希望の船出13
最新エピソード掲載日:2026/10/13
神島とあかりは、シーソー構造を「次世代型ストラクチャード資産(シーソー補完型資産)」という新しい資産クラスとして定義し、渡辺の求めに応じて具体的な「3大自動調整ルール」を示す。金利変動の許容レンジ±1.5%、傾斜超過時の自動リバランシング、異常流動性ショック時のサーキット・ブレーカーと信託バッファ積立金による買い支えである。理財局長の金子らは完成形と評価するが、直後に国際決済銀行(BIS)のファルク議長から連絡が入り、この資産を自己資本比率規制上リスクウェイト100%の対象とする方針が告げられる。審査会合は明後日。神島とあかりは、バーゼルに直接乗り込んで実証を示すため、スイスへ出発する。
第十三章:補完の回路
2026/10/13 16:31