#29警察と刑法
国土交通省を設立。こちらも現代とやることは同じ。主に国土の開発をしていく。
これは今まで俺が全部指示してきたが、河川の整備、港湾の整備など俺が言わなくてもいいような
ことは国土交通省に任せる。一応マニュアルもつくってある。
警視庁を設立。ついに警察権を持った組織ができた。まだ人数は少ないが立派な警察だ。
それと刑法も制定した。内容は言うまでもなく現代とほとんど同じ。
一部現代より罪を重くしたり軽くしたりしてあるが。しかしまだ刑務所を建設してないのと、
ただ牢に閉じ込めておくのは無駄なので刑は罰金(米)か労役だ。
捜査から求刑までの流れだが、裁判所や検察がないので今と大分違う。まず、事件が発覚すると
警察が犯人を特定し、身柄を拘留し罪を認めればればそのまま警察が刑法に乗っ取り、処分する。
認めなければ再び捜査し、証拠、証言を集め、処分する。現行逮捕も同様。
自首すれば減刑になる。再捜査での犯人が被疑者だった場合、刑は重くなる、というような感じだ。
今は社会が現代ほど複雑ではないのでこれで十分だろう。誤認逮捕の心配はあるが、
別に問題ないだろう。実際現代の誤認逮捕のほとんどは痴漢だしな。警察は捜査だけではなく
首都や俺の家の周辺の警備も警察が担当する。警察の武装は主に剣や槍だ。あと警察や官僚の
採用方法だが、それぞれの学部を卒業すれば各省庁に入れる。今は人手不足だからな。
でも省庁の長官は俺が指名するけどな。
ついでに民法も制定。総則、物権、債権、親族、相続など・・かなり内容が濃いのでつくるのも
一苦労だ。民法では、結婚は一夫一妻制とかの国民に関することについて書いてある。
内容は、現代とほぼ同じだが、結婚できる年齢は男女18歳に揃えておいた。