。保険料は所得が

低い分、安くなる。


ついでに金融庁を設立。保険契約に必要だから造った。今は金融についての仕事はないが、

後に株式なども始めるので今から造っても問題ない。


当たり前だが保険制度も社会保障の内なので、弓削教に入信していなかったり、前科がついたら

社会保障を受け取れなくなる。いや、これは普通に社会で詰むな。というわけで、制限を緩くする。

前までは前科がついた時点でアウトだったが、前科2つ目までは許し、3回目からは

社会保障が受け取れなくなる、とした。何事も3度目はなし、というわけだ。ちなみに、弓削教

への入信については譲るつもりはない。日本人(日本皇国人)である以上は俺を信じなければ

いけないからな。じゃないと命令を聞かなくなるし。


神社の建設も順調。各地に弓削神社が点在している。新たに支配下した3等領土もだ。

やはり宗教的なシンボルは必要だ。身近に俺の存在を感じられれば信仰心も多分、高まるだろう。


5万人も人がいると昔みたいに労働力に困ることもあまりなくなってきた。平和に暮らしていれば、

の話だがな。国が大きくなれば、いつか大陸が攻めてくるかもしれない。大陸の方がずっと人が

多いからな。おそらく現時点の日本皇国の技術力は世界一だがまともに戦闘準備もできて

いないので、もしかしたらやられるかもしれない。そうなったら国が滅び、俺の国造りも終了

というわけだ。国造り失敗したらどうなるのだろうな。


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