#26大豆製品
交通の発展、輸送技術の発展などと伴に主な街道で行商のような人が現れてきたので市場を
つくっていく。都市部などでは生活雑貨など、漁村では魚や貝の市場をつくった。まだ貨幣は
ないのでまだ物々交換だがな。
なぜ貨幣をつくらないかというと、単に面倒だからだ。まず、税制を変えなければいけないし、
労働に関する法律もつくらなければいけない。他にも色々なことが変わるからな。
市場ができたことにより、物がより中心部の村などに集まるようになった。
村の賑やかさも増していく。
この情報を聞きつけたのか島田市、焼津市辺りの2村が日本皇国への併合を願い出てきた。
確かにこのまま不安定な生活を続けるよりかなり文明が進んでいる日本皇国に入った方が
生活の豊かさが増すしな。この2村による情報では島田市、焼津市に他に村はないとのこと。
これにより島田市、焼津市の領有化を宣言した。
次に食生活を更に豊かにする。最近は野菜も食べられるようになったがそろそろ大豆製品を
食べたい。特に醤油と味噌と豆腐。豆腐はさすがに今の技術では作れないので諦める。
15年も味わってないとあの味が恋しくなるものだ。何せ俺も日本人だからな。
だが大豆はまだ日本に伝わっていない。それは取寄せできるのだが、味噌や醤油を作るには
麹が必要。今の世界に麹をつくっているところはどこもない。なので大麦の栽培を開始。
大麦を発酵させれば麹ができる。大麦用の千歯扱きも開発した。収穫は当分先だが、
ある程度の数は取寄せで賄える。大麦を発酵させ、麹をつくり、それを使って醤油と味噌を作れた。
発酵の時間が短かったため味は良くないがこれから徐々に改良していく。これで料理の
レパートリーが増えるので満足だ。それと大麦の使い道を増やすため麦茶を開発。
これにより水しかなかったが麦茶を飲めるようになった。