#24建築と建材
すいません、この話が抜けていました。
神武天皇即位紀元12年(紀元前648年)
ようやくインフラ整備も落ち着き、人材が少し余ってきた。なので高校、大学を建設していく。
高校は中学とほとんど同じ。中学の更に応用的な授業をする。違うのは、留年や退学が
あること。でも留年や退学はよほど成績が悪い限りない。犯罪など問題を起こすと即退学
だがな。今みたいに高校受験はなく、誰でも入れる。それと義務教育を6年から9年に延長した。
大学ではこれまでと大きく異なり、面接、入学試験がある。学部などもなりたい職業に合わせ、
選ぶことができる。学部の中で一番難しいのは警察・自衛隊・官僚のコースだ。
そりゃあ国の重要な仕事を担うのだから難しくないとダメだよな。
高校や大学は大きいため、これまでの建材では耐久性などが心配だ。礎石では
大きな花崗岩を使う。木材は、堅い樫の木を使う。それと屋根瓦も開発した。屋根瓦は
整えた粘土を素焼きしたもの、にする予定だったが、素焼きだと土の色そのままであまり綺麗では
ないので、釉薬を開発。これを素焼きの瓦に塗ることで和風の日本家屋らしい瓦になった。
これを高校や大学に採用し、俺の家の屋根も茅葺きから瓦に葺き替えておいた。
やっぱり屋根瓦はいいな。雨の日に雨漏りもしないし、雨の遮音性も高い。つくるのにかなり
費用がかかるのが難点だが。
それと雨どいを開発。屋根瓦は雨を吸収しないため雨どいがないと防げない。雨どいと
言ってもただ竹を割っただけだがな。
レンガを開発。ただ粘土を焼いただけのものだ。今のところ、建材で使う予定はない。
使うとしても、炉などに使うだけだ。
ガラスを開発。砂を焼くだけかと思ったら、意外と工程が多い。現代のものとは違い、
不純物混じりであまり綺麗ではない。