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#45司法

神武天皇即位紀元43年(紀元前617年)

そろそろ貨幣を導入したいが、貨幣は経済がスムーズになるが、それと同時にお金を

巡った争いが起きる。大きな力を得ればそれ相応のリスクを背負うことになる、というわけだ。


そんな争いを解決するといえば裁判所なので裁判所を設置。今みたいに簡易裁判所、

地方裁判所などはなく、最高裁判所しかまだない。民事裁判、刑事裁判、ともに行う。


検察庁を設置。言わなくても分かるが、業務は現代と同じ。


司法試験の実施を開始。現代同様、裁判官や検察官、弁護士になるには司法試験に

受からなければならなければいけない。司法試験は現代ほど難しくないが、この時代の

水準から見れば難しい。


司法について整えたので、刑事事件の流れを、現代と同じにした。事件が発生すると、

警察が捜査し、犯人を逮捕拘留、検察が起訴し、裁判になる、という流れだ。

これまでは警察しかいない単純な流れだったが、ようやく現代っぽくできた。

何せ教育レベルが低かったので、みんな法律なんて分からなかったからな。


貨幣を作るには、もちろん金属が必要。なので銅、錫、鉛、金、銀などの鉱物の採掘を開始。

鉱山の場所は分かっているので問題ない。現代の日本は鉱物資源が地上にあまりないが、

それは明治時代に富国強兵政策の下で日本の鉱山を一気に開発し過ぎたせいだ。つまりこの時代

の日本にはたくさん資源が眠っているというわけだ。


銅と錫の採掘に成功したので、青銅を作った。青銅は銅と錫を3:1で混ぜた合金だ。

青銅は融点が低いため、加工しやすい金属なので古代から使われてきたが、鉄の方が頑丈なため

鉄に取って代わられている。俺のところでは最初から青銅なんて使わず、鉄を最初に製造したので

青銅のニーズはなかった。ここに来てやっと青銅を使う時がきた。現代でも10円硬貨は青銅で

出来ている。


銅などの精製過程できちんとした処理を行わないと亜硫酸ガスという毒が発生し、

大気汚染や公害病の原因になる。もちろん処理は行うが、それでも亜硫酸ガスが

発生することはあるので環境省を設置。環境省は環境の保全などをしていく。


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