明日を夢見て。
初投稿です。至らない点が多々あると思いますが、最後までご欄いただけると嬉しいです!
短いのでささっと読めるかと思います。
ガタガタガタ……暗い森の中を馬車はひた走る。 馬車の進む音のみが響き渡る静かな深い森。
(どこに向かっているんだろう…) 少女の胸の中は不安でいっぱいだった。
少女の名はマイナ・アルア
彼女はいつも通りの生活を送っていたはずだった。
そう______あの日が来るまでは。
「お母さん!たくさん採れたよ!」
「まぁー!すごいね!じゃあ今日はせっかくマイナが取ってきてくれたし
この山菜を使った料理にしましょう!」
「うん!」
マイナはまだ知らない、この先の未来のことを_____。
「うそ…でしょ…ねえ!誰か!だれか…」
マイナは泣き崩れた。目の前の光景に、あまりにも悲惨すぎる母の亡骸に…。
そう、村狩りだ。弱者は切り捨てられる時代、
そんな時代に勝ち残れない者は強制的に村を形成させられ共同生活をさせられる。
その村を最近襲う事件が増加していた。いつしか人々はそのことを
村狩りと呼び恐れていた。
マイナの住んでた家もまたそのような共同生活の村だった。
「いやぁーお嬢ちゃん可愛い顔が台無しだよぉー?
さぁこんな汚いとこにいないで、僕と一緒に来ないかい?」
「いや!触らないで! こっちに来ないで!」
「あれー?また随分と嫌われたもんだねぇー?
まぁ行かないとは言わせないけどね。」
「やめてー!離して!お母さんを返してよ!ねぇ…
お母さんを……うっうっぐすっうっ……」
「こらーだめだー、おい!さっさと連れてけー!」
マイナにはもう抵抗する力などなかった。
マイナは馬車に乗せられ
そのままマイナは男の馬車に乗せられ森を進むのであった。
かれこれ2時間以上は経ったであろう、マイナの精神状態はもうボロボロだった。
唯一信じれた人を、唯一の味方だった人を失った少女の小さな胸はもうボロボロだった。
(お母さん…助けて怖いよ……)
マイナの願いは誰にも届かぬまま馬車は進み続けた。
辺りが明るくなる頃、マイナは馬車から降ろされた。
「おーい?あれ?大丈夫?目が死んでるよー
今から楽しいとこに連れていってあげるよ!だから元気出して!」
「………」
もう、マイナに返事をする力などなかった
ただただ今の現状に絶望しているしかできないのだ
「あーやっぱダメか…よし!連れてってー!」
マイナは無理やりとある建物に連れて行かれた。
扉が閉まるとその建物にはほぼあかりが入らないほど暗かった
「ここは…どこ…?」
「ん?ここはね君が暮らす新しい場所だよ!」
男は満面の笑みでそういった。
それから3ヶ月…マイナの心にはもう完全に明かりはない。
どこまでも続く黒い闇の心…
幸せは儚い…ずっとこのままであればいいのになんて
理想は通じない。 それがこの世界
汚れきった世界で理想なんて通じない。
マイナは強く心の中で思うのであった。
「おい!立て!お前だ。」
「え…?わた…し?」
「そうだ、お前の事だ。お前は買われたんだ
よかったな新しいご主人様に買われて!
はっはっはっはっはぁー!」
ついにこの時が来てしまった。
来てほしくなかった、できればここで命を絶ちたかったのに。
マイナは言われるがまま牢獄の外にでて一枚のボロ布を
着させられた。
「君が、マイナだね?よろしく、君と暮らす事になった
シャニア・スミスだ。」
彼は笑っていた、私をみて__。
「こいつはまだ処女ですので夜のお相手だって大丈夫です!
なんなりと言ってやってください!
毎度ありー!」
「そら、どうも」
新しいご主人様は短く返事を済ますと私の手を引いて建物の外にでた。
外にでたのは何ヶ月ぶりだろうか、太陽がとても眩しく感じた。
なぜかご主人様は何も喋ろうとしない。
しかし私も命令がなきゃ何もすることができなかったので
ご主人様の家に着くまで無言のままだった。
「よし!ここが今日から俺と一緒に暮らす君の新しい家だよ!」
そう私に告げると玄関の鍵を開けた
木でできたログハウスみたいな家だなと思ったが
ここが私の死ぬ場所なんだ…としか考えられなかった。
「ふーただいまー…じゃあまずはうーん…」
ご主人様は困っていた
何に困っているのだろうと聞きたいが
命令がないと何もできない
私はご主人様の横でただ立っているだけだった…。
だったのだがあまりにも辛くて崩れ落ちてしまった。
「大丈夫!あーごめん!足怪我しているんだったね!
早く治療しないと…」
「えーと命令はたしか…」
ご主人様は私をそっと抱き上げた。
「ふぁっ!あっ…」
「?ごめんごめん」
ご主人様は笑っていた。
こんな醜い私をみて…
どうしてそんなに楽しそうなのだろうか
「あの…私のことは心配しないでください…
このような傷など大丈夫ですので…。」
「何言ってるの!ダメだよ!」
ご主人様は私を椅子に座らせて治療を始めた。
なぜ私なんかを治療する必要があるのか理解できなかった
「にしてもこれはひどいな…他に傷はない?」
「いえ…」
ちょっと背中見せてみ」
「いや!大丈夫です!」
………
私の背中の傷を見てどう思ったのだろうか…
「これは!ひどすぎる…ごめんねちょっとしみるよ」
「うっ!」
この傷を見て
どうして治療してくれるのか…不思議でしかなかった。
「これでよしっと、一様処置はしといたけどあんまり無理しないようにね
………次は…飯だな」
そう言うと、ご主人様はちょっと早めの夕食の支度を始めた
ここまでご主人様は私には何もしてこない
とても奴隷とは思えない対応だった。
「よいしょっと」
私は抱きあげられ椅子につかされた
何をされるのかと思えばあろうことか
なんとご飯が出てきたのだ。私の目の前に。
「命令!今度からは自由に喋ってよし!」
「えっと…この食事はご主人様のものですか…?」
「何言ってるの!それはマイナの分だよ!
おかわりもあるからいっぱい食べてね」
「えっいっいえ…私なんかに…
私は何もいらないですので…」
「いいんだよ、食べな お腹空いてるでしょ?」
ご主人様はそう私に優しく言った。
もう我慢ができなかった目の前に美味しそうな食事があるのに
「はむっ…美味しい…美味しいよぉ…」
「ふふ…よかった!じゃあ俺も食うか!」
私としたことが声に出してしまったようです…
「ふうー食ったー!」
ご主人様は満足そうな顔だった。
こんな美味しい食事を食べたのは初めてだったかもしれない
なぜこんな美味しい食事まで出してくれるのか…
それがマイナには逆に不安でしかなかった。
「じゃあ次は風呂かーさてどーしよ…」
ご主人様はなにか家中を探し回っていた
何を探しているのだろうと思うと
なんと女物の着替えが出てきたのだ。
「じゃあ、まずはマイナが入ってね、ほいこれ
着替えとタオルね!」
「えっとこれは…いえ…私は大丈夫ですので…」
「いいの!ほら入って入って!綺麗な桃色の髪の毛が台無しだよ?」
「あわわわ…えっあのっ…」
そのまま私は抱き抱えられて脱衣所に連れられた
「ですけど…」
「じゃあ命令!風呂に入りなさい!」
「…わかりました…」
命令と言われたら命令なので私は服を脱ぎ(と言っても布一枚ですが)
風呂に入った。 私は自分をみて思った。
(あぁ…体傷だらけだな…もう痛いのはやだな…)
「ご主人様上がりました。」
「おっ、 ちゃんと新しい服は着てくれたのね
ごめんねこんな服しかなくて」
「いえ、服を貸してくださりありがとうございます」
「いいのいいのー じゃあ俺も入るか!」
そう言うとご主人様は風呂に入っていった。
ここまで至れり尽くせりで私の中では少し混乱していた
次は何をされるのだろうとビクビクしている。
だが、私の予想していた事は何も起きず
時が過ぎていく。
お風呂から上がったご主人様はなんだか少しイケメンに見えた
「えーっとごめんベット一つしかなくてさ…」
「いえ、私は床で寝るので大丈夫ですので…」
「あれ?そーなる?まぁいいや」
ご主人様は私を抱き抱えてベットに運び私をなんとベットの上に
下ろしたのだ。
(あー…そういうことか…)
今日私はここで初夜を過ごすのか…だからこんなに優しく…
そう思ったのだが…
「じゃあおやすみー」
えっ?一言だけ言うとご主人様は眠ってしまった
いくら待っても何もしてこないので私も眠りにつくことにした
(大丈夫 あなたはお母さんがいなくてもきっと生きてける
だから強く生きなさい、マイナ…)
「おかあ…さん…」
マイナは自然と涙が出た…そんな私の頭をそっと誰かが撫でてくれた。
「おはよう!朝ごはん出来てるよー」
しまった!私としたことがしっかりと熟睡してしまった。
「ごめんなさい、私こんな遅くまで寝ていて…」
「いいっていいって、マイナもきっと疲れてるだろうし
ゆっくり寝てていいよ」
「それに…寝顔可愛かったよ」 「えっ?」
「ほら、ご飯だぞー!」
私はご主人様がなんと言ったか聞き取れなかった。
「じゃあさこの後、マイナの服でも買いに行かない?
流石にそれじゃーかわいそうだし」
「いえ、私はこれで十分ですので…」
「ダメ!女の子は綺麗に着飾んなきゃさ!ね?」
「はっはい…」
私たちは街へ出た
こんな大きな商店街を見るのはいつぶりだろうか
何もない村で質素な暮らしをしていた私にとって
どれも新鮮な物だった。
「どうした?そんなキョロキョロしちゃって
なんか欲しい物でもあったのかい?」
「いっいえ!大丈夫です!
私の前に住んでいたとこにはこのような
商店街はなかったので…」
「そっか…」
私達はとある店の前で止まった。
「あの…ご主人様ここは?」
「ここはね俺行きつけの服屋で
すげぇセンスがあるんだよ
あっでも覚悟して入れよ!」
「えっと…?」
と考える暇もなく私は店の中へと引っ張られた。
「あら!さしぶりに顔を出したと思えば
その子は誰かしら?」
「えっと新しい家族さ」
「家族?あらあなたに家族なんていたかしら?」
「だから新しいって言ったんですけど、
それよりこの子の服を選んでやってくれ」
「話をそらすとはいい度胸ね、まぁ今回は
多めに見てあげるわ」
「そらどーもですね」
「じゃああなたこちらへいらっしゃい」
「えっあっはい」
私はされるがまま店の奥へと連れて行かれた
しかし引っかかることがある
(さっき私のこと新しい家族ってどういうことなんだろう)
それから大分たってようやく服選びが終わった
なんか凄く疲れた気がする 服選びってこんな疲れたっけ?
「あら、可愛くなったじゃないの フフっ似合ってるわよ」
「ありがとうございます」
しばらくすると見計らったかのようにご主人様が帰ってきた
「おー!可愛い!元々可愛かったけどもっと可愛くなった!」
「いっいえそんな…」
私は少し顔が熱かった。
それからまた二人で帰路に着くのだが
店をでて早々ご主人様が立ち止まった
「よし!」
?どうしたのでしょうか?
急に立ち止まったと思うと元来た道を戻り始めたのです
「どうしましたか?ご主人様」
「いいからついて来てー」
少し歩くとそこにはレストランが立ち並んでいる
「じゃあどこに入るかい?」「えっ?」
えっどういうことでしょうか、まさか外食……?
「いえ……」
「決めないなら俺が決めるぞ!」
そう言うとご主人様は目の前にあった小洒落たレストランに入っていった。
それから私はそこでも好きなものを食べさせてもらい
さらにデザートまでお腹いっぱいになるまで食べさせてくれた。
帰り道ご主人様は私に聞こえない声で言っていた。
「君を守る…必ず…もうあんな生活させるわけには行かない…」
「あの…なにか言いましたか?」
「あっなんでもないよ!独り言だよ!」
それから数日間私は当たり前のように食事が用意され
当たり前のようにお風呂に入れてもらい
当たり前のように同じベットで寝る。
まるで奴隷ではないかのように……。
私はある日の夜ついにご主人様に
言ってしまったのだ。
「どうして何もしなのですか…私はご主人様の奴隷です。
ご主人様が望めばなんでもします、なのにどうしてこんなに優しくして
くれるのですか…」
ご主人様は最初少し戸惑っていたが
真面目な顔でこちらを向き話始めた。
「俺さ、マイナのことなんて言ったか覚えてる?
俺は一回も君のことを奴隷なんて言ったことないし思ったこともない。」
なんで…
「ましてや、マイナを奴隷にしてどうこうなんてマイナを買う前から
思ってやいない。」
なんで…
「何回も俺は言ってるけど君は俺の…」
「どうしてですか!なんで…どうしてこんなに優しくするんですか!
私は怖いです。 (あぁ…) あなたに優しくされただけ私は恐怖が増すんです
優しくするってことはそれ以上の痛みがあるって…(言っちゃた…)
そう思って仕方ないんです…私は奴隷です。あなたの奴隷なんです!
こんな優しくするくらいならいっそもう殺してください…私なんか…
私なんかが……うっうっうっくうっ…」
言ってしまった、感情任せに全部言ってしまった
もう後戻りはできない…もう言ってしまったのだから
「ねぇマイナ、君はさ自分のことこんな私とか私なんか
とか言って自分を蔑んでない?
人にはさ、それぞれ特徴があって個性があるわけで
それはもちろんマイナにもあるわけでさ
例えば、礼儀正しいとか、可愛いとか、寝顔が可愛いとか
歩く姿が可愛いとか…あれ後半可愛いしか言ってないな…
まぁとにかくさ誰にだって個性があるってこと」
「そんなの関係ないです!私はあなたの奴隷
地位には関係なく私は奴隷という物なんです!
無理に甘やかさないでください!
いいんですもう…早く私を殺して………」
!?
突然私をご主人様は正面から優しく抱きしめてくれた。
「何するんですか…うっうっやめてください…」
「やめねーよ
奴隷?物?そんなの見た目だけだろ
俺はマイナを買った、君に幸せになって欲しいから
君が辛い思いをしているから、俺は君に幸せになって
もらいたいから!
もう一度はっきりと言う!君は俺の家族だ!奴隷なんかじゃない!
もう一緒に暮らした時点て君は俺の家族なんだよ!」
「はっ…」
だからさ、これからはいっぱい笑って
いっぱい遊んで、時には辛いことも苦しいことも
あるかもしれない、でもそれは家族なんだから
一人じゃない、俺がいる」
「でも…」
「困ったら、何かわからないことがあったら相談してくれ
まぁ答えられることがあれば答えるし、わかんなかったら
一緒に悩めばいい、いくらでも付き合ってやるよ!
あっでも俺も困ったらマイナに相談するかもしれない
いや!する!」
「私に答えられることなんて何にもありません…」
「そんなの相談しなきゃわかんないだろ?絶対俺より
マイナの方が詳しいことなんてあるはずだし、
一人で悩むより二人の方がいいじゃん?」
「でも、私はご主人様に頼りっぱなしで
何にもできてなくて…」
「それでもさ食べた後の食事は片付けてくれたり
掃除とかも手伝ってくれたじゃん?
それだけで支えあってるわけだよ
お互いにできないとこをフォローしあって
暮らしていくのが俺は家族だと思うよ
今何もできないって思うなら今から頑張ればいい
できる範囲でなら教えてあげるからさ!
だからさ、明日はいいことあるって未来はまだまだ
捨てたもんじゃないぞ!って思って過ごしてみ、
神様は頑張ってるマイナを見捨てたり
しないからきっといいことが起きる!
因みに俺は今までそう思って生きてきたぞ
そしたら、俺はマイナという少女にであった
ほら神頼みも悪くないだろ?」
「それでも私には未来なんてありません
私はお母さんが死んでしまった時点でどう生きれば
いいかわからないんです。
その時点でもう私には…」
「ほらまたそうやって
お母さんが亡くなってしまったのは
本当に悲しい事だと思う
俺もさそういう経験があってさ
親がいないんだよ」
「え?」
「俺もさ村出身でそういう苦しい生活を送ってたんだよ
そしたらさ、いきなり変な男たちがやってきて
次々に村の住人たちを殺して
家を焼き始めたんだよ」
「それって…」
「そう、村狩りってやつ。それで俺は両親と弟を失った
その後案の定教師やってるていうおっさんに引き取られてさ
そんときは本当に俺も死のう死のう思ってたよ
でもその教師のおっさんがさ
お前はそうやって過去の記憶を背負いこんで下を向いている
でも過去をいくら振り返たって戻ってきやしない
だったら前向いて明るい明日を夢見て過ごせ
そうすりゃいつかいい事が必ずある
それまで待て根気よく
そしたら神様はきっとお前を救ってくれる
ってさ、それ以降俺はおっさんの言う通り
物事を前向きに考えて、過去のことでもう
悩まないことにしたんだよ
最初は辛かったよ…
それから俺は考えたんだよそしたらおっさんの言う通り
いっくら過去振りたってそのことは事実でそれが変わることがないんだって
だから前向いて生きた。ひたすらに
そんな最中に村狩りにあった少女が奴隷になったって
同じ思いをした少女が奴隷になってこれから
苦しい生活をしていくなんてあまりにもつらすぎるって思って
居ても立っても居られなくて君を買ったのさ」
「私なんかを買っていい事なんてありましたか…
何か生活が変わりましたか…
こんな使えない落ちこぼれなのに…」
「そりゃーもちろん!
大きく変わったよ!
一人住む人が増えるだけでこんなに違うんだなぁーて
それに俺はマイナが元気に笑う姿を想像したらさ
俺はいくらでも頑れる」
「でも、でも!私は…弱くて、」
「それでもいい」
「役立たずで」
「これから頑張ればいい」
「こんなに醜くて…」
「大丈夫!超可愛い。」
「えっ!?」
「だからさ前向いて、笑って、考えて、
助けあって、時には喧嘩したりさ
そして、明るい明日が来ますようにって願って
そんな生活してこうよ!
これからさ!」
「…ううっうっ怖かった…
ずっと怖かったいつ何されるかわかんない生活に
もうすぐ死ぬのにいつまでたっても私は甘やかさせれて」
「おう」
「ご主人様は私を助けてくれた、もう、死のうってこんな傷だらけの私なんか
が生きる価値なんてないって思ってた。」
「うん」
「だから…ありがとうございます…ううっううっうっ本当に…
うっありがとうございます…うっううっ」
ご主人様は抱きしめたままそっと私の頭を撫でてくれた
涙が溢れた。もう出ないじゃないかってくらい
もう私を褒めてくれる人なんて絶対に現れないんじゃないかと思った
絶望しか、もう後死ぬだけしかないかと思ってた人生がご主人様と出会って
大きく変わった。 暗闇にいた私の心を柔らかく包みこんでくれた
この瞬間心の闇が希望の光に変わった
私は絶対にご主人様についていくと心に誓った。
私が泣き止むまでご主人様はずっと待っていてくれた
ご主人様は私を見つめ直してこう力強くいった
「ふっ…よし…じゃあ!
この先何があるかわからないけど
俺と一緒に
明るい明日を願って一緒に
暮らしてくれますか?」
「 すーはぁー………
はい!ご主人様!」
「よし!じゃあ今日はもう遅いし寝よう!おやすみ…」
「おやすみなさい、ご主人様…」
ご主人様は私が寝るまでずっと手を握ってくれた。
あったかい…
お母さん私は幸せです。 とても素敵なご主人様と出会えて私は今、とても幸せです。
だからそんな私たちをいつまでも天国で見守っててね________
はい、この二人は仲良く暮らして欲しいものです。
続編書くことにしたのでいつか書きます(多分)
そのときはまたよろしくお願いします。
最近気温の変化が激しくてつらい……