#53養蜂
神武天皇即位紀元70年(紀元前590年)
山梨県全域、神奈川県中部(藤沢市以西)、伊勢湾沿岸部を平定。山梨県は人が少なかったため、
領有化は簡単だった。
領土も広がってきたので、その土地を活かして、新しく野菜を育てていく。主に人参、南瓜、
大根、胡瓜などの栽培を始める。これで食生活も更によくなるだろう。
山梨県は、現代同様、葡萄や、桃などの果実の栽培をする。今まで、果実の栽培はあまり
していなかったので、国民に普及すれば、栄養バランスも良くなるのじゃないか?
今まで、甘いものがあまりなかったので、養蜂を始める。それに使う蜂は、二ホンミツバチ
にした。セイヨウミツバチに比べ、蜜の量は少ないが、しょうがない。
養蜂に向け、二ホンミツバチの家畜化を開始した。そうしないと、刺される可能性が多々ある。
蜜蝋を原料としたロウソクを開発。蜜蝋とは、蜂の巣を構成する蝋のことだ。今までもロウソクは
あったが、それは松脂などで作られていたが、こっちの方が低コストなので、これから
蜜蝋製のロウソクを作っていく。
乳牛の数が増えてきたので、乳製品の開発をしていく。バター、クリーム、乳脂、チーズを開発した。
バターとクリームは調味料として使う。乳脂は、石鹸をつくるための材料、チーズは食用だ。
この中でも重要なのは、乳脂。何故なら石鹸の材料になるからだ。というわけで、石鹸を開発。
今までは技術レベルの低さ故に、石鹸から、かなりの獣臭がして、使い物にならなかった。
臭いは、香料で誤魔化しておいた。石鹸によって、感染症などのリスクが下がるので、
皇国商会で大々的に売り出した。
陶磁器を開発。今まで食器類は須恵器だったが、ついに進化できた。陶磁器の方が、硬くて、
見た目も真っ白で美しいので食器は、完全に陶磁器に移行した。もちろん、1皿のコストが
高いが。
治水、利水の為にダムの建設を開始。まだ現代のようなダムとはいかないが、ちゃんと水量を
調節できる。砂防ダムも近々造る。ダムが完成すれば、大洪水の時に、被害が減る。
今までも川の治水のために堤防を造っていたが、それでも限度はある。
利水の為に、ため池も造った。こっちは、ダムみたいな大型建築じゃないし、各地に造れる。