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#27製紙

技術が進みすぎな気もしますが

気にしないでください。

そろそろ紙を開発する。やっぱり紙がないと不便すぎる。記録をするにも木の板じゃ無駄に

かさばってしまう。開発するのは洋紙ではなく寿命が比較的長い和紙。


原料は大量にある麻を使う。紙づくりに必要な道具も作らせ、繊維を固めるのに必要な糊も

開発する。適当にじゃがいもや米をすり潰しでんぷん糊のようなものを作らせる。

ちゃんとくっつくし、これでいいだろう。紙づくりには大量の水が必要なので紙の製作所は

川の近くにつくった。紙の作り方の手順は面倒なので省く。まず麻を柔らかくしたりなど、

色々と工程があるからだ。こんなものを発明した中国人は偉大だな。


とりあえず紙職人を雇い、方法を教える。工程が難しいため理解できるか不安だがなんとか

分かってくれた。「帝は何でそんなことまで知っているんだ?」と言われたがこんなこと

言われるのは日常茶飯事。何か教えるごとにこう言われる。俺は「神だから」と返すだけ。

早速作らせてみるが、第一号は完全に失敗作。紙を作るのは難しいので実用化には時間がかかる

だろう。


紙の実用化はまだだが、煤と膠で墨をつくり、水を加えて墨汁をつくった。それと筆を開発した。

本来は山羊や馬の毛を使うが今の日本にいないのでイノシシの毛で代用。歯ブラシと材料が完全に

同じだがそれは気にしない。既にイノシシは繁殖できているので、しばらくはイノシシの毛を

使うことになるだろう。


ロウソクを開発。原料は松脂などで作った。原始的だが今はしょうがない。今までの灯りは

ほぼ松明だけ。これでは火事の危険大だし、持続性もない。そもそも夜になったら寝る、という

考え方が一般的なのであまり灯りの必要性も感じていないのだろう。これで夜でも

作業しやすくなったので効率性も上がるだろう。




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