#46貨幣
神武天皇即位紀元45年(紀元前615年)
ついに貨幣を導入。貨幣は硬貨のみで、1円硬貨、10円硬貨、50円硬貨、500円硬貨の
4種類だ。刻印は日本国が日本皇国に変わっているだけ。絵柄も現代のもののパクリだ。
平等院鳳凰堂とか、この時代の日本にないが、国民には「こういう建物もある」と説明
しておいた。
貨幣は現代同様、造幣局が製造する。この時代、現代と比べ技術レベルが低いので
偽造防止のための工夫などされていない。なので対策として貨幣偽造をした者は無期懲役
になる、と書いておいた。
経済産業省を設置。経済の発展の促進などをしていく。こちらも、現代とほぼ仕事の内容は
同じだ。
お金の価値に関してだが、同じ円でも価値は違う。日本皇国の円は、現代日本の円に比べ
価値はおよそ20倍。つまり日本皇国の1円は現代で言う20円ほど。500円は現代で言う
10000円ほどだ。
労働基準法を制定。最低賃金、労働時間の上限などを決めないと、必ず酷い待遇の工場などが
出てきて、ストライキなどを起こしかねない。他にも、過労死などが起こるかもしれないからな。
税制を貨幣導入により大幅に変える。まず国民には労役の義務があったがこれを廃止。
代わりに所得税、法人税、相続税、贈与税、住民税、固定資産税、入湯税などを制定。
日本皇国は中央集権国家なので地方税はなく、全部国税にまとめてある。
それぞれにちゃんと税率が決められていて、例えば所得税では、収入によって3段階あり
高、中、低と決められ、高は30%、中は20%、低は10%となっている。
ちなみに農民は引き続き年貢を納めなければいけないが、所有する農地への固定資産税は
免除される。更に、農業用の道具も無償で配給される。他にも、農業全体を助けるために
農業協同組合を設立した。
今までは米がお金の代わりだったが、それを全部変えて、日本皇国円にした。
刑法の罰金のところも日本皇国円に直しておいた。貨幣ができると貧富の格差も出てくる。
こればかりはしょうがない。みんな同じでは経済は発展しない。
それでも低所得者を助けるため生活保護制度を制定。貧しい人は、それを役所に申請し、
受理されれば補助金が出る。生活保護制度も社会保障の内なので、弓削教に入信していない
国民(そんなのいないが)や前科がついている国民は生活保護制度も受けられなくなる。
厚生労働省を設置。社会保障などの管理、労働条件や労働環境の整備、国立病院の管理など
をしていく。